研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

計量から試合当日まで、プロ総合格闘技選手は何を食べているのか 研究論文OpenAlexアメリカ

計量から試合当日まで、プロ総合格闘技選手は何を食べているのか

総合格闘技(MMA)の選手が試合前に体重を急激に落とし、計量後に一気に水分や栄養を戻す「減量・リバウンド」の慣行は、格闘技ファンの間ではよく知られています。しかし、その期間に選手たちが実際に何を、どれくらい食べたり飲んだりしているのかを、栄養素や食品の種類まで細かく調べた研究はこれまで限られていまし…

公開日: 2026年09月03日 07:38

スマホで記録した『そのとき食べたくなる瞬間』から見える、青年期の食欲と間食の関係 研究論文OpenAlexアメリカ

スマホで記録した『そのとき食べたくなる瞬間』から見える、青年期の食欲と間食の関係

おやつを我慢できずに食べてしまう、目の前にお菓子があるとつい手が伸びてしまう――こうした経験は誰にでもあるものです。とりわけ13歳から17歳の青年期は、食習慣が大きく変化しやすい時期とされています。今回紹介する研究は、青年たちの日常生活の中で『その瞬間』に何を感じ、何を食べていたのかをスマートフォン…

公開日: 2026年09月03日 07:32

外来診療の3分間で塩分摂取量を推定する「簡易質問票」の試み 研究論文OpenAlexアメリカ

外来診療の3分間で塩分摂取量を推定する「簡易質問票」の試み

高血圧や心血管疾患のリスクを高める要因として、食事からの過剰なナトリウム(塩分)摂取が知られています。世界では年間およそ500万人の死亡がこれに関連すると考えられていますが、実際の診療現場では患者が普段どれくらいの塩分を摂っているかを手軽に把握する方法がほとんどありませんでした。今回、アメリカン・ジ…

公開日: 2026年09月03日 07:30

冷凍ウシガエル肉の『ぷりぷり感』を守る──リン酸塩に頼らないクリーンラベルの可能性を探る研究 研究論文OpenAlexアメリカ

冷凍ウシガエル肉の『ぷりぷり感』を守る──リン酸塩に頼らないクリーンラベルの可能性を探る研究

唐揚げや中華料理の食材として知られるウシガエル(学名 Rana catesbeiana)の肉。中国では2019年時点で年間約50万トンが生産されているとされ、その多くはもも肉を冷凍した状態で流通しています。ところが冷凍・解凍を経ると水分が大量に流れ出てしまい、食感や歩留まり(実際に食べられる量)が落…

公開日: 2026年09月03日 06:29

海藻由来の硫酸化多糖と腸内細菌叢の関係を整理した研究 研究論文OpenAlexアメリカ

海藻由来の硫酸化多糖と腸内細菌叢の関係を整理した研究

コンブやワカメといった海藻には、フコイダンやカラギナン、ウルバンといった硫酸化多糖と呼ばれる成分が含まれています。これらは食物繊維の一種で、近年は腸内細菌のえさとなる「プレバイオティクス」としての働きが注目されています。今回紹介するのは、こうした海洋由来の硫酸化多糖について、腸内細菌叢との関わりやヒ…

公開日: 2026年09月03日 05:37

植物性食品は「脳の炎症」を抑えるのか——ヒトでの証拠と実用化の壁を整理した研究 研究論文OpenAlexアメリカ

植物性食品は「脳の炎症」を抑えるのか——ヒトでの証拠と実用化の壁を整理した研究

ベリー類、緑茶、ウコン、豆類、きのこ類などに含まれる植物由来の成分が、脳の炎症(神経炎症)に関わっているのではないかという議論は近年よく見かけます。しかし「植物性食品は脳に良い」という一般論は、研究の問いとしてはあいまいすぎます。フロンティアーズ・イン・ニュートリション誌に2026年09月に掲載予定…

公開日: 2026年09月03日 05:32

サトウキビ工場に潜む微生物が作る多糖類、糖液の粘度を左右する仕組みとは 研究論文OpenAlexアメリカ

サトウキビ工場に潜む微生物が作る多糖類、糖液の粘度を左右する仕組みとは

サトウキビから砂糖を作る工程では、搾汁した液を煮詰めて結晶化させますが、この過程で微生物が増殖し、糖液がねばつくトラブルが起きることがあります。米国農務省(USDA)農業研究局とジョージア大学の複合糖質研究センターの研究チームは、サトウキビ工場から分離されたロイコノストック属(Leuconostoc…

公開日: 2026年09月03日 05:30

太平洋の島国パラオで見えてきた「庭で野菜を育てる暮らし」と食事・健康の関係 研究論文OpenAlexアメリカ

太平洋の島国パラオで見えてきた「庭で野菜を育てる暮らし」と食事・健康の関係

肥満は世界各地で健康課題となっていますが、なかでも太平洋の島嶼国では深刻な状況が指摘されています。パラオ共和国もその一つです。一方で、都市部で家庭菜園を営む「アーバンガーデニング」が食生活や健康によい影響をもたらす可能性は、これまで欧米などの研究で報告されてきました。しかし、肥満危機に直面する太平洋…

公開日: 2026年09月03日 05:29

高齢期の食事は『みんな同じ』でいいのか——遺伝子・代謝・腸内細菌から個別化する栄養研究のいま 研究論文OpenAlexアメリカ

高齢期の食事は『みんな同じ』でいいのか——遺伝子・代謝・腸内細菌から個別化する栄養研究のいま

世界の60歳以上人口は2020年の10億人から2030年に14億人、2050年には21億人へ増えると見込まれており、なかでも80歳以上の「超高齢層」は2050年までに4億人を超えて3倍に増えるとされています。こうした高齢化と歩調を合わせるように、心血管疾患やがん、糖尿病といった慢性の非感染性疾患は世…

公開日: 2026年09月03日 05:00

ステビア由来甘味料は砂糖の代わりになるか——味と使い勝手の科学を整理した研究 研究論文OpenAlexアメリカ

ステビア由来甘味料は砂糖の代わりになるか——味と使い勝手の科学を整理した研究

ステビアは南米原産の植物で、その葉に含まれる「ステビオール配糖体(SGs)」という成分が砂糖の200〜450倍ともいわれる甘さを持つことから、低糖・無糖食品の甘味料として世界中で使われています。しかし実際には、苦み、甘さの後引き、甘草(リコリス)のような独特の後味、飲み物や食品にしたときの物足りない…

公開日: 2026年09月03日 04:58

福島の森でキノコ栽培は再開できるか 露地の菌床栽培2種で放射性セシウムを測定 研究論文OpenAlexアメリカ

福島の森でキノコ栽培は再開できるか 露地の菌床栽培2種で放射性セシウムを測定

キノコは山の恵みとして親しまれてきた食材ですが、2011年の福島第一原発事故以降、放射性セシウムによる汚染が野外での栽培や採取を難しくしてきました。特に、土壌や落ち葉に直接触れる形で屋外に菌床を置く「露地の菌床栽培」については、キノコがどれくらい放射性セシウムを取り込むのかが十分にわかっておらず、栽…

公開日: 2026年09月02日 06:28

肌の測定器でカロテノイド摂取量はわかるのか 米国8地域での検証研究 研究論文OpenAlexアメリカ

肌の測定器でカロテノイド摂取量はわかるのか 米国8地域での検証研究

にんじんやほうれん草、トマトなどに含まれる色素成分「カロテノイド」は、体内では抗酸化物質として働くことが知られており、摂取量の把握は栄養調査で重要視されてきました。しかし食事内容を思い出して記入する自己申告式の調査には限界があり、より簡便な方法として、皮膚に光を当てて測定する「反射分光法(RS)」を…

公開日: 2026年09月02日 05:39