研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

黒クミンの搾油後に残るしぼりかす、前処理の方法で栄養価が変わる可能性 研究論文OpenAlexリトアニア

黒クミンの搾油後に残るしぼりかす、前処理の方法で栄養価が変わる可能性

ニゲラサティバ、和名では黒クミンと呼ばれる植物の種子は、香辛料や伝統的な食品用途で使われてきました。この種子から低温圧搾でオイルを搾ると、あとに『プレスケーキ』と呼ばれる搾りかすが残ります。オイルを搾ったあとの副産物というと廃棄物のイメージがありますが、実はタンパク質やポリフェノールなどの成分が残っ…

公開日: 2026年09月02日 13:27

ゴマ油の搾りかすからタンパク質を取り出す:抽出法とコールドプラズマ処理が品質に与える影響を調べた研究 研究論文OpenAlexトルコ

ゴマ油の搾りかすからタンパク質を取り出す:抽出法とコールドプラズマ処理が品質に与える影響を調べた研究

ゴマ油を搾ったあとに残る「ゴマ粕」は、これまで主に飼料などに回されてきた副産物ですが、実はタンパク質を豊富に含んでいます。近年、動物性タンパク質の代替として植物性タンパク質への関心が高まる中、こうした副産物からタンパク質を取り出し、食品原料として活用しようとする研究が進められています。ただし、植物由…

公開日: 2026年09月02日 13:26

コショウ由来成分が緑膿菌の毒性を抑え、食品保存料の効きを高める可能性 研究論文OpenAlex中国

コショウ由来成分が緑膿菌の毒性を抑え、食品保存料の効きを高める可能性

肉製品の腐敗を引き起こす代表的な細菌のひとつに、緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)があります。食品の安全を守るために抗菌性の保存料が広く使われてきましたが、その一方で保存料に耐性を持つ菌株が現れていることが課題になっています。今回紹介する研究では、コショウ(Piper nigru…

公開日: 2026年09月02日 11:38

捨てられていた黄精の葉に、抗生物質による下痢を和らげる働き?マウス実験で腸内細菌への作用を調査 研究論文OpenAlex中国

捨てられていた黄精の葉に、抗生物質による下痢を和らげる働き?マウス実験で腸内細菌への作用を調査

抗生物質は感染症治療に欠かせない薬ですが、腸内の細菌を『無差別に』攻撃してしまうため、下痢などの副作用(抗生物質関連下痢、AAD)を招くことがあります。腸内細菌のバランスが崩れると、短鎖脂肪酸(酢酸やプロピオン酸、酪酸など、腸内細菌が食物繊維を分解して作る物質)の産生量が減り、腸のバリア機能や免疫の…

公開日: 2026年09月02日 11:37

アダプトゲン植物、サプリだけでなく食品にも広がるか 研究論文が市場と論文動向を分析 研究論文OpenAlexカナダ

アダプトゲン植物、サプリだけでなく食品にも広がるか 研究論文が市場と論文動向を分析

「アダプトゲン」という言葉を、サプリメントの成分表示などで見かけたことがある人もいるかもしれません。ストレスへの身体の適応を助けるとされる植物由来の天然成分の総称で、健康志向の高まりとともに注目を集めています。今回紹介する研究は、こうしたアダプトゲン植物が実際の食品市場でどれだけ使われているのか、そ…

公開日: 2026年09月02日 11:36

おからをヒラタケの菌糸体で発酵させると、うま味が増す? 食品残さ活用に関する研究 研究論文OpenAlex

おからをヒラタケの菌糸体で発酵させると、うま味が増す? 食品残さ活用に関する研究

豆腐や豆乳を作る際に大量に発生する副産物「おから」は、世界全体で年間14億トンも生まれているといいます。栄養価は高いものの、腐りやすく、食物繊維が多いために水に溶けにくく、そのままではざらついた食感や味の点で食品への利用が難しいという課題があります。こうした食品残さを、キノコの菌糸体を使って発酵させ…

公開日: 2026年09月02日 11:34

大豆タンパク質の『泡立ちやすさ』を決めるのは何か——溶けやすさと凝集状態に注目した基礎研究 研究論文OpenAlexオランダ

大豆タンパク質の『泡立ちやすさ』を決めるのは何か——溶けやすさと凝集状態に注目した基礎研究

豆乳フォームやプラントベースのホイップトッピング、代替卵など、大豆タンパク質を使った食品には『きめ細かく安定した泡』が求められる場面が多くあります。しかし同じ『大豆タンパク質』という原料でも、メーカーやロットによって泡立ち方にばらつきがあることは、食品開発の現場でよく知られた課題です。オランダのワー…

公開日: 2026年09月02日 11:33

アサリで起きた消化管アレルギー、リンパ球検査と少量負荷試験で診断できた一例 研究論文OpenAlex

アサリで起きた消化管アレルギー、リンパ球検査と少量負荷試験で診断できた一例

エビやカニだけでなく、貝類も子どもの消化管アレルギーの原因になることがあります。今回紹介するのは、アサリを食べた後に嘔吐を繰り返した6歳女児について、血液検査の一種と少量の食物負荷試験を組み合わせて診断に至った症例報告です。舞台は栃木県の獨協医科大学の小児科および獨協医科大学病院アレルギーセンターで…

公開日: 2026年09月02日 11:31

発酵タケノコの品質を安定させる乳酸菌スターターの研究 研究論文OpenAlex中国

発酵タケノコの品質を安定させる乳酸菌スターターの研究

メンマなどの原料としても知られる発酵タケノコは、自然の微生物に任せて発酵させると仕上がりの味や品質にばらつきが出やすく、発酵の過程で亜硝酸塩が一時的に増えてしまうことも課題とされています。これを解決する手がかりとして、特定の乳酸菌をあらかじめ選んで加える『スターター培養』という方法があります。今回紹…

公開日: 2026年09月02日 11:29

アップサイクル食品、パッケージの見せ方次第で消費者の受け止め方が変わる 研究論文OpenAlexアイルランド

アップサイクル食品、パッケージの見せ方次第で消費者の受け止め方が変わる

賞味期限が近い食材や製造工程で余った副産物などを活用してつくられる「アップサイクル食品」は、食品ロス削減の手段として注目されています。ただし、こうした食品が実際に選ばれるかどうかは、原材料がどのように活かされているかという価値が消費者の目に直接見えないぶん、パッケージの伝え方に大きく左右されると考え…

公開日: 2026年09月02日 11:28

屋台の「アグアス・フレスカス」は安全か——メキシコの市場タイプ別に微生物汚染を調べた研究 研究論文OpenAlexメキシコ

屋台の「アグアス・フレスカス」は安全か——メキシコの市場タイプ別に微生物汚染を調べた研究

アグアス・フレスカスは、果物や種子、花などを水と混ぜて作るメキシコの伝統的な冷たい飲み物で、屋台や市場、レストランなど幅広い場所で日常的に売られています。常温の水や氷、開放容器を使うことが多いため、作り方や保存方法によっては微生物汚染のリスクが生じやすい飲料でもあります。今回紹介する研究は、この身近…

公開日: 2026年09月02日 11:27

青色の光を当てると大豆もやしが赤紫色に変わるのはなぜか、その司令塔となる遺伝子を特定 研究論文OpenAlex中国

青色の光を当てると大豆もやしが赤紫色に変わるのはなぜか、その司令塔となる遺伝子を特定

スーパーで見かける大豆もやしの中には、茎の部分がうっすら赤紫色を帯びたものがある。この色はアントシアニンという色素成分によるもので、光の当て方によって蓄積量が変わることが知られている。とくに青色の光を大豆もやしに当てると、茎(胚軸)の部分でアントシアニンが大きく増えることが分かっており、見た目の商品…

公開日: 2026年09月02日 11:26