研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
インクレチン関連薬による肥満治療中の食事と栄養をどう支えるか:ポーランド栄養学会の専門家声明
肥満治療では近年、「インクレチン関連薬」と呼ばれる薬が使われるようになりました。インクレチンは食事をとると腸から出るホルモンの総称です。これらの薬はそのうちのGLP-1や、GIPとGLP-1の両方に働きかけて、食欲を抑え満腹感を高めます。著者らが紹介する臨床試験では、肥満や体重に関連する合併症を伴う…
公開日: 2026年10月13日 06:52
食べ物は体内のGLP-1分泌にどう働きかけるのか:栄養と腸内細菌の経路を整理した総説
GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)は、食事をとると腸から分泌されるホルモンです。血糖値が高いときにインスリンの分泌を促し、胃から腸へ食べ物が送られる速さを緩やかにし、食欲を抑える働きがあることが、これまでの研究で示されてきました。このように食後のインスリン分泌を助ける腸のホルモンは「インクレチン…
公開日: 2026年10月11日 06:03
子どもの「好きな食べ物」の傾向と栄養知識のつながり──ポーランド全国調査の報告
子ども時代に身につく食の習慣は、その後の健康に長く影響すると考えられています。研究チームは、その中でも「食べ物の好き嫌い」が子どもの食行動を左右する大きな要因のひとつだと位置づけたうえで、7〜9歳の子どもの栄養に関する知識(栄養知識)と、食べ物の好みとの関連を調べることを目的としました。
公開日: 2026年09月14日 21:41
小学生の食事パターンは何によって決まるのか——ポーランドの大規模調査から
子どもの食習慣は、好き嫌いや家庭の食卓の様子だけでなく、体格や日々の活動量、栄養についての知識といった複数の要因が絡み合って形づくられていると考えられています。では実際に、どんな要因がどの食べ方の傾向と結びついているのでしょうか。ポーランドで10〜12歳の児童7,763人(男児49.2%、女児50.…
公開日: 2026年09月10日 08:28
小学校低学年の朝食習慣、家庭の教育歴や生活環境と関連か ポーランドでの調査
朝ごはんをきちんと食べる習慣は、子どもの健康的な食生活の基本とされています。しかし実際にはどれくらいの子どもが毎日朝食をとれているのか、そしてその習慣には家庭環境がどう影響しているのかは、地域や対象によって事情が異なります。今回紹介する研究は、ポーランドの小学校低学年(1〜3年生)を対象に、朝食摂取…
公開日: 2026年08月31日 18:23
フェヌグリークの成分と働きを整理した総説論文が公表
カレーの香りづけなどに使われるスパイス「フェヌグリーク」をご存じでしょうか。マメ科の一年草で、地中海地域やアジア、アフリカなど幅広い地域で栽培されており、料理だけでなく伝統的な民間療法でも古くから利用されてきた植物です。今回、このフェヌグリークについて、これまでの研究知見を幅広く整理した総説論文が学…
公開日: 2026年07月09日 22:30
ポーランドの18歳を対象にした全国調査、心血管リスクへの意識と生活習慣に男女差 ― 女性は知識高いが運動・睡眠に課題、男性は食事・嗜好品に課題
心血管疾患というと中高年の病気というイメージが強いかもしれませんが、その芽は若いうちからの生活習慣や意識のあり方に関わっているとされています。とりわけ「大人になる節目」である18歳前後は、食事や運動、睡眠、飲酒・喫煙といった生活習慣が本人の選択によって固まり始める時期でもあります。今回紹介するのは、…
公開日: 2026年07月03日 05:25