著者の所属・活動拠点の国は、インドネシアです。
掲載誌:Jurnal Ilmiah Multidisiplin Ilmu
ライセンス: CC BY-SA 対象: 公開論文 確認元: OpenAlex
店の雰囲気とサービスに着目
研究チームは、パスルアンにある釣り堀併設レストラン「Mr. Blek」で、店の雰囲気とサービスの質が顧客満足度にどのように関わるかを調べました。同店は自然を感じられる屋外の食事スペースや釣り堀を備える一方、研究の背景には、料理の提供時間や混雑時のスタッフの対応、施設の状態に関する利用客の不満がありました。
論文でいう「店の雰囲気」とは、外観や内装、座席などの配置、店内の見せ方といった物理的な環境を指します。サービスの質については、対応の確かさや素早さ、安心感、顧客への気配りなどに着目しました。
利用客72人の回答を分析
研究チームは、来店して飲食した経験のある17歳以上の顧客72人を対象に、質問票による調査を実施しました。回答者は条件に合う人を選ぶ方法で集められ、各設問には「まったく同意しない」から「非常に同意する」までの5段階で回答しました。満足度は、期待との一致、再訪したい気持ち、人に勧める意向から捉えています。
著者らは、店の雰囲気とサービスの質を同時に扱う統計分析を行い、それぞれが満足度とどう関係するかを検討しました。その結果、両方を合わせた場合にも、それぞれを個別に見た場合にも、評価の高さと満足度の高さとの間に統計的に有意な正の関係があったと報告しています。
論文が報告した決定係数は0.657でした。これは、この分析モデルでは、顧客満足度のばらつきの65.7%が店の雰囲気とサービスの質によって説明されたことを示します。また、著者らは、二つの要因のうちサービスの質のほうが満足度との関わりが強かったとしています。
心地よい空間と接客の両方が関わる
著者らは、魅力的で清潔な空間だけでなく、親切で迅速、確実で気配りのある対応も、顧客満足度を考えるうえで重要だと結論づけています。この店舗での調査からは、釣り堀や自然を楽しめる環境に加え、そこで受けるサービスも利用客の満足に深く関わるという意味が伝わります。
原著論文の著者・所属:Bayu Setyo Darmo Susilo(Universitas Merdeka Pasuruan)、Sri Hastari(Universitas Merdeka Pasuruan)、Agnes Ratna Pudyaningsih(Universitas Merdeka Pasuruan)
※本記事は原著論文をもとに、日本語で要約・説明を加えた研究紹介です。 出典(原著論文):Bayu Setyo Darmo Susilo, Sri Hastari, Agnes Ratna Pudyaningsih Pengaruh Store Atmosphere dan Kualitas Pelayanan terhadap Kepuasan Pelanggan di Mr. Blek Kolam Pancing dan Resto Pasuruan. Jurnal Ilmiah Multidisiplin Ilmu 2026-08-26. DOI: 10.69714/e0xtvs10. 原著ライセンス:CC BY-SA 4.0.
本紹介記事の文章(題名・見出しを含む)は、CC BY-SA 4.0で提供します。原著論文をもとにNutriMap Japanが日本語で要約・説明を加えています。対象は本紹介記事の文章に限り、ヒーロー画像・サイトのロゴ・画面デザイン・他の記事・データベース全体は含みません。