研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

調理した食品に含まれるマンガン・コバルト・ニッケルは消化の過程でどれだけ溶け出すか――試験管内の消化・大腸発酵モデルによる評価 研究論文OpenAlexスペイン

調理した食品に含まれるマンガン・コバルト・ニッケルは消化の過程でどれだけ溶け出すか――試験管内の消化・大腸発酵モデルによる評価

マンガン、コバルト、ニッケルは、食品にごく微量含まれる金属元素です。マンガンは多くの酵素の働きを助ける必須の微量元素で、コバルトはビタミンB12の構成要素として知られています。一方で、とり過ぎると健康への悪影響が指摘されています。ニッケルは一般に必須とはみなされておらず、アレルギー性の皮膚炎などとの…

公開日: 2026年10月11日 21:45

パルス電場処理で果汁・野菜汁の微生物はどれだけ減るか――菌株と飲料の種類による違いを比べた研究 研究論文OpenAlexスペイン

パルス電場処理で果汁・野菜汁の微生物はどれだけ減るか――菌株と飲料の種類による違いを比べた研究

パルス電場(PEF)処理は、果汁や野菜汁に短い高電圧のパルスを繰り返しかけて微生物を不活性化する技術で、果汁類の保存技術として期待されています。研究チームは、この処理がザクロ、トマト、ニンジンの3種類のジュースで微生物をどの程度減らすか、またジュースの品質に影響するかを調べました。

公開日: 2026年10月09日 05:12

高圧処理で食品中の細菌やウイルスはどこまで減るのか――2692件のデータを統合した評価 研究論文OpenAlexスペイン

高圧処理で食品中の細菌やウイルスはどこまで減るのか――2692件のデータを統合した評価

高圧処理(HPP)は、食品に高い圧力をかけて微生物を不活化する加工技術です。加熱に頼らないため、食品の品質を保ちながら微生物による危害を抑えられる方法として位置づけられています。

公開日: 2026年10月08日 05:35

塩分の多い環境でカビがオクラトキシンAをつくる仕組みを探る——遺伝子発現と代謝物からのアプローチ 研究論文OpenAlexスペイン

塩分の多い環境でカビがオクラトキシンAをつくる仕組みを探る——遺伝子発現と代謝物からのアプローチ

生ハムやサラミといった塩蔵・乾燥させた食肉製品では、オクラトキシンA(OTA)というカビ毒の汚染が問題になります。OTAは腎臓に害を及ぼす物質として知られ、国際がん研究機関(IARC)はこれをグループ2B(ヒトに対して発がん性の可能性がある)に分類しています。論文では、動物で腎腫瘍を引き起こすことや…

公開日: 2026年09月21日 09:14

水俣条約のもとでの人の水銀バイオモニタリング——血液・尿・毛髪・組織の指標を整理した総説の紹介 研究論文OpenAlexスペイン

水俣条約のもとでの人の水銀バイオモニタリング——血液・尿・毛髪・組織の指標を整理した総説の紹介

水銀は世界中の環境に広く存在する汚染物質で、世界保健機関(WHO)が公衆衛生上とくに懸念される化学物質の一つに位置づけています。水銀には金属水銀(元素状水銀)、無機水銀、有機水銀という形態があり、著者らによれば、体内での動き方(吸収・分布・排出のされ方)や影響が出やすい臓器はそれぞれ異なります。

公開日: 2026年09月20日 17:33

植物や食品残さから得た抽出液の色を測る――色の「見え方」からたどる天然色素のスクリーニング 研究論文OpenAlexスペイン

植物や食品残さから得た抽出液の色を測る――色の「見え方」からたどる天然色素のスクリーニング

食品や包装、繊維、塗料といった分野では、合成着色料や合成染料に代わる環境負荷の小さい選択肢が探されています。著者らは、植物の色素や色素を多く含む残さが、色を与えると同時に園芸・農産食品・林業の副産物を活用する循環型の取り組みにもつながる可能性に着目しました。

公開日: 2026年09月17日 11:54

米の農薬残留、洗浄と調理でどこまで減らせる? 品種別に調べた研究 研究論文OpenAlexスペイン

米の農薬残留、洗浄と調理でどこまで減らせる? 品種別に調べた研究

お米は炊く前に研いだり、時には浸水させたりと、下ごしらえの過程がある食品です。こうした調理の工程が、もし米に残っている農薬の量を減らす効果を持っているとしたら――そんな視点から行われた研究が、学術誌「フード・アディティブス・アンド・コンタミナンツ パートA」に2026年07月に掲載予定です。農業や家…

公開日: 2026年07月27日 02:27