著者の所属・活動拠点の国は、インドネシアです。

掲載誌:Journal of Applied Nursing and Health

ライセンス: CC BY-SA 対象: 公開論文 確認元: OpenAlex

胃炎に似た症状と生活習慣の関係を調べる

研究チームは、思春期の若者が訴える胃炎に似た症状に、食習慣や心理的ストレス、飲料の摂取などがどのように関連しているかを調べました。対象としたのは、医師が診断した胃炎ではなく、本人が回答した胃腸の不調に基づく「胃炎に似た症状」です。

高校生52人の質問票から見えた関連

研究では、高校生52人を対象に、構造化された質問票を用いて症状や生活習慣を調べました。食事パターン、心理的ストレス、コーヒーや炭酸飲料の摂取、朝食の習慣、睡眠時間について、症状との関連を統計的に分析しています。ある一時点の状況を調べる横断研究です。

胃炎に似た症状を報告した生徒は、全体の50%でした。研究チームが不健康と分類した食事パターンは67.3%、心理的ストレスは61.5%、頻繁なコーヒー摂取は51.9%の生徒にみられました。

分析では、食事パターン、心理的ストレス、コーヒー摂取が、胃炎に似た症状と統計的に有意に関連していました。著者らは、このうち心理的ストレスが最も強い関連を示したと報告しています。一方、炭酸飲料の摂取、朝食の習慣、睡眠時間については、統計的に有意な関連は認められませんでした。

症状を生活習慣やストレスとともに捉える

今回の結果は、調査した高校生の胃炎に似た訴えが、食習慣や心理的ストレス、コーヒー摂取と結びついていたことを示しています。ただし、同じ時点での症状と生活習慣の関連を調べた研究であり、これらが症状の原因だと示したものではありません。著者らは、思春期の若者への看護支援で、ストレス管理や健康的な食習慣、コーヒー摂取に目を向ける意義を指摘しています。

原著論文の著者・所属:Tati Setyawati Ponidjan、Esther Novilian Tamunu、Angie Gisela Waworuntu

※本記事は原著論文をもとに、日本語で要約・説明を加えた研究紹介です。 出典(原著論文):Tati Setyawati Ponidjan, Esther Novilian Tamunu, Angie Gisela Waworuntu Dietary Patterns, Psychological Stress, and Beverage Consumption as Determinants of Gastritis-Like Symptoms Among Adolescents: A Cross-Sectional Study. Journal of Applied Nursing and Health 2026-11-01. DOI: 10.55018/janh.v8i3.680. 原著ライセンス:CC BY-SA 4.0.

本紹介記事の文章(題名・見出しを含む)は、CC BY-SA 4.0で提供します。原著論文をもとにNutriMap Japanが日本語で要約・説明を加えています。対象は本紹介記事の文章に限り、ヒーロー画像・サイトのロゴ・画面デザイン・他の記事・データベース全体は含みません。