研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

ケニアの青少年は食べ物をどう選んでいるのか―写真とマッピングで探る食環境 研究論文OpenAlexスウェーデン

ケニアの青少年は食べ物をどう選んでいるのか―写真とマッピングで探る食環境

「今日の昼食はどこで、なぜそれを選んだのか」。大人にとっても答えるのが難しいこの問いを、ケニアの都市部に暮らす12〜13歳の青少年たちに、写真を使って語ってもらった研究があります。ケニアでは食をめぐる環境が急速に変化しており、栄養不足・過体重・微量栄養素欠乏が同時に存在する「三重の栄養負荷」が広がる…

公開日: 2026年08月26日 00:34

ナイジェリアの乳幼児、市販スナックや加糖飲料をどれだけ口にしている?―イバダンでの調査から 研究論文OpenAlexナイジェリア

ナイジェリアの乳幼児、市販スナックや加糖飲料をどれだけ口にしている?―イバダンでの調査から

離乳食(補完食)は、母乳やミルクだけでは足りなくなる生後6か月頃から少しずつ始まる、子どもの成長にとって大切な食事の時期です。近年、多くの低・中所得国では、加工されたスナック菓子や甘い飲み物が身近になり、食生活が大きく変化していると言われています。こうした市販の菓子や飲料は、エネルギーは高いものの栄…

公開日: 2026年08月25日 23:41

海藻ノリの摂取量と腹部肥満リスク、18年追跡の韓国人コホート研究が示したこと 研究論文OpenAlex韓国

海藻ノリの摂取量と腹部肥満リスク、18年追跡の韓国人コホート研究が示したこと

おにぎりや海苔巻きに欠かせない海藻「ノリ」。韓国でも日常的に食べられている食材ですが、この身近な食品が長期的な体型の変化と関係している可能性を示す研究が報告されました。今回紹介するのは、韓国の成人を対象に、ノリの摂取量と「腹部肥満」の発症リスクとの関連を18年間という長期間にわたって調べた前向きコホ…

公開日: 2026年08月25日 23:39

ビタミンD強化食品は子どもの成長にどう関わる?12件の臨床試験を統合した解析結果 研究論文OpenAlexインドネシア

ビタミンD強化食品は子どもの成長にどう関わる?12件の臨床試験を統合した解析結果

ビタミンD不足は世界中の子どもに広くみられる課題とされています。その対策の一つとして、牛乳やその他の飲食品にビタミンDを添加する『食品強化』が行われていますが、これが子どもの血液中のビタミンD濃度を高めるだけでなく、身長や体重といった成長の指標、あるいは骨や血液に関わる他の栄養状態にどのような影響を…

公開日: 2026年08月25日 23:38

AIチャットボットは肝硬変患者の食事プランを個別化できるか?管理栄養士との比較研究 研究論文OpenAlexトルコ

AIチャットボットは肝硬変患者の食事プランを個別化できるか?管理栄養士との比較研究

近年、ChatGPTのような対話型AIに健康や食事の相談をする人が増えています。手軽に栄養アドバイスが得られる一方で、実際の治療現場で使われている専門的な「医療栄養療法」と同じレベルの個別対応ができるのかは、まだよくわかっていません。今回紹介する研究は、肝臓の機能が大きく低下した「非代償性肝硬変」で…

公開日: 2026年08月25日 23:37

塩味・苦味・辛味を「適度に」好む人はうつ病リスクが低い? 脳構造との関連を調べた大規模研究 研究論文OpenAlex中国

塩味・苦味・辛味を「適度に」好む人はうつ病リスクが低い? 脳構造との関連を調べた大規模研究

「辛いものが好き」「しょっぱい味が好き」といった食の好みは、単なる嗜好の問題だと思われがちです。しかし近年、食の好みや食習慣とこころの健康との間に何らかのつながりがあるのではないかという研究が進められています。今回紹介する研究は、14万人を超える非常に大規模なデータを用いて、味の好み(塩味・苦味・辛…

公開日: 2026年08月25日 23:36

発酵食品から見つかった乳酸菌、プロバイオティクス評価と銀ナノ粒子合成への応用可能性 研究論文OpenAlexインド

発酵食品から見つかった乳酸菌、プロバイオティクス評価と銀ナノ粒子合成への応用可能性

タケノコの発酵食品、ドーサ生地、カレー、イドリ、牛乳、ヨーグルトなど、私たちの食卓や各地の伝統食に登場する発酵食品には、乳酸菌(LAB)と呼ばれる微生物が多く含まれていることが知られています。乳酸菌は「プロバイオティクス」、つまり体に良い働きをする可能性のある生きた微生物として注目されてきましたが、…

公開日: 2026年08月25日 23:35

食事の『目に見える証拠』を探る──メタボロミクスとAIで食習慣を読み解く試み 研究論文OpenAlexイラク

食事の『目に見える証拠』を探る──メタボロミクスとAIで食習慣を読み解く試み

「今日何を食べましたか?」と聞かれて、正確に思い出せる自信はあるでしょうか。実は栄養に関する研究の多くは、こうした自己申告に頼ってきました。食物摂取頻度調査票(FFQ)や24時間思い出し法、食事記録といった手法です。しかし人の記憶や自己申告には限界があり、食べたものを忘れてしまったり、量を実際より少…

公開日: 2026年08月25日 23:34

フィリピンの発酵食品から分離された乳酸菌、そのゲノム配列が報告される 研究論文OpenAlexフィリピン

フィリピンの発酵食品から分離された乳酸菌、そのゲノム配列が報告される

東南アジアには、米や魚介類を発酵させて作る伝統的な発酵食品が数多く存在します。こうした発酵食品には多種多様な微生物が関わっており、その中でも乳酸菌は発酵の進行や食品の風味形成に深く関わる存在として知られています。今回紹介する論文は、フィリピンの発酵食品から分離された2種類の乳酸菌株について、そのゲノ…

公開日: 2026年08月25日 23:33

「タンパク質は足りていればいい」は本当か——米国の新ガイドラインをめぐる専門家からの問題提起 研究論文OpenAlexアメリカ

「タンパク質は足りていればいい」は本当か——米国の新ガイドラインをめぐる専門家からの問題提起

「タンパク質をしっかり摂りましょう」という言葉はよく聞きますが、そもそも「足りている」とはどういう状態を指すのでしょうか。実は栄養学の世界では、欠乏を防ぐための最低ラインである「充足」と、体づくりや健康状態をより良くするための「最適化」は、本来別々の概念だと考えられています。今回紹介する論文は、20…

公開日: 2026年08月25日 23:32

アワの有機肥料代替がもたらす『穂と葉の連携』とは―窒素削減下でも収量と品質を両立できる可能性 研究論文OpenAlex中国

アワの有機肥料代替がもたらす『穂と葉の連携』とは―窒素削減下でも収量と品質を両立できる可能性

化学肥料の使いすぎは土壌や環境への負担が指摘される一方で、単純に窒素肥料の量を減らせば作物の収量や品質が落ちてしまうことも知られています。そこで注目されているのが、化学窒素肥料の一部を有機肥料に置き換える『有機肥料代替』という方法です。この方法がなぜ収量や品質の維持・向上につながるのか、その体の中の…

公開日: 2026年08月25日 23:30

全粒穀物への主食置き換えは中性脂肪や血糖関連指標に変化をもたらすか——2型糖尿病高リスク者を対象にした試験の追加解析 研究論文OpenAlex中国

全粒穀物への主食置き換えは中性脂肪や血糖関連指標に変化をもたらすか——2型糖尿病高リスク者を対象にした試験の追加解析

白米やパン、麺類などの「主食」を全粒穀物に置き換えると、体にどのような変化が起きるのでしょうか。2型糖尿病は発症前の段階から、脂質異常や体のインスリンへの反応の鈍さ、お腹まわりへの脂肪の蓄積などが同時に進んでいることが多いとされています。今回紹介する研究は、そうした2型糖尿病の高リスク成人を対象に、…

公開日: 2026年08月25日 22:43