研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
インスタント調味料「サジク」の製造工程におけるHACCPの適用を整理した報告
インスタント調味料は、香辛料などを決められた配合で混ぜて加工したもので、料理の手間を省ける便利な食品です。工場で大量に作られるため、細菌などによる生物的な汚染、化学物質による汚染、異物の混入を防ぐ品質管理が欠かせません。
公開日: 2026年10月15日 05:29
食品添加物としてのホウ砂の危険性を伝える講習とターメリック簡易検査の実演:インドネシア・カランガニャルの地域活動報告
ホウ砂(四ホウ酸ナトリウム)は、本来は洗浄剤や木材の防腐剤など食品以外の用途に使われる物質です。インドネシアでは食品への使用が禁止されていますが、日持ちを良くしたり弾力を出したりする目的で、ミートボールや生の黄色い麺などに違法に加えられることがあると、著者らは指摘しています。論文は先行研究を引き、ホ…
公開日: 2026年10月14日 09:56
大学キャンパス周辺で売られる牛肉ミートボールの病原菌とホルマリンを調べた研究
インドネシアでは「バクソ」と呼ばれる肉団子料理が広く好まれ、手軽に食べられることから大学の周辺でも多く売られています。研究チームは、マカッサル国立大学(UNM)パランタンブン・キャンパスの周辺で販売されている牛肉のバクソについて、病原性細菌の汚染と、食品への使用が禁じられているホルマリンの有無を調べ…
公開日: 2026年10月13日 06:32
移動販売のブラウンシュガーコーヒーに含まれる人工甘味料シクラミン酸ナトリウムを調べた研究
シクラミン酸ナトリウム(チクロ)は、砂糖の約30倍の甘さがあり安価で、加熱にも強い人工甘味料です。食品添加物として使用は認められていますが、摂りすぎによる健康への悪影響が指摘されています。そのためインドネシアの国家医薬品食品監督庁(BPOM)は規則(2019年第11号)で上限を定めており、著者らによ…
公開日: 2026年10月10日 22:13
開発途上国のマイクロプラスチック汚染をめぐる研究の整理 — 生態系・人の健康・気候とのつながり
研究チームは、5ミリメートルより小さいプラスチックの粒である「マイクロプラスチック」が、開発途上国の水環境でどのように見つかっているのかを、既存の科学論文を集めて整理しました。マイクロプラスチックには、化粧品や繊維、工業用の粒のように最初から小さく作られて環境に出るもの(一次)と、大きなプラスチック…
公開日: 2026年10月03日 06:07
菌床袋の殺菌をパルス電界で行うと、ヒラタケの菌の育ちはどう変わるか
ヒラタケ栽培では、おがくずなどを詰めた「菌床袋(バッグログ)」を種菌(オガクズや米ぬかなどを混ぜた培地)に仕込む前に殺菌する工程が欠かせません。この殺菌が不十分だと雑菌やカビが先に増えてしまい、収穫にたどり着けないことがあります。インドネシア・パンカジェネ諸島国立農業ポリテクニクの研究グループは、こ…
公開日: 2026年09月05日 05:37
離島のカタクチイワシにマイクロプラスチック、インドネシアで基礎調査
プラスチックごみが細かく砕けてできる『マイクロプラスチック』は、海や川など水環境における新たな汚染物質として注目されています。魚介類を食べることで人がこれを取り込む経路になりうると考えられていますが、離島のような小規模な沿岸環境に生息する小型浮魚類について、汚染の実態を示す基礎データはまだ限られてお…
公開日: 2026年08月27日 08:36
ヨモギは「鉄分が摂れる薬草」と言えるのか?薬理作用は豊富でも鉄に関する研究は乏しいと指摘するレビュー
ヨモギ(Artemisia princeps)は、お灸のもぐさや草餅、伝統的な民間療法など、アジアで古くから親しまれてきた植物です。抗炎症作用や抗酸化作用など、さまざまな薬理効果が報告されてきました。一方で近年、「ヨモギは鉄分が豊富で貧血対策になる」といったイメージも語られることがあります。しかし、…
公開日: 2026年07月04日 01:29