研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
減量中に筋肉の健康を保つには――食事・運動、肥満手術、薬物療法の研究を整理した総説
肥満の治療では体重を減らすことが基本ですが、体重が減るときには脂肪だけでなく、脂肪以外の組織(除脂肪量)も減り、その中には骨格筋が含まれる可能性があります。骨格筋は血糖の調節やエネルギー消費に関わり、体を動かす力の土台でもあります。そのため著者らは、減量の成功を体重の減少量だけで判断せず、筋肉の量や…
公開日: 2026年10月12日 11:49
食事はフレイルの予防とどう関わるのか:高齢者の食事とフレイルに関する研究を整理した文献レビュー
年齢を重ねると、体の予備力が少しずつ失われ、軽い病気やけがのような小さなきっかけでも健康状態が大きく崩れやすくなることがあります。このような状態は「フレイル」と呼ばれます。研究チームは論文の中で、フレイルを、体の内部のバランスを保つ力がしだいに失われ、わずかなストレスでも健康が悪化しやすくなる多面的…
公開日: 2026年10月12日 10:13
サルコペニア肥満とは何か——概念・診断・管理をめぐる総説の紹介
この論文は、「サルコペニア肥満」と呼ばれる状態について、現時点でわかっていることを整理することを目的としています。サルコペニア肥満とは、体脂肪が過剰である一方で、骨格筋の量と機能が低下している状態を指します。太っていることと筋肉が衰えていることは一見すると逆の問題のようですが、この二つが同じ人に同時…
公開日: 2026年09月30日 20:47
高たんぱく食は腎臓の働きにどう影響するか——総説論文の紹介
たんぱく質は、体の組織をつくり修復し、酵素やホルモンをつくるうえで欠かせない栄養素です。著者らによれば、世界保健機関は成人に理想体重1kgあたり1日0.83g以上のたんぱく質を推奨していますが、上限の許容量は定めていません。論文では、標準的な推奨量を超える摂取——おおむね体重1kgあたり1日1.2〜…
公開日: 2026年09月26日 22:26
スポーツボランティアの食習慣、性別・年齢・BMIとどう関係する?ポーランドの調査
スポーツの国際大会には、選手や観客だけでなく、運営を支える多くのボランティアが関わっています。こうしたボランティアは日常的にスポーツに関わる環境に身を置いている一方で、彼らの食習慣がどのようなものか、そしてそれが性別や年齢、学歴、体格といった社会人口統計学的な特性とどう関連しているのかについては、こ…
公開日: 2026年08月27日 07:33
GLP-1治療で体重は減っても筋肉は大丈夫?「サルコペニア肥満」をめぐる最新レビュー
ここ数年、セマグルチドやチルゼパチドといったインクレチン関連薬(GLP-1受容体作動薬など)による肥満治療が急速に広まりました。体重や体脂肪を大きく減らせることで注目される一方で、「筋肉量まで減ってしまうのでは」という懸念もしばしば話題になります。今回紹介する総説論文は、こうした薬物療法の時代におけ…
公開日: 2026年08月22日 20:29