γ-トコフェロールビタミン単位:mg

この栄養素について

ビタミンEは、脂質の過酸化の阻止、細胞壁及び生体膜の機能維持に関与している。 出典:食品成分データベース(文部科学省)

消費者庁の表示:【MEXT食品成分DB 解説】ビタミンEは、脂質の過酸化の阻止、細胞壁及び生体膜の機能維持に関与している。

もっと詳しく(γ-トコフェロールが属する「ビタミンE」の解説)

ビタミンEとは?

ビタミンEには、4種のトコフェロールと4種のトコトリエノールの合計8種類の同族体が知られており、クロマン環のメチル基の数により、α-、β-、γ-及びδ-体に区別されている。血液及び組織中に存在するビタミンE同族体の大部分がα-トコフェロールである。

体内での働き

ビタミンEは、生体膜を構成する不飽和脂肪酸あるいは他の成分を酸化障害から防御するために、細胞膜のリン脂質二重層内に局在する。

不足したとき

ビタミンEの欠乏により、赤血球の脆弱性及びニューロン(特に末梢軸索や脊髄後角ニューロン)の変性が起こるため、欠乏症としては溶血性貧血及び神経脱落症状が挙げられる。

とりすぎたとき

ビタミンEの過剰症としては、出血傾向の上昇が挙げられる。一方、ビタミンKが不足している状況では、高用量のα-トコフェロールで血液凝固能に障害が起こることが報告されている。

出典:日本人の食事摂取基準(2025年版)(厚生労働省)

γ-トコフェロールを多く含む食品(可食部100gあたり・上位20)

順位食品含有量食品群目安量
1 (植物油脂類) 大豆油81.0 mg 油脂類 大さじ1=12g(本書目安)
2 (植物油脂類) とうもろこし油70.0 mg 油脂類 大さじ1=12g(本書目安)
3 (植物油脂類) えごま油59.0 mg 油脂類 大さじ1=12g(本書目安)
4 (植物油脂類) 調合油56.0 mg 油脂類 小さじ1=4.5g/大さじ1=13.5g/½カップ(100mL)=90g
5 <調味料類> (辛味調味料類) ラー油48.0 mg 調味料及び香辛料類 小さじ1杯=約4g
6 (植物油脂類) ごま油44.0 mg 油脂類 小さじ1=4.6g/大さじ1=13.8g/½カップ(100mL)=91.8g
7 <調味料類> (ドレッシング類) 半固体状ドレッシング マヨネーズ 卵黄型40.6 mg 調味料及び香辛料類 小さじ1=4.8g/大さじ1=14.3g/½カップ(100mL)=95g
8 (植物油脂類) あまに油39.0 mg 油脂類 大さじ1=12g(本書目安)
9 (マーガリン類) マーガリン 家庭用 無塩37.0 mg 油脂類 大さじ1=12g
10 (マーガリン類) マーガリン 家庭用 有塩37.0 mg 油脂類 大さじ1杯=約12g/小さじ1杯=約4g
11 (マーガリン類) マーガリン 業務用 有塩36.0 mg 油脂類 大さじ1=12g
12 (マーガリン類) マーガリン 業務用 無塩36.0 mg 油脂類 大さじ1=12g
13 <調味料類> (ドレッシング類) 半固体状ドレッシング マヨネーズ 全卵型32.8 mg 調味料及び香辛料類 小さじ1=4.8g/大さじ1=14.3g/½カップ(100mL)=95g
14 (植物油脂類) なたね油32.0 mg 油脂類 大さじ1=12g(本書目安)
15 ごま むき32.0 mg 種実類 大さじ1杯=約9g/小さじ1杯=約3g
16 ごま ねり29.0 mg 種実類 小さじ1=5.3g/大さじ1=15.8g/½カップ(100mL)=105g
17 (植物油脂類) 綿実油27.0 mg 油脂類 小さじ1=4.6g/大さじ1=13.7g/½カップ(100mL)=91.9g
18 ピスタチオ いり 味付け26.0 mg 種実類 殻つき10個=約8g
19 ペカン フライ 味付け25.0 mg 種実類 10粒=約30g
20 えごま 乾24.0 mg 種実類 大さじ1杯=約8g

※可食部100gあたり。日本食品標準成分表(八訂)増補2023より(収録食品 2397件から集計)。目安量は収載がある食品のみ表示。推定値は文部科学省が括弧付きで公表する公式推定値。数値は成分表の表記のまま:(値)=公式の計算値または推定値、Tr=微量(最小記載量の1/10以上5/10未満)、(Tr)=微量と推定(未測定)、0=最小記載量の1/10未満または検出されず、(0)=含まれていないと推定(未測定)。

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