研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
ビートの皮の抽出液で、アレルゲン性を抑えた乳糖分解ヨーグルトの抗酸化能を高める試み
牛乳のたんぱく質は代表的な食物アレルゲンのひとつで、乳糖が体質に合わない人もいます。そこで、酵素でたんぱく質を分解したり乳糖を分解したりして、こうした人にも食べやすい乳製品をつくる研究が進められています。ただし著者らは以前の研究で、たんぱく質を酵素で分解してから乳酸菌で発酵させると、発酵乳製品の抗酸…
公開日: 2026年10月14日 23:25
ドライマウスやシェーグレン病の人は何を食べている?ハンガリーの調査から見えた食習慣の傾向
口の中が乾く「ドライマウス」は、食事や会話、味覚、入れ歯の使用感、さらには口の中の健康維持にまで影響を及ぼすことがあると言われています。その結果、栄養の量や質にも影響し、生活の質全体に関わる可能性があります。しかし、唾液の分泌や口・粘膜の乾燥症状と、日々の食べ物や栄養素との関係については、これまであ…
公開日: 2026年08月21日 13:26
野生キノコ4種、栄養と抗酸化力をハンガリーの研究チームが分析
スーパーで売られている栽培キノコとは別に、森や野山に自生する「野生キノコ」を食べる文化は世界各地にある。見た目や食感の面白さだけでなく、栄養面でも独自の価値があるのではないかという関心から、キノコの成分を細かく調べる研究が続けられている。今回紹介するのは、ハンガリーに自生する4種の食用キノコ、マスタ…
公開日: 2026年07月26日 21:30
非熱処理技術でプロバイオティクスの生存性は高められるか——食品中での安定性を検証したレビュー研究
ヨーグルトや発酵飲料などに含まれる「プロバイオティクス」(腸内環境などに関わるとされる生きた微生物)は、製造・保存の過程で数が減ってしまうことが課題とされています。加熱処理は殺菌や品質保持に役立つ一方で、生きた菌自体にはダメージを与えやすいこともあり、近年は加熱を伴わない「非熱処理技術」を使って菌の…
公開日: 2026年07月14日 15:30
ジャックビーンとインゲンマメ由来ヨーグルト飲料、高脂肪食ラットの脂質にどう働く? 初期研究の結果
肥満や脂質代謝の乱れは、高脂肪の食事と関わりが深いことが知られています。近年、乳酸菌による発酵と、豆類に含まれる生理活性成分を組み合わせた「発酵豆乳ヨーグルト」のような食品が、健康分野で注目を集めています。今回紹介する研究では、ジャックビーン(タチナタマメ)とインゲンマメの抽出物を組み合わせたヨーグ…
公開日: 2026年07月11日 02:29
ビールが放つ「見えない光」の正体とは?蛍光ナノ粒子を科学する
ビールをブラックライトのような特殊な光にかざすと、実はほのかに蛍光を発することがあります。この光の正体の一つとして注目されているのが「カーボンナノドット(CNDs)」と呼ばれる、非常に小さな炭素系の粒子です。焦がしたパンの香ばしさやコーヒーの色づきを生み出す「メイライド反応」など、加熱を伴う調理・加…
公開日: 2026年07月09日 13:25