研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
食事のナトリウム密度と、指標で推定した脂肪肝の可能性との関連:韓国成人約1万4千人の全国調査データから
肝臓に脂肪がたまる脂肪肝は、世界の成人の約35%にみられるとされる、公衆衛生上の大きな課題です。韓国でも、いわゆる非アルコール性脂肪性肝疾患の有病率は約30%と推定されています。脂肪肝は、単純な脂肪の蓄積から炎症、線維化、肝硬変、肝がんへと進むことがあります。
公開日: 2026年10月09日 01:37
腸内細菌の代謝物から「糖化ストレス」を和らげる成分を探す――菌株ごとの代謝プロファイル解析による研究
私たちの腸内にすむ細菌は、つくり出す代謝物を通じて全身の状態に影響することが知られています。近年は、生きた菌そのものではなく、菌に由来する代謝物やその調製物(ポストバイオティクス)を活用する研究が注目されています。
公開日: 2026年09月22日 06:15
食事と運動、どちらを優先すべきか——心血管代謝疾患をめぐるレビュー研究の紹介
食事の改善と運動は、いずれも心臓や血管、代謝の健康によいとされてきました。しかし著者らによれば、これまでの研究の多くはそれぞれの効果を個別に確かめたものであり、「食事だけ」「運動だけ」「両方を組み合わせる」という三つを同じ条件のもとで並べて比べた研究は比較的少なかったといいます。
公開日: 2026年09月17日 11:58
コチュジャンで更年期症状は和らぐのか 韓国発の8週間ランダム化試験
更年期に差しかかると、ほてりや発汗、気分の落ち込みなど様々な不調(更年期症状)に悩まされる女性は少なくありません。近年は食生活と腸内細菌叢(腸内フローラ)の関係が更年期の健康にも関わるのではないかという関心が高まっており、発酵食品がその橋渡し役として注目されることがあります。今回紹介するのは、韓国の…
公開日: 2026年09月10日 14:28
腸内細菌のちからで肝臓の脂肪を減らせるか? プロバイオティクス2種の組み合わせを細胞とマウスで検証した研究
お腹の脂肪だけでなく、肝臓に脂肪がたまる「肝脂肪症」は、近年「代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD、以前は非アルコール性脂肪性肝疾患と呼ばれていた)」の初期段階として注目されています。自覚症状がないまま進行し、放置すると肝炎や線維化、さらには肝硬変へとつながるおそれがあるとされ、早い段階で脂肪の…
公開日: 2026年09月07日 07:31
代謝の乱れが脳に影響する仕組みとは―アンモニア・血糖・電解質・ビタミンをめぐる研究レビュー
体がだるい、頭がぼんやりする、気分が沈む――そうした不調の背景に、栄養やホルモンの乱れによる「代謝性脳症」が関わっていることがあります。代謝性脳症とは特定の病気の名前ではなく、肝臓や腎臓の機能低下、栄養不足、電解質の異常、毒性物質などによって脳の働きが乱れる状態の総称で、軽い精神症状から深刻な意識障…
公開日: 2026年09月03日 05:33
コンビニの多さと高血圧に関連?韓国250地区を対象にした空間分析研究
コンビニエンスストアは、忙しい毎日の中で手軽に食事や飲み物を調達できる便利な存在です。一方で、コンビニで売られている食品にはエネルギー密度が高く栄養価が偏りがちなものも多く、身近にコンビニが多いことが食生活や健康にどのような関わりを持つのかは、これまであまり詳しく調べられてきませんでした。今回紹介す…
公開日: 2026年07月24日 02:33