厚生労働省の輸入食品監視で、アメリカ合衆国から輸入された「その他のとうもろこし(遺伝子組換え不分別)」から、発がん性が指摘されるカビ毒「アフラトキシン」が検出されました。
輸入者は日本食品化工株式会社で、検出値は17μg/kg(アフラトキシンB1:15.2μg/kg、B2:1.6μg/kg)でした。これは食品衛生法で定められた規格基準(総アフラトキシン10μg/kg以下)を超過するものです。当該品については全量が保管された上で、廃棄または積み戻しの措置が指示されており、市場には流通していません。
アフラトキシンは主にとうもろこしやナッツ類などにカビが生えることで発生する天然毒素で、大量または長期に摂取すると健康への影響が懸念される物質です。今回の事案は輸入時の検疫検査で発見され、市場流通前に対応が取られています。消費者が直接この商品を目にする可能性は低いですが、輸入食品の安全管理体制の一例として知っておくとよいでしょう。