研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
加工肉と赤身肉の摂取量と膀胱がんの関連:30のコホート研究を統合した解析
膀胱がんは世界で9番目に多いがんで、男性では6番目に多いとされています。喫煙、ヒ素などで汚染された飲み水、職場での特定の化学物質への曝露などが、すでに知られている危険因子です。食べ物に含まれる発がん性物質やその代謝物は尿として排出され、膀胱の内側に触れるため、食事も膀胱がんのリスクに関わる可能性が指…
公開日: 2026年10月18日 06:44
アジアの食文化に地中海食の原則を取り入れる「アジア型地中海食」の提案
著者らは、アジアの国々が急速な高齢化と生活様式の変化に直面し、食事に関わる非感染性疾患(NCDs、感染によらない慢性的な病気。2型糖尿病、心血管疾患、脳卒中、がんなど)の負担が増していると指摘しています。世界保健機関(WHO)は、生涯を通じてバランスのとれた食事を保つことが栄養不良やNCDsから身を…
公開日: 2026年09月27日 05:18
シンガポール向けの食品写真アトラスの開発と検証
食事調査では、人がどれだけの量を食べたかを正しく見積もることが欠かせません。この目安を助ける道具のひとつが「食品写真アトラス」です。これは、さまざまな量の食品を撮影した写真を集めた冊子のようなもので、回答者が自分の食べた量に最も近い写真を選ぶことで、分量の推定を支援します。
公開日: 2026年09月19日 12:16
食べ物の画像をどれだけ覚えているか——高カロリー食への「記憶の偏り」を測る新しい検査の開発と検証
食べるという行動は、育ってきた環境や心理状態だけでなく、記憶のはたらきにも左右されると考えられてきました。研究チームは、とくに「エピソード記憶」と呼ばれる、自分が経験した出来事を思い出す記憶が、食べ物の選択や食欲に関わることを先行研究として挙げています。食品の広告は、この記憶のしくみを利用して将来の…
公開日: 2026年09月19日 08:47
前糖尿病の人は「いつ食べるか」も体重管理に関係する?食事タイミングと体組成の関連を調べた研究
ダイエットや体重管理というと、多くの人は「何を」「どれだけ」食べるかに注目します。しかし近年、「いつ食べるか」という食事のタイミングも体重や体組成に関係しているのではないかという研究分野が注目を集めています。この分野は「時間栄養学(クロノニュートリション)」と呼ばれ、朝食を摂る時刻や夕食を摂る時刻、…
公開日: 2026年07月30日 01:30
「皿の上」だけでは足りない? 医療における栄養管理を政策・コストの視点から見直す論考
病院や診療所で行われる「栄養管理」と聞くと、多くの人は栄養状態のチェックや食事指導といった、患者と医療者の間で完結するやりとりを思い浮かべるのではないでしょうか。実際、医療現場での栄養管理は長らく、栄養リスクを見つけ出し、必要な栄養量を見積もり、食事や医療用の特別な食品、あるいは点滴や経管栄養といっ…
公開日: 2026年07月12日 17:29