ビオチンビタミン単位:µg

この栄養素について

カルボキシラーゼの補酵素として代謝に関わり、皮膚や粘膜の健康維持を助ける 出典:日本人の食事摂取基準(2025年版)(厚生労働省)

消費者庁の表示:【MEXT食品成分DB 解説】ビオチンはカルボキシラーゼの補酵素として、炭素固定反応や炭素転移反応に関与している。 【消費者庁 別表第11】ビオチンは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。 【消費者庁 別表第11 注意喚起表示】本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。

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ビオチンとは?

ビオチンは、カルボキシ化反応を触媒するカルボキシラーゼの補酵素として機能する。d-異性体のみが生理作用を有する。

体内での働き

特に、ピルビン酸カルボキシラーゼの補酵素として糖新生、アセチルCoAカルボキシラーゼの補酵素として脂肪酸合成に重要な役割を果たす。

不足したとき

ビオチンが欠乏すると、乾いた鱗状の皮膚炎、萎縮性舌炎、食欲不振、むかつき、吐き気、憂うつ感、顔面蒼白、性感異常、前胸部の痛みなどが惹起される。

とりすぎたとき

通常の食品で可食部100 g当たりのビオチン含量が数十µgを超える食品は、レバーを除き存在せず、通常の食品を摂取している者で、過剰摂取による健康障害が発現したという報告は見当たらない。健康な者においては、十分な報告がないため、耐容上限量は設定しなかった。

出典:日本人の食事摂取基準(2025年版)(厚生労働省)

1日の食事摂取基準(2025年版・成人)

  • 目安量50μg

ビオチンを多く含む食品(可食部100gあたり・上位20)

順位食品含有量食品群目安量
1 <その他> 酵母 パン酵母 乾燥310.0 µg 調味料及び香辛料類 小さじ1杯=約2g
2 まいたけ 乾240.0 µg きのこ類
3 <鳥肉類> にわとり [副品目] 肝臓 生230.0 µg 肉類 1個=40g(本書目安)
4 <香辛料類> からし 粉160.0 µg 調味料及び香辛料類
5 <畜肉類> ぶた [その他] スモークレバー130.0 µg 肉類 1個=約200g
6 らっかせい 大粒種 いり110.0 µg 種実類 殻つき10個=約25g
7 <畜肉類> ぶた [副生物] じん臓 生100.0 µg 肉類 1個=約200g
8 <その他> 酵母 パン酵母 圧搾99.0 µg 調味料及び香辛料類 大さじ1杯=約8g
9 らっかせい バターピーナッツ96.0 µg 種実類 10粒=約10g
10 らっかせい 小粒種 乾92.0 µg 種実類
11 らっかせい 大粒種 乾92.0 µg 種実類 1カップ=約120g
12 <畜肉類> うし [副生物] じん臓 生90.0 µg 肉類 1個=約1kg
13 <コーヒー・ココア類> コーヒー インスタントコーヒー88.0 µg し好飲料類 大さじ1杯=約4g/小さじ1杯=約1g
14 (きくらげ類) しろきくらげ 乾87.0 µg きのこ類 5〜10個=5g(乾燥状態・本書目安)
15 ヘーゼルナッツ フライ 味付け82.0 µg 種実類 10粒=約15g
16 ひまわり フライ 味付け80.1 µg 種実類 大さじ1=約9g
17 <畜肉類> ぶた [副生物] 肝臓 生80.0 µg 肉類 1個=400g(本書目安)
18 らっかせい ピーナッツバター79.0 µg 種実類 大さじ1杯=約16g
19 <畜肉類> うし [副生物] 肝臓 生76.0 µg 肉類 1個=約2kg
20 あおのり 素干し71.0 µg 藻類 大さじ1杯=約2g

※可食部100gあたり。日本食品標準成分表(八訂)増補2023より(収録食品 1366件から集計)。目安量は収載がある食品のみ表示。推定値は文部科学省が括弧付きで公表する公式推定値。数値は成分表の表記のまま:(値)=公式の計算値または推定値、Tr=微量(最小記載量の1/10以上5/10未満)、(Tr)=微量と推定(未測定)、0=最小記載量の1/10未満または検出されず、(0)=含まれていないと推定(未測定)。

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