研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
腸内細菌を使った介入は高齢期の認知機能と筋力を支えるか——システマティックレビューとメタ解析の報告
世界保健機関(WHO)は「健康な加齢」を、高齢期の幸福を可能にする生活機能を発達させ維持していく過程としてとらえています。この考え方では、認知機能と身体機能を保つことが、自立や社会参加、生活の質を支えるうえで欠かせません。著者らは、この二つの機能領域に関わる生物学的な仕組みとして腸内細菌に注目しまし…
公開日: 2026年10月04日 04:39
乾燥方法の違いが豆粉の性質とグルテンフリー・カップケーキの評価をどう変えるか
小麦などに含まれるグルテンを避ける必要がある人のための食品市場は拡大しています。研究チームによれば、セリアック病は世界人口のおよそ1%、非セリアック・グルテン過敏症は約6%に影響するとされ、現時点で有効な対処法は生涯にわたってグルテンを摂らないことだけだと説明されています。ところが従来のグルテンフリ…
公開日: 2026年09月29日 13:14
キウイフルーツと血圧の関係を調べた無作為化試験の統合解析
血圧は心血管疾患の主要な危険因子であり、生活習慣の影響を強く受けます。果物や野菜を多く含む食事が血圧を下げることは以前から知られており、その背景としてカリウム摂取の増加や血管の拡張に関わる仕組みが挙げられてきました。キウイフルーツは食物繊維、カリウム、ビタミンCや各種の抗酸化成分を多く含む果物で、著…
公開日: 2026年09月14日 00:00
蒸気で加圧して割る?豆の抗酸化成分を引き出す加工法の比較研究
豆類には、体内の酸化ストレスに関わるとされるポリフェノール(フェノール成分)が含まれていますが、その多くは豆の細胞壁などに結合した状態で存在し、そのままでは体内での利用や抽出がしにくいとされています。今回紹介する研究は、この『結合型』のフェノール成分を加工によって取り出しやすくできるかどうかを調べた…
公開日: 2026年09月09日 13:24
抗生物質の代わりに『卵内プロバイオティクス』は使えるか——ブロイラー飼育での可能性を探った研究
鶏肉の生産現場では、成長を促す目的で飼料に抗生物質を添加する方法が長く使われてきました。しかし、薬剤耐性菌の問題などを背景に、抗生物質に頼らない飼育法への関心が高まっています。その代替候補として近年注目されているのが「プロバイオティクス」、つまり健康に良い影響を与えるとされる微生物です。今回紹介する…
公開日: 2026年08月18日 06:27