研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

マレーシア・サバ州の熱帯ナマコ2種、骨片の形態による種の確認と栄養成分の分析 研究論文OpenAlexマレーシア

マレーシア・サバ州の熱帯ナマコ2種、骨片の形態による種の確認と栄養成分の分析

ナマコは、ゆでて干した加工品(ビーシュ・ド・メール、日本でいう「いりこ」)として広く取引されています。加工されると色や形などの手がかりが失われ、種類を見分けにくくなります。そのため、高価な種が安価な種にすり替えられたり、誤った表示がされたりするおそれが指摘されています。また、商品価値は種類、見た目、…

公開日: 2026年10月07日 05:05

ナツメヤシの実は消化の健康を支えるか — 栄養成分と生体活性成分から整理した総説 研究論文OpenAlexマレーシア

ナツメヤシの実は消化の健康を支えるか — 栄養成分と生体活性成分から整理した総説

近年、食品に「基本的な栄養の供給」だけでなく「健康状態を改善し、病気のリスクを下げる生理的な働き」も期待する機能性食品という考え方が広がってきました。著者らは、その背景として、脂質の摂取が多い現代の食習慣と、肥満・糖尿病・消化器系の障害といった疾患の増加との関連が指摘されてきたことを挙げています。

公開日: 2026年10月03日 07:30

マレーシア産ケルルットハニーとトゥアランハニーの成分と抗酸化能を比べた研究 研究論文OpenAlexマレーシア

マレーシア産ケルルットハニーとトゥアランハニーの成分と抗酸化能を比べた研究

はちみつは栄養面と健康面の両方で価値があるとされ、安全に安心して食べるためには品質を確かめることが大切です。研究チームは、マレーシア産の2種類のはちみつ、ケルルットハニーとトゥアランハニーについて、物理化学的な性質、ミネラル組成、抗酸化能を調べることを目的としたと述べています。

公開日: 2026年09月27日 05:22

子どもと若者のデジタル食教育と持続可能な食を結ぶ研究の現状整理 研究論文OpenAlexマレーシア

子どもと若者のデジタル食教育と持続可能な食を結ぶ研究の現状整理

子どもや若者は、デジタル環境と現実の生活の両方を通して食について学び、食事が人の健康と地球環境の双方に与える影響を理解していきます。しかし著者らによれば、デジタル技術を使った健康的な食事の教育、フードリテラシー(食に関する知識や調理・選択の力)の教育、そして持続可能な食事の教育は、これまでほぼ別々に…

公開日: 2026年09月23日 03:57

アブラヤシ副産物を白色腐朽菌で発酵させる――栄養価と人工ルーメン発酵への影響を調べた研究 研究論文Europe PMCマレーシア

アブラヤシ副産物を白色腐朽菌で発酵させる――栄養価と人工ルーメン発酵への影響を調べた研究

パーム油の生産量は世界の約82%をインドネシアとマレーシアが占めており、その過程で大量の副産物が生まれます。研究チームが取り上げたのは、アブラヤシの葉柄(オイルパームフロンド)、パーム核粕、そして搾油工程で出るデカンターケーキの3種類です。いずれも植物の細胞壁成分を多く含む資材で、反芻家畜(牛など)…

公開日: 2026年09月22日 22:25

まき網漁に真空ポンプを導入すると何が変わるのか——マレーシア・サバ州の商業船で検証 研究論文OpenAlexマレーシア

まき網漁に真空ポンプを導入すると何が変わるのか——マレーシア・サバ州の商業船で検証

魚を船に引き揚げる作業は、これまで人手による「玉網(たまあみ)すくい」が主流でした。しかし労働負担が大きく、漁業の担い手不足が進む中で、この作業をどう効率化するかは水産業の重要な課題です。今回紹介する研究は、マレーシア・サバ州の商業まき網漁船を対象に、真空式の魚ポンプ(吸い上げて魚を運ぶ機械)を導入…

公開日: 2026年09月09日 04:58

ワカサギ漁の「網の中にいる時間」は鮮度にどう影響するか——霞ヶ浦での比較研究 研究論文OpenAlexマレーシア

ワカサギ漁の「網の中にいる時間」は鮮度にどう影響するか——霞ヶ浦での比較研究

ワカサギ(Salangichthys microdon)は寿命1年ほどの小型魚で、市場では1キログラムあたり3000円を超えることもある地域経済上重要な魚種です。国内では北海道から九州まで分布し、2023年の国内漁獲量201トンのうち、茨城県の霞ヶ浦での漁獲が約2割を占めるとされています。もともと汽…

公開日: 2026年09月08日 20:37

キクの葉から作った炭素ナノ粒子で、カット紫ヤムイモの腐敗を抑える研究 研究論文OpenAlexマレーシア

キクの葉から作った炭素ナノ粒子で、カット紫ヤムイモの腐敗を抑える研究

スーパーでよく見かけるカット済みの野菜や芋類は便利な反面、切り口から傷みやすく、カビや変色が起きやすいという弱点があります。中国・湖北中医薬大学のHubei Shizhen Laboratoryなどの研究グループは、花として利用されたあとに廃棄されるキク(Chrysanthemum morifoli…

公開日: 2026年09月02日 09:37

魚油の代わりに何を使うべきか?養殖魚のエサをめぐる『代謝物』からの検証 研究論文OpenAlexマレーシア

魚油の代わりに何を使うべきか?養殖魚のエサをめぐる『代謝物』からの検証

養殖業は世界で最も急速に拡大している食料生産分野のひとつです。その成長を支えてきたのが魚油で、魚の成長や健康、神経発達に欠かせないEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)といった長鎖多価不飽和脂肪酸を豊富に含んでいます。しかし魚油はもともと限られた天然の魚資源から作られるため、乱…

公開日: 2026年09月02日 07:29

肥満対策の一助になる? ガルシニア配合の機能性グミを試作し、効果と味を科学的に検証した研究 研究論文OpenAlexマレーシア

肥満対策の一助になる? ガルシニア配合の機能性グミを試作し、効果と味を科学的に検証した研究

ダイエットや体重管理に関心を持つ人は多く、無理なく続けられる食品として「機能性食品」への期待が高まっています。今回紹介する研究では、東南アジアなどで古くから利用されてきた植物「ガルシニア」を使った機能性グミが試作され、その味や食感、そして脂肪の消化に関わる酵素への働きかけについて調べられました。

公開日: 2026年08月12日 19:30

植物性食品の『買いたい』を左右するのは中身か、パッケージか?—消費者心理を探るパイロット研究 研究論文OpenAlexマレーシア

植物性食品の『買いたい』を左右するのは中身か、パッケージか?—消費者心理を探るパイロット研究

健康や環境への意識の高まりから、植物由来の食品(プラントベースフード)を選ぶ人が増えてきたと言われています。しかし、消費者が実際にこうした食品を「買いたい」と思う気持ちや、それが日々の健康的な食習慣につながるかどうかは、どんな要因によって決まるのでしょうか。今回紹介するのは、この疑問を心理学的なモデ…

公開日: 2026年07月18日 17:49

アブラヤシ花粉を乳酸菌で発酵させると栄養価が変わる? ミツバチの餌としての可能性を調べた研究 研究論文DOAJマレーシア

アブラヤシ花粉を乳酸菌で発酵させると栄養価が変わる? ミツバチの餌としての可能性を調べた研究

アブラヤシ(オイルパーム)の農園では、油を採るための果房づくりの過程で大量の花粉が発生しますが、これまであまり活用されてこなかったといいます。花粉はミツバチにとって重要な栄養源になり得る一方で、アブラヤシの花粉はタンパク質含有量が比較的低く、そのままミツバチの餌として使うには限界があると指摘されてい…

公開日: 2026年06月10日 14:45