研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

腸内細菌を使った介入は高齢期の認知機能と筋力を支えるか——システマティックレビューとメタ解析の報告 研究論文Europe PMCチリ

腸内細菌を使った介入は高齢期の認知機能と筋力を支えるか——システマティックレビューとメタ解析の報告

世界保健機関(WHO)は「健康な加齢」を、高齢期の幸福を可能にする生活機能を発達させ維持していく過程としてとらえています。この考え方では、認知機能と身体機能を保つことが、自立や社会参加、生活の質を支えるうえで欠かせません。著者らは、この二つの機能領域に関わる生物学的な仕組みとして腸内細菌に注目しまし…

公開日: 2026年10月04日 04:39

食事と機能性ディスペプシアの関係を整理した総説 研究論文OpenAlexチリ

食事と機能性ディスペプシアの関係を整理した総説

食後の強い膨満感、少量で満腹になる早期飽満感、上腹部の痛みや焼ける感じが続き、日常生活に支障が出ることがあります。検査で説明できる器質的な病気が見つからず、診断基準を満たす場合、この状態は機能性ディスペプシア(FD)と呼ばれます。著者らは、FDの世界的な有病率をローマIV基準で約6.8%と報告された…

公開日: 2026年09月30日 08:19

食物繊維は血圧を下げるか?2型糖尿病と高血圧を併せ持つ患者を対象にした研究 研究論文OpenAlexチリ

食物繊維は血圧を下げるか?2型糖尿病と高血圧を併せ持つ患者を対象にした研究

食物繊維は「体によい」というイメージで語られがちですが、その中にもいくつかの種類があります。水に溶ける可溶性食物繊維(SDF)と、溶けない不溶性食物繊維(IDF)は、腸内での働き方が異なることが知られています。今回紹介する研究は、2型糖尿病と高血圧を併せ持つ患者において、この2種類の食物繊維が血圧に…

公開日: 2026年09月10日 08:29

アルコール依存とうつ、腸を経由してつながる仕組みとは 食物繊維の役割に注目した総説 研究論文DOAJチリ

アルコール依存とうつ、腸を経由してつながる仕組みとは 食物繊維の役割に注目した総説

お酒の量が増えていくにつれて気分が落ち込みやすくなる、あるいは抑うつ状態がお酒をやめられない一因になっている――こうした「アルコール使用障害」と「うつ」の絡み合いは、依存症の治療を難しくする大きな要因として知られています。チリのアウトノマ大学(Universidad Autónoma de Chil…

公開日: 2026年09月01日 23:41

植物と果実の甘み成分「フルクタン」研究レビュー——ストレス耐性から食品応用まで 研究論文OpenAlexチリ

植物と果実の甘み成分「フルクタン」研究レビュー——ストレス耐性から食品応用まで

タマネギやチコリ、アスパラガスなど、身近な植物にはショ糖(スクロース)を材料にして作られる「フルクタン」という果糖ベースの炭水化物が蓄えられていることが知られています。フルクタンの中でも比較的分子サイズが小さいものは「フラクトオリゴ糖(FOS)」と呼ばれ、腸内で選択的に発酵される性質から食品や機能性…

公開日: 2026年08月02日 01:37

乳酸発酵はムルタベリージュースの機能性をどう変えるか——フェノール成分と生理活性のつながりを探る研究 研究論文DOAJチリ

乳酸発酵はムルタベリージュースの機能性をどう変えるか——フェノール成分と生理活性のつながりを探る研究

果物や野菜に含まれるポリフェノールは、発酵という加工プロセスを経ることで組成が変化することが知られています。乳酸発酵によって植物由来の食品中のポリフェノール組成が変わることは分かっていますが、その組成の変化が実際にどのような機能的な効果につながるのかは、これまで十分に明らかにされていませんでした。今…

公開日: 2026年07月27日 22:33