研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

海藻ワカメからタンパク質を取り出す—パルス電界と酵素を組み合わせた抽出法の検討 研究論文OpenAlex韓国

海藻ワカメからタンパク質を取り出す—パルス電界と酵素を組み合わせた抽出法の検討

褐藻類のワカメ(Undaria pinnatifida)は、乾燥重量あたり11〜14%のタンパク質を含み、食物繊維や多糖類、抗酸化成分も豊富なため、タンパク質やその他の有用成分を回収する原料として注目されています。研究チームは、この海藻からタンパク質を効率よく取り出す方法を探りました。

公開日: 2026年09月27日 07:29

海藻グラシラリアの品質を高める加工技術と排水処理の取り組み — インドネシア・シドアルジョ県ジャボン地区での報告 研究論文OpenAlexインドネシア

海藻グラシラリアの品質を高める加工技術と排水処理の取り組み — インドネシア・シドアルジョ県ジャボン地区での報告

インドネシア東ジャワ州シドアルジョ県のジャボン地区は、グラシラリア属(Gracilaria sp.)という海藻の養殖の中心地です。しかし著者らは、この地域の海藻が主に原料のまま販売され、しかも不純物が多く混ざっているため、経済的な価値が低いままにとどまっていると指摘しています。

公開日: 2026年09月27日 06:39

アンデス産ブルーベリー「マチャマチャ」を加えたヨーグルトの開発――抗酸化性と嗜好性を調べた研究 研究論文OpenAlexペルー

アンデス産ブルーベリー「マチャマチャ」を加えたヨーグルトの開発――抗酸化性と嗜好性を調べた研究

ペルーの高地アンデス地域で「マチャマチャ」と呼ばれる果実、ワクシニウム・フロリブンダム(Vaccinium floribundum Kunth、アンデス産ブルーベリー)は、独特の色合いや生体活性成分、栄養価などから高く評価されてきました。著者らは、この果実で作ったジェリーを加えた機能性ヨーグルトを開…

公開日: 2026年09月27日 05:34

食べ物は「隠れた毒」になりうるか――アーユルヴェーダのドゥーシーヴィシャ概念から現代の食を読み解く 研究論文OpenAlexインド

食べ物は「隠れた毒」になりうるか――アーユルヴェーダのドゥーシーヴィシャ概念から現代の食を読み解く

アーユルヴェーダでは、食べ物(アンナ)は生命を支える基本的な柱の一つとされてきました。適切な食は健康と長寿を支えますが、不適切な食、汚染された食、あるいは体に合わない組み合わせの食は、逆に病気の原因になりうる――この論考は、そうした古典的な考え方を出発点としています。

公開日: 2026年09月26日 23:04

食品由来の成分はニコチンの分解を左右するか——計算解析と実験で候補を探した研究 研究論文OpenAlexキプロス

食品由来の成分はニコチンの分解を左右するか——計算解析と実験で候補を探した研究

たばこの依存には、体内でニコチンがどれくらい速く分解されるかが関わっているとされています。研究チームは、ニコチンの分解を担う主要な酵素であるCYP2A6(シトクロムP450 2A6)に着目しました。CYP2A6の働きを抑えることは、ニコチンへの曝露を調整する方策として提案されてきた考え方です。著者ら…

公開日: 2026年09月26日 22:54

ホップの白い芽と緑の芽に含まれるポリフェノール——栽培過程で捨てられる部分を調べた研究 研究論文OpenAlexスロベニア

ホップの白い芽と緑の芽に含まれるポリフェノール——栽培過程で捨てられる部分を調べた研究

ビールの原料として知られるホップ(Humulus lupulus L.)は、通常、雌花の集まりである「毬花(きゅうか)」を収穫するために栽培されます。しかし栽培の現場では、毬花にたどり着く前の段階で大量の芽が取り除かれています。春になるとホップの株からは15〜40本の芽が出てきますが、3〜4月の剪定…

公開日: 2026年09月26日 05:52

カカオ加工の現場に潜むリスクを洗い出す――バリ島の小規模加工ユニットを対象にしたFMEA分析 研究論文OpenAlexインドネシア

カカオ加工の現場に潜むリスクを洗い出す――バリ島の小規模加工ユニットを対象にしたFMEA分析

インドネシアにとってカカオは重要な農産物のひとつで、著者らによれば同国の主要輸出品目のなかで第4位に位置づけられています。地域レベルでは、バリ州のカカオ生産量は年間4,736トンで、そのうちジェンブラナ県が2,943トンと最も大きな割合を占めていると報告されています。

公開日: 2026年09月26日 05:46

コンブの風味は加工や発酵でどう変わるか――官能評価と風味成分から探る研究 研究論文OpenAlexノルウェー

コンブの風味は加工や発酵でどう変わるか――官能評価と風味成分から探る研究

植物性の食材へ関心が移るなかで、海藻のコンブ類は栄養と風味の供給源として注目される食品素材です。この研究で著者らが取り上げたのは、アラリア・エスクレンタ(Alaria esculenta)とサトウコンブ(Saccharina latissima)という2種のコンブ類です。

公開日: 2026年09月26日 05:37

緑茶コンブチャの投与とマウス精子の運動性・形態に関する研究の紹介 研究論文OpenAlexインドネシア

緑茶コンブチャの投与とマウス精子の運動性・形態に関する研究の紹介

この研究で著者らが目的としたのは、緑茶を原料とするコンブチャをオスのマウス(Mus musculus)に与えたとき、精子の質にどのような変化が見られるかを評価することです。とくに注目されたのは、精子がどれだけよく動くか(運動性)と、精子の形が正常かどうか(形態)という二つの指標でした。

公開日: 2026年09月26日 05:17

ササゲの発酵食品にモリンガ葉粉末を加える——栄養成分と生体活性成分を調べた研究 研究論文OpenAlexインドネシア

ササゲの発酵食品にモリンガ葉粉末を加える——栄養成分と生体活性成分を調べた研究

糖尿病は、インスリンの分泌や働きが損なわれることで血糖の調節がうまくいかなくなる慢性の代謝性疾患です。著者らは、国際糖尿病連合の報告として2024年に世界で20〜79歳の成人5億8870万人が糖尿病とともに生活しており、2030年には8億5250万人に達すると予測されていることを紹介しています。イン…

公開日: 2026年09月26日 01:41

海洋由来ペプチドの免疫調節作用と、オルガノイドを用いた評価基盤に関する総説 研究論文OpenAlex韓国

海洋由来ペプチドの免疫調節作用と、オルガノイドを用いた評価基盤に関する総説

海は地球表面の7割以上を占め、多様な生物が生息しています。その中から見つかる「海洋由来ペプチド」は、免疫のはたらきを整えたり、酸化ストレスや炎症を抑えたりする作用を持つことが報告されてきました。ペプチドとは、アミノ酸がいくつかつながった小さな分子のことです。

公開日: 2026年09月25日 22:57

没薬(ミルラ)樹脂の精油、抽出法の違いで収率・成分・活性が変わる ― ソマリア・モガディシュでの比較研究 研究論文OpenAlexソマリア

没薬(ミルラ)樹脂の精油、抽出法の違いで収率・成分・活性が変わる ― ソマリア・モガディシュでの比較研究

ミルラ(没薬)は、カンラン科のコンミフォラ属の樹木から採れる樹脂で、古くから香料や伝統的な用途に使われてきました。この樹脂から精油(植物に含まれる揮発性の芳香成分を集めた油)を取り出すには複数の方法がありますが、どの方法を選ぶかによって得られる油の性質が変わる可能性があります。

公開日: 2026年09月25日 21:13