研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
観賞用ゴイの成長と体色を高める? ローゼル抽出物の給餌研究
ローゼル(Hibiscus sabdariffa L.)は、萼(がく)の部分が鮮やかな赤色をしていることで知られる植物で、ハーブティーなどに利用されることがあります。この赤色のもととなる色素成分が、観賞魚の体色や健康にどのような影響を与えるのかを調べた研究が報告されました。今回紹介するのは、観賞用の…
公開日: 2026年08月23日 01:32
低タンパククッキーはどう作る? 配合と焼き温度が食感や品質を左右するという研究報告
腎臓病や、体内でうまく代謝できないアミノ酸が生まれつき蓄積してしまう先天性代謝異常症などでは、日々の食事でタンパク質量を制限する必要がある場合があります。こうした食事療法を支えるのが「低タンパク食品」で、通常の食品からタンパク質を大幅に減らしつつ、食べやすさやおいしさをどう保つかが課題になります。今…
公開日: 2026年08月23日 01:31
ヤムイモ粉づくりの「発酵」がでんぷんを変える? 西アフリカの伝統食「アマラ」の食感の秘密を探る研究
西アフリカの一部地域では、ヤムイモ(ヤム芋)を発酵させて粉にした「エルボ(elubo)」という中間加工品から、もちもちとした練り物「アマラ(amala)」が日常的に作られています。同じヤムイモでも、生のまま調理する場合と、いったんエルボという粉に加工してから練り上げる場合とでは、できあがる食感が異な…
公開日: 2026年08月23日 01:29
キャッサバデンプンにα-アミラーゼを加えると、パンの膨らみや血糖への影響はどう変わる?
キャッサバ(タピオカの原料となるイモ)から作られるデンプンは、小麦粉の代替やグルテンフリー食品の材料として世界各地で利用されています。中でも「サワーキャッサバデンプン」と呼ばれるものは、自然発酵によってデンプンの分子構造が変化し、パンにしたときに独特のふくらみを生み出すことが知られています。しかし、…
公開日: 2026年08月22日 16:31
アラビノキシランでマッシュポテトの冷蔵保存中の食感低下を抑えられる? 研究紹介
マッシュポテトは手軽で人気のあるでんぷん系食品ですが、冷蔵庫で保存しているうちに硬くなったり、水っぽさが出てきたりして、味や食感が落ちてしまうことがあります。これは「でんぷんの老化(退化)」と呼ばれる現象が関わっているとされ、加工食品の保存性を高めるうえで長年の課題となってきました。今回紹介する研究…
公開日: 2026年08月22日 16:29
肥満のなりやすさに関わる『FTO遺伝子』、脂肪組織の脂肪酸の質にも影響する?
「太りやすさは遺伝子で決まる」という話を聞いたことがある人は多いかもしれません。中でもFTO遺伝子は、肥満のリスクと関連することが知られている代表的な遺伝子です。では、この遺伝子の違いは、体にたまった脂肪そのものの『中身』にも影響するのでしょうか。今回紹介する研究は、この素朴な疑問に迫ったものです。
公開日: 2026年08月22日 11:36
ギニア湾のボンガシャッドとアフリカヒメシタビラメ、資源状態はどうなっている? データ制限下での評価研究
魚の資源を守りながら漁業を続けるためには、『今どれくらいの魚が獲られていて、資源はどのくらい残っているのか』を科学的に把握することが欠かせません。しかし、多くの国や地域では、長期にわたる詳細な調査データが十分にそろっているわけではなく、こうした『データが限られた状況』でも資源状態を評価する手法の開発…
公開日: 2026年08月22日 08:38
「三姉妹農法」由来の伝統食と肥満研究:ミルパ食が体に働く仕組みを整理したレビュー
トウモロコシと豆、カボチャを一緒に育てる「三姉妹(three sisters)」農法を知っていますか。これはメソアメリカ(中南米)に古くから伝わる伝統的な混作の知恵で、この農法から生まれた食事パターンは「ミルパ食」と呼ばれています。トウモロコシ、豆類、カボチャ、唐辛子を中心とする、植物性食品が主体で…
公開日: 2026年08月22日 05:04
葉緑体は食品原料になるのか──光合成器官の栄養価と食への応用可能性を探るレビュー
葉緑体といえば、学校の理科で「光合成を行う場所」として習った記憶がある人も多いのではないでしょうか。太陽の光エネルギーを、糖という化学エネルギーに変換する、植物にとって欠かせない小さな器官です。今回紹介するのは、この身近でありながら食品としてはほとんど意識されてこなかった葉緑体を、食品原料として活用…
公開日: 2026年08月22日 05:03
水銀の耐容摂取量、米国の新しい評価とEUの基準は今も一致するのか——EFSAが検証
私たちは魚介類などを通じて、ごく微量の水銀を口にする機会があります。こうした食品からの水銀摂取について、欧州では「これ以上は摂り続けないほうがよい」という目安となる量が定められています。一方、アメリカでも独自に水銀の健康影響に関する評価が行われており、その内容が最新の知見を反映して更新されると、欧州…
公開日: 2026年08月22日 05:02
サケの飼料に使う『つなぎ』成分、糞の量や消化にも影響か 大西洋サケでの検討
養殖魚のエサ(配合飼料)は、粉末原料を粒状(ペレット)に固めて作られます。運搬や取り扱いの際にペレットが崩れたり、水の中でふやけて崩壊したりしないよう、飼料には『バインダー』と呼ばれるつなぎ成分がよく加えられます。今回紹介する研究は、このバインダーが単にペレットの丈夫さを保つだけでなく、魚の糞の性質…
公開日: 2026年08月22日 05:00
食事や栄養状態は顎関節症に関係するのか?システマティックレビューが示した現状
顎が痛む、口が開けにくい、あごを動かすとカクカク音がする——こうした症状は「顎関節症(TMD)」と呼ばれ、多くの人が一度は経験する身近な不調です。ストレスや噛み合わせとの関連が語られることが多い一方で、近年は生活習慣、特に「食事」との関係にも関心が寄せられています。今回紹介する研究は、食事や栄養状態…
公開日: 2026年08月22日 04:59