研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
イチゴ果汁に超音波と電気パルスを順に当てる非加熱処理:色素・色・品質への影響を調べた研究
果汁の安全性と保存性を確保する標準的な方法は加熱殺菌(パスチャライゼーション)です。ただし熱をかけると、栄養や風味、色に関わる成分が損なわれることがあります。果汁が褐色に変わる褐変や、糖が分解してできるヒドロキシメチルフルフラール(HMF)という化合物の生成も起こりやすくなります。そこで、熱を使わな…
公開日: 2026年10月19日 11:12
アロエベラゲルとフェンネル・ライム果皮精油の食用コーティングが冷蔵卵の品質と衛生に与える影響
卵は殻に守られているとはいえ、保存中に水分が抜けて軽くなり、内部の品質も少しずつ変化していきます。この研究で著者らが取り組んだのは、卵の表面を食べられる素材で薄く覆う「食用コーティング」によって、冷蔵保存中の品質低下と微生物の増加を抑えられるかという問題です。
公開日: 2026年09月30日 08:56
内生菌が作る三つの化合物、カビの発育とアフラトキシン産生に別々の効き方
アフラトキシンB1(AFB1)は、コウジカビの仲間であるアスペルギルス・フラバスなどが作り出すカビ毒の一種です。トウモロコシやピーナッツ、木の実、綿実といった農作物が、温度や湿度などの条件しだいで汚染されることがあり、国際がん研究機関はAFB1をグループ1の発がん性物質に分類しています。論文の著者ら…
公開日: 2026年09月26日 09:49
ユーカリの葉の成分は季節でどう変わるか――収穫時期を探る研究
ユーカリの一種であるEucalyptus camaldulensis(ウナギユーカリ)は、葉から採れる精油や生理活性成分が医薬品・化粧品・食品の各分野で利用される、経済的に重要な樹木です。しかし研究チームによれば、収穫時期と葉の成分の関係を、成分分析・精油組成・データ解析による最適化まで含めて一体的…
公開日: 2026年09月26日 06:15
テヘランで流通する食用植物油のアフラトキシンB1濃度と摂取量を調べた研究
食用油は日常的な食事に欠かせない食品ですが、原料となる油糧種子は収穫前後や輸送・保管の過程でカビが生えることがあります。そうしたカビ(アスペルギルス属)がつくる毒素の一つがアフラトキシンB1(AFB1)で、国際がん研究機関(IARC)はこれをグループ1の発がん性物質に分類しています。
公開日: 2026年09月25日 15:29
ポテトチップスに潜む金属・農薬・カビ毒——イランでの摂取リスク評価研究
ポテトチップスは子どもから大人まで幅広く親しまれているスナック菓子ですが、原料となるじゃがいもや製造・流通の過程で、金属、農薬、カビ毒(マイコトキシン)といった汚染物質がわずかに混入する可能性が指摘されています。今回紹介する研究は、こうした複数種類の汚染物質を同時に取り上げ、ポテトチップスを食べるこ…
公開日: 2026年09月06日 05:23
牛乳中のフタル酸エステルが膵臓の細胞に与える影響を調べた研究
牛乳パックを見て、プラスチック容器やチューブから微量の化学物質が溶け出しているかもしれない、と考えたことはあるでしょうか。フタル酸エステル類は、プラスチックを柔らかくするために使われる添加剤の一種です。搾乳から殺菌、パッケージングまでの過程で、乳製品に微量が混入する可能性があるとされています。
公開日: 2026年08月22日 10:28