研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

腐った野菜や果物にはどんな菌がいる?キトサンと緑茶を使った新しい保存コーティングの研究 研究論文OpenAlexインド

腐った野菜や果物にはどんな菌がいる?キトサンと緑茶を使った新しい保存コーティングの研究

買ってきた野菜や果物が数日でしなびたり傷んだりするのは、誰もが経験する身近な悩みです。この傷みの背後には目に見えない微生物の働きがありますが、実際にどんな菌が関わっているのかは意外と知られていません。インドのタミル・ナードゥ州にある研究機関の研究チームは、市場で腐敗したトマト・キュウリ・バナナ・ブド…

公開日: 2026年09月07日 03:35

インド北シッキムの野生キウイフルーツ、品種改良に使える系統を探す研究 研究論文OpenAlexインド

インド北シッキムの野生キウイフルーツ、品種改良に使える系統を探す研究

キウイフルーツと聞くと、ニュージーランドや日本など各地で栽培されている果物を思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし栽培品種のもとになる野生の遺伝資源は、寒冷で標高の高い地域にひっそりと自生していることがあります。今回紹介する研究は、インド北東部シッキム州の北シッキム県、標高の高いラチュンおよびラ…

公開日: 2026年09月06日 04:59

インドの水産物輸出、この20年をデータで振り返る 市場の移り変わりと今後の見通しを分析した研究 研究論文OpenAlexインド

インドの水産物輸出、この20年をデータで振り返る 市場の移り変わりと今後の見通しを分析した研究

エビや魚の冷凍品など、日本の食卓にもなじみ深い水産物は世界中で活発に取引されています。なかでもインドは世界有数の水産物輸出国であり、外貨獲得や雇用、沿岸地域の生活を支える重要な産業となっています。ただし、どの商品がどの国にどれだけ売れているか、その関係がどう変化してきたかを長期的にたどった分析は簡単…

公開日: 2026年09月06日 04:44

エンドウ豆のさや皮から食物繊維を取り出す 抽出法の違いで何が変わるのか 研究論文OpenAlexインド

エンドウ豆のさや皮から食物繊維を取り出す 抽出法の違いで何が変わるのか

豆を加工する際に出るエンドウ豆のさや皮は、多くが廃棄され環境負荷の一因となっています。しかしこのさや皮は食物繊維を豊富に含むことから、廃棄物を減らしつつ有用な原料として活用する道が模索されています。今回紹介する研究は、エンドウ豆のさや皮から食物繊維を効率よく取り出すための抽出方法を比較し、得られた繊…

公開日: 2026年09月05日 20:27

電子レンジ式焙煎でフェヌグリーク種子はどう変わるのか——色と機能性、抗酸化力への影響を調べた研究 研究論文OpenAlexインド

電子レンジ式焙煎でフェヌグリーク種子はどう変わるのか——色と機能性、抗酸化力への影響を調べた研究

カレー粉や香辛料として使われるフェヌグリーク(Trigonella foenum-graecum L.)の種子は、独特の苦味と香りを持ち、伝統的に炒って使われることが多い食材です。今回インドの研究チームが、この種子を電子レンジで焙煎した際に、色合いや水・油を吸う性質、そして抗酸化にかかわる成分がどの…

公開日: 2026年09月05日 05:25

緑茶に含まれるカテキン、腸内細菌との関わりをレビュー論文が整理 研究論文OpenAlexインド

緑茶に含まれるカテキン、腸内細菌との関わりをレビュー論文が整理

緑茶や果物、ベリー類に多く含まれる「カテキン」は、抗酸化作用で知られるポリフェノールの一種です。しかし体内にそのまま吸収される量はわずかで、実際には腸に届いたカテキンの大半が腸内細菌によって分解・変換されることが分かっています。今回紹介する総説論文は、このカテキンと腸内細菌叢(腸内フローラ)の関係を…

公開日: 2026年09月05日 02:24

捨てられがちなバナナの花を粉末に加工し、雑穀グルテンフリー・スナックに配合してみた 研究論文OpenAlexインド

捨てられがちなバナナの花を粉末に加工し、雑穀グルテンフリー・スナックに配合してみた

バナナといえば果実部分ばかりが利用され、収穫後に残る偽茎や葉、そして花(バナナブロッサム、いわゆる男花)の多くは廃棄・焼却されているのが実情です。世界のバナナ生産量は年間1億3500万トンを超えるとされ、そこから生じる残渣は温室効果ガスの発生や土壌劣化といった環境負荷にもつながっているといいます。イ…

公開日: 2026年09月05日 01:45

農薬と食品添加物、がんリスクの関係をどう考えるか──インドでの研究レビューから 研究論文OpenAlexインド

農薬と食品添加物、がんリスクの関係をどう考えるか──インドでの研究レビューから

「農薬を使った野菜は体に悪いのでは」「加工食品の保存料はがんの原因になるのでは」——こうした不安は世界各地で共有されていますが、実際のところ研究はどこまで明らかにしているのでしょうか。今回紹介するのは、インドを舞台に、農業で使われる化学農薬と食品の保存料が、がんとどのように関係しうるかを既存の研究知…

公開日: 2026年09月05日 01:42

「ホルムアルデヒド処理済み」表示のきのこは抗菌活性が弱い?ヒラタケとマッシュルームを比べた予備的研究 研究論文OpenAlexインド

「ホルムアルデヒド処理済み」表示のきのこは抗菌活性が弱い?ヒラタケとマッシュルームを比べた予備的研究

スーパーや市場で売られているきのこの中には、流通過程で防腐目的の薬剤処理が行われているものがあるとされます。なかでもホルムアルデヒドは反応性の高い化学物質で、細胞毒性や変異原性、発がん性が知られている一方、栽培きのこにはごく低濃度で自然に含まれる場合もあり、通常の食事の範囲ではリスクは小さいとする報…

公開日: 2026年09月04日 05:36

水牛乳由来のたんぱく質濃縮物で作るプロセスチーズ、カルシウムを扱う塩の違いで食感がどう変わるか 研究論文OpenAlexインド

水牛乳由来のたんぱく質濃縮物で作るプロセスチーズ、カルシウムを扱う塩の違いで食感がどう変わるか

プロセスチーズは、ナチュラルチーズに『溶融塩(乳化塩)』と呼ばれる添加物を加えて加熱・撹拌することで作られる加工食品です。この溶融塩は、チーズの中のカルシウムとたんぱく質(カゼイン)の結びつきをほどき、脂肪と水を均一に取り込ませて、なめらかな組織を作る役割を担っています。今回紹介する研究では、水牛乳…

公開日: 2026年09月03日 06:30

タマリンドという万能果樹――栽培技術と収穫後管理の進歩を整理したレビュー論文 研究論文OpenAlexインド

タマリンドという万能果樹――栽培技術と収穫後管理の進歩を整理したレビュー論文

タマリンドという果物を知っているだろうか。酸味と甘みが同居する独特の風味を持ち、東南アジアやインド料理、あるいは中南米の飲料や菓子に使われることがある熱帯性の果樹である。この果実を対象に、栽培技術から収穫後の管理、加工・価値付加、流通までを幅広くまとめたレビュー論文が、インターナショナル・ジャーナル…

公開日: 2026年09月03日 05:39

スイカの早生化・多収化はどう実現できるか、雑種強勢を利用した交配研究 研究論文OpenAlexインド

スイカの早生化・多収化はどう実現できるか、雑種強勢を利用した交配研究

スイカは家庭でも人気の高い果物ですが、品種改良の現場では「早く実る」「収量が多い」「果実の質が良い」という三拍子を同時にそろえるのが難しい課題とされています。今回紹介するのは、円形の果実をつけるスイカの系統と、楕円形・広楕円形・長円形の果実をつけるスイカの系統をかけ合わせ、雑種第一代(F1)の性質を…

公開日: 2026年09月02日 13:38