掲載誌:Zenodo (CERN European Organization for Nuclear Research)
ライセンス: CC BY 対象: 公開論文 確認元: OpenAlex
教材のねらい
今回紹介するのは、研究論文ではなく、食に関する教材です。ポルトガル語の題名『Receitas Fáceis, Económicas e Sustentáveis 1』は「手軽で経済的、持続可能なレシピ集 1」という意味です。Vitamimosが、FoodCLICのリスボン・リビングラボ向けに作成しました。リビングラボとは、地域の人々が参加し、実際の生活の場で課題に取り組む活動の場を指します。
公開された説明によると、この教材のねらいは、参加者とその家族が手元にある食材や資源をできるだけ活かしながら、健康的な食事を用意できるよう支えることです。教材は「食のリテラシー」を高めるためのものと位置づけられています。食のリテラシーとは、食べ物を選び、準備し、食事を整えるために必要な知識や技能を指します。
教材の内容と調理活動
教材には、手軽に作れて費用を抑えられ、環境への負担にも配慮したレシピが集められています。この教材は、2026年1月に参加者へ配られた食料バスケットに同封されました。
レシピの配布に加えて、実践的な調理活動も行われました。参加者はその場で実際に料理を作り、試食しました。
一方、公開された説明には、教材や調理活動が参加者の知識、食習慣、家計などにどのような影響を与えたかを調べた結果は書かれていません。そのため、この記事でも効果については紹介できません。
この取り組みが示すもの
説明では、この教材はFoodCLICの学習アジェンダに貢献するものとされています。具体的には、料理の実践的な技能と、健康的で手頃で持続可能な食品を選ぶための知識を組み合わせる点が挙げられています。
レシピを配るだけで終わらせず、実際に作って味わう機会と組み合わせている点が、この取り組みの特徴です。日々の食卓に役立つ知識と技能を、地域の参加者が体験を通じて身につけられるよう設計された教材だといえます。
原著論文の著者・所属:Vitamimos
※本記事は原著論文をもとに、日本語で要約・説明を加えた研究紹介です。 出典(原著論文):Vitamimos. Receitas Fáceis, Económicas e Sustentáveis 1. Zenodo (CERN European Organization for Nuclear Research) 2026-08-27. DOI: 10.5281/zenodo.22130048. 原著ライセンス:CC BY.