研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
超臨界二酸化炭素によるダイズイソフラボンの抽出と、脱脂した大豆かすの豆乳への活用
この研究で著者らが取り組んだのは、大豆に含まれるイソフラボンをどのように取り出すかという課題です。イソフラボンは大豆に含まれる成分の一群で、この研究では5種類が測定の対象となっています。
公開日: 2026年09月18日 09:41
ブルーベリー搾汁かすから有用成分を取り出す──コリン塩化物系溶媒と処理条件の比較
ブルーベリーを低速圧搾してジュースを作ると、皮・種・残った果肉からなる湿った搾りかす(ポマス)が残ります。ポリフェノールなどの成分は果実の外側の組織に多く集まるため、この搾りかすには色素や食物繊維とともに有用な成分が残っています。著者らは、これを廃棄物ではなく二次原料としてとらえ、成分を回収する方法…
公開日: 2026年09月18日 07:18
ショウガ科植物アルピニア・メンハイエンシスの根茎に含まれるポリフェノールと、その抗酸化・酵素阻害の働きを調べる
ショウガ科のアルピニア属(ハナミョウガ属)には230種を超える植物が知られており、その多くはアジアの熱帯・亜熱帯地域に分布しています。ナンキョウ(A. galanga)のように香辛料や薬草として利用される種もあり、各国の伝統医療でさまざまな不調の手当てに使われてきました。
公開日: 2026年09月18日 06:46
腸と皮膚をつなぐ「腸内細菌由来の代謝物」——食事由来成分と皮膚の加齢をめぐる総説
この論文は、腸と皮膚のあいだの双方向のやりとり(著者らが「腸-皮膚軸」と呼ぶもの)を、腸内細菌を中心に据えて整理した総説です。腸-皮膚軸とは、腸内細菌叢、細菌による代謝、免疫の調節、そして皮膚の生理機能が互いに影響し合うつながりを指します。
公開日: 2026年09月17日 13:19
コーヒーの成分は腸内細菌とどう関わるのか──腸内微生物と代謝をめぐる総説の紹介
コーヒーは世界で最も広く飲まれている飲み物の一つで、著者らはこれを生体に働きかける成分の主要な食事由来源だと位置づけています。具体的には、カフェイン、クロロゲン酸類、トリゴネリン、消化されにくい多糖類、そして焙煎の過程で生じるメラノイジンといった成分が挙げられています。
公開日: 2026年09月17日 13:10
脳卒中とカテキン――基礎研究で示された神経保護のしくみと、臨床応用に向けた課題を整理した総説
脳卒中は死亡や後遺症の主要な原因でありながら、使える治療の選択肢は限られている、と著者らは研究の背景に述べています。そこで注目されたのがカテキンです。カテキンは植物に含まれるポリフェノール(植物由来の天然成分の一群)の一種で、神経を保護する働きが確認されている化合物だと論文は説明しています。
公開日: 2026年09月17日 12:54
紅参の多糖類に関する研究をまとめた総説 ― 調製法・構造の特徴と免疫調節作用
紅参は、オタネニンジン(ジンセン)を蒸して加工した製品です。著者らは、この加工の過程を経ることで、紅参に含まれる多糖類が、もとのオタネニンジンの多糖類とは構造や生物活性の面で異なるものになると説明しています。多糖類とは、糖がたくさんつながってできた大きな分子のことで、植物や食品の成分として広く存在し…
公開日: 2026年09月17日 12:50
ダイジョウ(アマドコロ)粉末の品質はどう決まるのか——真空マイクロ波乾燥と押出加工を組み合わせた加工法の紹介
アマドコロ(Polygonatum odoratum)は、その根茎を乾燥させたものがアジアで広く使われてきた、薬用にも食用にもなる植物です。著者らによれば、現在の市販品はスライス状や細切り状が中心で、そのことが用途の広がりを妨げているといいます。
公開日: 2026年09月17日 12:46
キウイフルーツの機能性成分をヨーグルトへ 天然溶媒による抽出と糖質分解酵素の試験管内評価
2型糖尿病は世界的に増え続けている健康課題です。国際糖尿病連合の報告として、論文は2024年時点で20〜79歳の成人およそ5億8900万人が糖尿病とともに生活しており、2050年には8億5300万人に達すると見込まれていることを紹介しています。既存の薬物療法は血糖管理に有効である一方、長期使用に伴う…
公開日: 2026年09月17日 11:35
キンモクセイ果皮のアントシアニン:シアニジン-3-O-ルチノシドを主成分とする色素系の組成と性質
研究チームは、キンモクセイ(Osmanthus fragrans)の果実の皮を、アントシアニンを利用した天然着色料の原料として使えるかどうかを調べました。アントシアニンは、果実や花の赤〜紫の色のもとになる植物色素の一群で、食品の色づけに使われる天然色素としても知られています。キンモクセイは花の香りで…
公開日: 2026年09月17日 10:45
植物たんぱく質由来ペプチドは「機能性食品」になれるのか——研究の現在地を整理した総説
豆類や穀類、油糧種子などの植物たんぱく質には、消化や酵素分解、発酵などによって切り出される短いアミノ酸の連なり(ペプチド)が隠れています。こうした「生理活性ペプチド」は、血圧や血糖、酸化ストレス、炎症などに関わる働きが数多く報告されてきました。著者らは、この分野で足りないのは新しいペプチドの発見では…
公開日: 2026年09月17日 09:17
果実の搾りかすを活かした乾燥フルーツロールの試作と評価
ジュースやワインを製造すると、皮や種などが混ざった固形の残りかす(ポマス、搾りかす)が大量に生じます。著者らによれば、こうした搾りかすにはポリフェノールや食物繊維、有機酸などの成分が含まれており、単に廃棄するのではなく食品の材料として活かす道が探られてきました。
公開日: 2026年09月17日 08:42