研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
パキスタン・ナマル渓谷産の薬用植物2種の栄養成分・抗酸化作用・抗菌作用と金属含有量の比較
薬用植物は栄養素や、体に働きかける可能性のある成分の供給源として利用されてきました。著者らは、こうした植物を安全に使うには、有効そうな成分だけでなく、土壌から取り込まれる金属の量も確かめる必要があると述べています。
公開日: 2026年10月17日 05:59
緑茶を飲む習慣と若年成人の空腹時血糖・ヘモグロビン濃度の関連を検討した横断研究
緑茶はカメリア・シネンシス(チャノキ)の葉から作られる飲み物です。紅茶に比べて製造時の酸化が少ないため、ポリフェノールの一種であるカテキンが多く残ります。なかでもエピガロカテキンガレート(EGCG)は、糖の代謝や酸化ストレスとの関わりが研究されてきました。一方、緑茶と空腹時血糖の関係について、人を対…
公開日: 2026年10月14日 09:53
カテキンとエピカテキンを食品中で安定に保つ方法を整理したレビュー
カテキンとエピカテキンは、緑茶やチョコレート、果物を使った飲料などに含まれるポリフェノールの一種です。著者らは、これらが抗酸化作用や抗炎症作用、心臓や代謝に関わる性質を示す成分として知られていると紹介しています。一方で、食品の加工や保存の途中で酸化したり、分子の立体的な形が変わる「エピ化(エピメリ化…
公開日: 2026年10月08日 01:33
過熱水蒸気で取り出すマスティック樹脂の精油と抗酸化活性
研究チームは、マスティックの木として知られるPistacia lentiscusの樹脂から精油を取り出す際に、抽出方法や条件が抗酸化活性にどう影響するかを調べました。植物由来の抗酸化成分を食品などに利用することを念頭に、精油の酸化反応を抑える働きを高める条件を見つけることが目的です。
公開日: 2026年10月06日 05:02
植物由来のタンパク質分解物とペプチドは腸の健康を支えられるか──低栄養に関する研究の整理
世界では5歳未満の子どもの約4500万人が消耗症(急激なやせ)、約1億4900万人が発育阻害(年齢に比した低身長)の状態にあると推定されています。著者らは、低栄養の問題がカロリー不足だけにとどまらない点に注目しました。低栄養は腸の粘膜バリアの機能低下や腸内細菌のバランスの乱れ、小腸内細菌異常増殖(S…
公開日: 2026年09月29日 09:39
黒コショウと白コショウの抽出物を比べる — 収率・成分・抗酸化と抗菌のはたらき
コショウ(Piper nigrum L.)は世界で広く使われる香辛料であり、同時に生物活性をもつ植物成分の供給源でもあります。著者らによると、コショウの辛味や価値は「オレオレジン」と呼ばれる油状の抽出物、アルカロイドのピペリン、精油といった成分に支えられています。オレオレジンとは、コショウの粉末から…
公開日: 2026年09月29日 07:33
キトサン処理がアシュワガンダの薬用成分蓄積を促す仕組み — カルシウムから始まる信号の連鎖を時間軸で追う
アシュワガンダ(学名 Withania somnifera、インドニンジンとも呼ばれます)は、南アジアや中東などで古くから用いられてきた薬用植物です。その薬理的な評価を支えているのが「ウィタノライド」と総称される一群の成分で、著者らによれば、これはエルゴスタン骨格を持つステロイド性ラクトン化合物で、…
公開日: 2026年09月28日 18:28
ヒヨコマメに含まれる成分と健康の関わり — 試験管・動物・ヒト研究を整理した総説
ヒヨコマメ(Cicer arietinum L.)は世界各地で食べられている豆類で、たんぱく質、食物繊維、レジスタントスターチ(消化されにくいでんぷん)、ポリフェノールなどを含みます。著者らによると、こうした成分の働きについての研究はこれまで数多く行われてきましたが、細胞を使った実験、動物実験、ヒト…
公開日: 2026年09月24日 17:31
野生オリーブの葉とバタフライピー、シーバックソーンを使ったインスタントティー錠の開発研究
手軽に飲めて体によい成分を含む飲料への関心が高まる一方、まだ十分に活用されていない植物素材や、食品加工の過程で出る副産物をどう役立てるかが課題になっています。研究チームは、そうした素材の一つとして野生オリーブの葉に注目しました。論文によれば、この葉はポリフェノール(植物に含まれる抗酸化性の成分群)を…
公開日: 2026年09月14日 01:39
カラシナの葉に豊富なタンパク質とポリフェノール、抗菌作用の可能性を報告する研究
カラシナ(Brassica juncea)は、独特の風味を持つ葉物野菜として世界各地で食べられている植物です。近年、こうした緑黄色葉野菜は単なる食材としてだけでなく、体に有用な成分を含む「機能性食品」としての側面からも研究が進んでいます。今回紹介する研究では、在来種のカラシナの葉を対象に、栄養成分や…
公開日: 2026年08月19日 01:34
炭酸飲料の代わりになる?キウイ入りコンブチャの開発と味・成分を調べた研究
甘い炭酸飲料は手軽でおいしい一方、糖分の摂りすぎにつながりやすいことが指摘されています。そこで近年注目されているのが、紅茶や緑茶を発酵させてつくる「コンブチャ」のような発酵飲料です。コンブチャには有機酸や抗酸化に関連する成分が含まれるとされ、そこにビタミンCや有機酸、ポリフェノールを含むとされるキウ…
公開日: 2026年07月14日 14:30