研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
タイのバンコクでテンペ作りを指導、モスク信徒向けハラール食品の地域活動を報告
大豆を発酵させてつくる「テンペ」は、インドネシア発祥の伝統食品として知られています。今回紹介する報告は、タイの首都バンコクにあるジャワモスクの信徒を対象に、テンペ作りを教える国際的な地域活動(コミュニティサービス)の記録です。研究チームはインドネシア・スラカルタのムハマディヤ大学などに所属する研究者…
公開日: 2026年08月31日 20:22
ペキー果肉パウダー、乳清たんぱく質配合で抗酸化成分の残りやすさが変化 スプレードライ製法を検証
ブラジルのセラード地域に自生するペキー(Caryocar brasiliense)という果実をご存じでしょうか。カロテノイドやフェノール化合物を豊富に含む果実ですが、脂質含有量が高く(果肉の約40%)、収穫期が限られているため、産業的な利用が難しいとされてきました。今回、ブラジル連邦大学ゴイアス校な…
公開日: 2026年08月31日 19:40
乳酸菌は水耕栽培レタスの生育と栄養価を高めるか——3菌株の比較研究
野菜づくりの世界では近年、化学肥料に頼りすぎずに収量や品質を高める手段として「微生物バイオスティミュラント」への関心が高まっています。植物の根に有用な微生物を与えることで、栄養の吸収やストレス耐性を助けようという発想です。これまでこの分野では根圏微生物(PGPR)と呼ばれるBacillus属やPse…
公開日: 2026年08月31日 19:36
小麦好きの人が主食をエンドウ豆製品に置き換えると、おなかの不調は和らぐのか——日本人30人での臨床試験
パンや麺類などの小麦製品を食べると、セリアック病でも小麦アレルギーでもないのにお腹の張りや痛み、下痢や便秘といった症状が出る人がいることが知られており、これは「非セリアックグルテン過敏症(NCGS)」と呼ばれています。しかし診断が難しく、症状に心当たりがあっても小麦を食べ続けている人は少なくないと考…
公開日: 2026年08月31日 19:34
タイガーナッツミルクの栄養は低温殺菌でどう変わる? コートジボワールの研究から
近年、豆乳やアーモンドミルクなど植物性ミルクの人気が世界的に高まっています。乳糖不耐症や牛乳アレルギーを避けたい人の選択肢としてだけでなく、ヴィーガン志向の広がりも背景にあります。今回紹介する研究は、そうした植物性ミルクの中でもあまり知られていない「タイガーナッツミルク」を取り上げたものです。コート…
公開日: 2026年08月31日 19:32
パールミレット入りケーキで鉄分は増えても、実際に体に取り込みやすいとは限らない
雑穀のパールミレット(Pennisetum glaucum、和名トウジンビエ)は、精製小麦粉に比べてミネラルが豊富だとされ、パンや焼き菓子の原料として注目されてきました。ガーナのSunyani Technical UniversityとUniversity of Education, Winneba…
公開日: 2026年08月31日 19:31
加糖飲料はいつ、どこで、なぜ飲まれるのか——パキスタン・ラホールの成人を対象にした調査
甘い炭酸飲料やジュースなどの「加糖飲料」は、心臓病や肥満、2型糖尿病との関連がこれまでも指摘されてきました。ただし、こうした飲料をどれくらい飲んでいるかという「量」の研究は多くても、いつ、どこで、なぜ飲むのかという「消費の場面」に注目した研究は十分に行われてきませんでした。パキスタン・ラホールの18…
公開日: 2026年08月31日 19:29
パキスタン・ラホールの大学生400人を調査、食生活の『まずまず』の実態とは
大学生活は、実家を離れての一人暮らしや授業のプレッシャー、限られた予算など、食生活が乱れやすい条件が重なりやすい時期だといわれます。パキスタン・ラホールにある6つの大学の学生を対象に、実際にどのような食事パターンや栄養習慣が見られるのかを調べた研究が発表されました。学業のストレスや生活環境の変化、経…
公開日: 2026年08月31日 19:28
パキスタンの大学生調査:SNSの食品広告と運動不足が『不健康な食生活』とどう結びつくか
スマートフォンでSNSを開けば、色鮮やかな料理の広告や配達アプリの案内が次々と流れてくる。こうした環境の変化が、若い世代の食生活にどのような影響を与えているのだろうか。パキスタンで行われたこの研究は、大学生を含む成人のSNS利用者を対象に、SNS上の食品広告への接触や運動習慣が、日々の食生活の質とど…
公開日: 2026年08月31日 19:27
腸内細菌と脳のつながりから考える、食事によるアルツハイマー病対策の可能性
アルツハイマー病は高齢者の認知症の主な原因であり、記憶や認知機能が徐々に低下していく進行性の神経変性疾患です。近年、腸内に棲む多種多様な細菌の集まり(腸内細菌叢)が、脳の働きと密接に関わっているという研究が積み重なっており、アルツハイマー病の発症や進行を理解するうえで腸内細菌叢が重要な研究対象として…
公開日: 2026年08月31日 19:26
185cmで体重42kg、BMI12――COPD患者に見られた重度低栄養の一症例
慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、気道が慢性的に狭くなり呼吸がしづらくなる病気で、さまざまな合併症を伴いやすいことが知られています。中でも頻度が高い合併症のひとつが低栄養で、COPD患者の約20%が体重減少を経験し、それが骨格筋量や呼吸機能、生活の質の低下につながるとされています。今回紹介するのは、そ…
公開日: 2026年08月31日 19:24
七面鳥の卵、品種によってタンパク質やアミノ酸の量に違い バングラデシュの研究
鶏卵に比べると馴染みが薄いものの、七面鳥の卵は粒が大きく、タンパク質や脂質、微量栄養素が豊富な食材として注目されています。バングラデシュでは近年、栄養価の高い家禽製品への需要の高まりを背景に、七面鳥の飼育が新しい選択肢として関心を集めているといいます。ただし、高温多湿な熱帯環境で育てた場合に、品種に…
公開日: 2026年08月31日 18:32