研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

とげのあるベニバナととげのないベニバナで花びらの成分はどう違うか――ルーマニアの在来系統を比較した研究 研究論文OpenAlexルーマニア

とげのあるベニバナととげのないベニバナで花びらの成分はどう違うか――ルーマニアの在来系統を比較した研究

ベニバナは古くから花びらを天然の染料や食品の色付けに使ってきた作物です。花びらには水に溶ける黄色の色素と、水に溶けにくい赤色の色素が含まれています。しかし合成染料の普及で栽培は減り、現在は世界的に見ると小規模な作物にとどまっています。

公開日: 2026年10月19日 09:49

ルーマニア産雌雄同株ヘンプ6品種の種子に含まれる栄養成分と抗酸化成分の比較 研究論文OpenAlexルーマニア

ルーマニア産雌雄同株ヘンプ6品種の種子に含まれる栄養成分と抗酸化成分の比較

ヘンプ(産業用大麻、Cannabis sativa L.)の種子は、たんぱく質や脂質、食物繊維、ミネラルなどを多く含む植物性の食品素材として利用が広がっています。欧州連合で栽培が認められている産業用ヘンプは、精神作用をもつ成分THCの含有量が低い品種に限られます。著者らによれば、種子の成分は品種によ…

公開日: 2026年10月19日 04:52

ルーマニアで育成されたインゲンマメ3系統のさやを2年間分析し、栄養成分とDNAの特徴を比べた研究 研究論文OpenAlexルーマニア

ルーマニアで育成されたインゲンマメ3系統のさやを2年間分析し、栄養成分とDNAの特徴を比べた研究

インゲンマメは世界で最も多く食べられているマメ科作物の一つです。乾燥した豆だけでなく、若いさやも「さやいんげん」として野菜に使われます。たんぱく質、食物繊維、ミネラル、ポリフェノールなどを含むため、食品の原料としても関心が高まっています。

公開日: 2026年10月09日 20:16

窒素固定だけではないインゲンマメの働き:有機農業に向けた「生態系志向」の品種改良を考える総説 研究論文OpenAlexルーマニア

窒素固定だけではないインゲンマメの働き:有機農業に向けた「生態系志向」の品種改良を考える総説

インゲンマメは、中南米やサハラ以南のアフリカを中心に、数億人の食生活と収入を支える重要な作物です。論文によると、栽培面積は2000万ヘクタールを超えます。マメ科植物として、根に共生する根粒菌の働きで空気中の窒素を植物が使える形に変える「生物的窒素固定」を行うため、化学肥料への依存を減らせる作物として…

公開日: 2026年10月09日 04:57

有機ブルーベリーの成分と、乾燥・加熱加工への適性を調べる 研究論文OpenAlexルーマニア

有機ブルーベリーの成分と、乾燥・加熱加工への適性を調べる

ブルーベリーは収穫後に傷みやすく、保存のための加工が重要になります。研究チームは、有機栽培されたハイブッシュブルーベリーの「Duke」と「Elliot」という2品種を対象に、2024年と2025年の成分を調べ、乾燥と加熱殺菌による加工への適性を比較しました。

公開日: 2026年10月04日 21:47

ロバの乳は粉末にしても働きを保つのか——生乳と噴霧乾燥乳を比べた動物実験 研究論文OpenAlexルーマニア

ロバの乳は粉末にしても働きを保つのか——生乳と噴霧乾燥乳を比べた動物実験

ロバの乳は、脂肪とカゼイン(乳に含まれるたんぱく質の一種)が少なく、乳糖が多いなど、人の母乳に似た成分の組み合わせを持つとされます。リゾチーム(細菌の細胞壁を分解する働きを持つたんぱく質)などの生理活性成分を含み、免疫に関わる働きが注目されてきました。しかし著者らは、実際に食品素材として使うには大き…

公開日: 2026年09月30日 07:02

魚の健康を支える「見えないバランス」——プレバイオティクスとプロバイオティクスに関する総説 研究論文OpenAlexルーマニア

魚の健康を支える「見えないバランス」——プレバイオティクスとプロバイオティクスに関する総説

世界の水産養殖は食料供給で大きな役割を担っており、著者らによれば2024年には養殖された水生動物の生産量が1億トンを超えました。需要の高まりを受けて、この分野には生産量を増やすだけでなく、効率的で持続可能な仕組みを目指すことが求められています。

公開日: 2026年09月30日 05:25

思春期の植物性食生活をめぐる論点の整理――心血管・代謝への利点と成長面の課題 研究論文OpenAlexルーマニア

思春期の植物性食生活をめぐる論点の整理――心血管・代謝への利点と成長面の課題

著者らは、思春期を食習慣が定まっていく重要な時期としてとらえています。この時期は体の成長、骨に骨のミネラルが蓄えられていく過程(骨量の獲得)、そして脳神経の発達を支えるために、栄養素の必要量が高い状態が続きます。一方で、植物性中心の食生活を選ぶ若い世代は増えています。

公開日: 2026年09月17日 13:15

ジュース搾りかすに残る成分を調べる——リンゴ・プラム・ニンジン・ビーツの搾汁残渣を食品素材として評価した研究 研究論文OpenAlexルーマニア

ジュース搾りかすに残る成分を調べる——リンゴ・プラム・ニンジン・ビーツの搾汁残渣を食品素材として評価した研究

果汁・野菜ジュースを製造すると、果肉や皮などの固形分が「ポマース(搾りかす、搾汁残渣)」として大量に残ります。著者らによれば、リンゴ(品種ジョナサン)、ビーツ、ニンジン、プラムのポマースは、ポーランド、ドイツ、スペイン、ルーマニアといった生産国を中心に、ヨーロッパのジュース加工業から生じる主要な副産…

公開日: 2026年09月15日 18:36

ルーマニアに自生するセイヨウジュウニヒトエ、香りと抗酸化性に着目した基礎研究 研究論文OpenAlexルーマニア

ルーマニアに自生するセイヨウジュウニヒトエ、香りと抗酸化性に着目した基礎研究

ハーブや野草の中には、まだ食品としての可能性が十分に調べられていない種が数多くあります。今回紹介する研究が注目したのは、シソ科の植物「セイヨウジュウニヒトエ(Ajuga reptans L.)」です。青紫の花を咲かせるこの植物は、ルーマニアの植物相に含まれるものの、これまであまり詳しく研究されてこな…

公開日: 2026年08月23日 18:34