研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

捨てられるアボカドの種、乾燥方法を変えると消化のよい粉になる? 研究論文OpenAlexエチオピア

捨てられるアボカドの種、乾燥方法を変えると消化のよい粉になる?

アボカドを食べたあとに残る大きな種は、多くの場合そのまま廃棄されています。しかしこの種には、たんぱく質やでんぷんといった栄養成分が相当量含まれていることが知られています。ハラマヤ大学(エチオピア)のDesta Dugassa Fufa氏と、オロミア農業研究機構のShure Soboka氏は、この廃棄…

公開日: 2026年09月06日 04:47

エンドウ豆のさや皮から食物繊維を取り出す 抽出法の違いで何が変わるのか 研究論文OpenAlexインド

エンドウ豆のさや皮から食物繊維を取り出す 抽出法の違いで何が変わるのか

豆を加工する際に出るエンドウ豆のさや皮は、多くが廃棄され環境負荷の一因となっています。しかしこのさや皮は食物繊維を豊富に含むことから、廃棄物を減らしつつ有用な原料として活用する道が模索されています。今回紹介する研究は、エンドウ豆のさや皮から食物繊維を効率よく取り出すための抽出方法を比較し、得られた繊…

公開日: 2026年09月05日 20:27

水の代わりにホエイを使うとパンはどう変わるのか——化学成分と食味の研究 研究論文OpenAlexリビア

水の代わりにホエイを使うとパンはどう変わるのか——化学成分と食味の研究

パン作りでは小麦粉と水を練り合わせて生地を作るのが基本ですが、この『水』を別の液体に置き換えたらパンの中身や味はどう変わるのでしょうか。今回紹介する研究は、チーズ製造の際に出る副産物であるホエイ(乳清)を、パン生地をこねる際の水の代わりに使うとどうなるかを調べたものです。ホエイは牛乳からチーズを作る…

公開日: 2026年09月05日 20:26

低温保存でサクランボの風味はなぜ落ちるのか 品種差を遺伝子・代謝物から追う研究 研究論文OpenAlex中国

低温保存でサクランボの風味はなぜ落ちるのか 品種差を遺伝子・代謝物から追う研究

冷蔵庫でサクランボをしばらく保存すると、買った直後より味がぼやけたと感じることがあります。甘みと酸味のバランスが崩れたり、香りが弱くなったりする現象は経験的に知られていますが、その裏でどのような生化学的変化が起きているのかは、品種ごとの違いも含めてまだ十分にわかっていませんでした。今回紹介する研究は…

公開日: 2026年09月05日 19:35

キャッサバ・レッドビーンズ・カボチャの粉を組み合わせたインスタント粥、配合の違いが品質にどう影響するか 研究論文OpenAlexインドネシア

キャッサバ・レッドビーンズ・カボチャの粉を組み合わせたインスタント粥、配合の違いが品質にどう影響するか

お湯を注ぐだけで食べられるインスタント粥は手軽さが魅力ですが、その原料や配合次第で食感や栄養価は大きく変わります。インドネシアの研究チームが、地域で入手しやすい原料である改良キャッサバ粉(MOCAF)、レッドビーンズ粉、カボチャ粉を組み合わせたインスタント粥を作り、配合の違いが理化学的な性質や食味に…

公開日: 2026年09月05日 06:23

デンプンに鉄を閉じ込める:高圧・加熱処理で作る鉄強化食品素材の可能性 研究論文OpenAlex中国

デンプンに鉄を閉じ込める:高圧・加熱処理で作る鉄強化食品素材の可能性

鉄分不足を補うためのサプリメントは、味や胃腸への負担が原因で続けにくいという課題があります。そこで注目されているのが、鉄をそのまま摂取するのではなく、デンプンのような食品由来の担体に鉄を組み込んで食品に加える方法です。中国・甘粛農業大学食品科学工程学院の研究グループは、米デンプンに鉄塩を組み合わせた…

公開日: 2026年09月05日 05:44

リンゴ由来ペクチンで作った“色が変わる”食品包装フィルム、肉とチーズの鮮度を可視化する研究 研究論文OpenAlex中国

リンゴ由来ペクチンで作った“色が変わる”食品包装フィルム、肉とチーズの鮮度を可視化する研究

肉やチーズがどのくらい新鮮なのか、パッケージを開けずに一目で分かったら便利です。今回紹介する研究は、リンゴのペクチン(果実に含まれる多糖類)をベースに、抗菌成分と色が変わる指示薬を組み込んだ新しいフィルムを作り、豚肉とチーズの保存・鮮度モニタリングに使えるかを調べたものです。研究チームには、陝西科技…

公開日: 2026年09月05日 05:42

サトイモのデンプンとアルギン酸を組み合わせたフィルムは、架橋方法の違いでどう変わるのか 研究論文OpenAlexメキシコ

サトイモのデンプンとアルギン酸を組み合わせたフィルムは、架橋方法の違いでどう変わるのか

プラスチックごみの問題が広がるなか、食品包装の分野でも生分解性の素材を使ったフィルムの研究が進んでいます。今回紹介する研究では、タロイモ(Colocasia esculenta)のデンプンと、褐藻類由来のアルギン酸ナトリウムを組み合わせたフィルムを作り、架橋(分子どうしを結びつけて強度や性質を変える…

公開日: 2026年09月05日 05:36

リンゴ果皮とレモン繊維をクラッカーに配合すると、ポリフェノールの損失を抑えられる可能性 研究論文OpenAlexイタリア

リンゴ果皮とレモン繊維をクラッカーに配合すると、ポリフェノールの損失を抑えられる可能性

果物や野菜を加工する際に出る皮や芯などの副産物には、まだ活用しきれていない栄養素が残っていることがあります。イタリア原産のリンゴ品種「アヌルカ」の果皮もそのひとつで、食物繊維やポリフェノール(フェノール化合物)を豊富に含むことが知られています。乾燥させて粉末にすれば、パンや焼き菓子などの栄養価を高め…

公開日: 2026年09月05日 05:28

トマトのくし切りを賢く乾燥させる:CFDシミュレーションとサーマルカメラで乾燥中の温度と水分を可視化する研究 研究論文OpenAlexエジプト

トマトのくし切りを賢く乾燥させる:CFDシミュレーションとサーマルカメラで乾燥中の温度と水分を可視化する研究

真っ赤なトマトは水分含量が90〜95%にも達し、そのままでは日持ちがしません。乾燥はこの水分を取り除いて保存性を高める代表的な方法ですが、乾燥温度が高すぎると縮みや変色、栄養成分の劣化を招くという悩ましい面もあります。エジプトのスエズ運河大学農学部の研究グループは、トマトをくし切りにした状態での対流…

公開日: 2026年09月05日 04:55

生乳への中和剤混入は微生物汚染のサインか——イラン北西部の実地調査 研究論文OpenAlexイラン

生乳への中和剤混入は微生物汚染のサインか——イラン北西部の実地調査

牛から搾ったばかりの生乳は時間が経つと乳酸菌の働きで酸性化し、酸度が上がる。この酸っぱさを消すために炭酸塩などのアルカリ性の中和剤をひそかに混ぜる不正行為が、新興国の一部地域で問題になっている。中和剤そのものが直接の毒性を持つかどうかとは別に、この行為が牛乳の衛生状態そのものと関係しているのかは、実…

公開日: 2026年09月05日 04:53

白マスタード種子の油、電子レンジ加熱で収量と抗酸化力が向上したとする研究 研究論文OpenAlexポーランド

白マスタード種子の油、電子レンジ加熱で収量と抗酸化力が向上したとする研究

マスタードというとスパイスや調味料の印象が強いですが、その種子からは食用油も採ることができます。今回紹介するのは、白マスタード(Sinapis alba L.)の『Warta(ワルタ)』という品種の種子を対象に、搾油前にマイクロ波(電子レンジと同じ原理の加熱)で下処理を行うと、油の収量や成分にどのよ…

公開日: 2026年09月05日 04:51