研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

麻の実搾りかすを活かした葉面散布剤、温室イチゴの収量と品質を高める可能性 研究論文OpenAlexタイ

麻の実搾りかすを活かした葉面散布剤、温室イチゴの収量と品質を高める可能性

植物工場やスマート温室での栽培が広がるなか、化学肥料や合成農薬に頼らずに作物の生育を後押しする「バイオスティミュラント(生物刺激剤)」への関心が高まっています。今回紹介する研究は、麻(ヘンプ)の種子から油を搾った後に残る「搾油粕」を原料に作ったタンパク質加水分解物を、イチゴの葉に散布するとどのような…

公開日: 2026年09月02日 07:24

ヤギに水素水を与えると乳の成分は変わるのか——初乳・常乳のペプチドを分析した研究 研究論文OpenAlexトルコ

ヤギに水素水を与えると乳の成分は変わるのか——初乳・常乳のペプチドを分析した研究

牛乳や山羊乳には、消化の過程でたんぱく質が分解されてできる『生理活性ペプチド』と呼ばれる小さな断片が含まれていることが知られています。その中には、血圧に関わる酵素の働きを妨げる『ACE阻害活性』を持つものがあり、食品分野での研究対象になってきました。今回紹介する研究では、ヤギに水素を溶かし込んだ水(…

公開日: 2026年09月02日 06:36

米ぬかや食品残渣に眠るポリフェノール——農産廃棄物の再資源化を探る研究 研究論文OpenAlexポルトガル

米ぬかや食品残渣に眠るポリフェノール——農産廃棄物の再資源化を探る研究

お米の籾殻(もみがら)、ビールを造った後に残るホップの搾りかす、香辛料として使われるオレガノやタイムの茎——こうした食品・農業由来の「残りもの」には、実はまだ活用しきれていない成分が含まれていることがあります。ポルトガルの繊維・衣料産業技術センター(CITEVE)の研究チームが発表したこの研究は、こ…

公開日: 2026年09月02日 06:35

熟すほど甘くなる仕組みとは? イランの希少なマクワウリ2品種を成長段階ごとに調べた研究 研究論文OpenAlexイラン

熟すほど甘くなる仕組みとは? イランの希少なマクワウリ2品種を成長段階ごとに調べた研究

メロンと聞くと甘い果肉を思い浮かべる方が多いと思いますが、その甘さや栄養価が果実の成長過程でどのように変化していくのかは、実はあまり詳しく調べられていません。特に世界各地に存在する在来品種については、品種改良された主要品種に比べてデータが乏しいのが実情です。今回紹介する研究は、イランで栽培されている…

公開日: 2026年09月02日 06:34

「もこもこ」なブランド名は太って聞こえる?食品名の音が与える印象を調べた研究 研究論文OpenAlexカナダ

「もこもこ」なブランド名は太って聞こえる?食品名の音が与える印象を調べた研究

スナック菓子のパッケージに書かれたブランド名を見ただけで、私たちはその食品が軽いのか重いのか、なんとなく印象を持ってしまうことがあります。カナダ・カールトン大学の研究チームは、ブランド名に含まれる「音」そのものが、食品の重さや満腹感に対する期待にどう影響するのかをオンライン実験で調べました。

公開日: 2026年09月02日 06:33

好きな料理を食べると脳の反応が変わる? 近赤外分光法(fNIRS)でみる『食の好み』と前頭前野の関係 研究論文OpenAlex

好きな料理を食べると脳の反応が変わる? 近赤外分光法(fNIRS)でみる『食の好み』と前頭前野の関係

高齢になると、認知症がなくても「何を食べたいか思い浮かばない」という状態に陥る人がいます。食欲の低下は低栄養やフレイル(心身の衰え)にもつながる問題ですが、臨床の現場で気軽に脳の働きを調べる方法がないことが、この分野の研究を難しくしてきました。今回、東洋大学の研究グループが、健康な若年成人を対象に、…

公開日: 2026年09月02日 06:32

捨てられる黒豆の皮に脂肪蓄積を抑える力?ソモクテ種皮エキスの研究 研究論文OpenAlex韓国

捨てられる黒豆の皮に脂肪蓄積を抑える力?ソモクテ種皮エキスの研究

韓国で古くから食べられてきた伝統的な黒大豆「ソモクテ(学名:Rhynchosia nulubilis)」は、健康を支える食材として親しまれてきました。しかし加工の過程で取り除かれる種皮(豆の外側の黒い皮)は、これまであまり利用されずに廃棄されることが多かったといいます。この種皮にはポリフェノールやア…

公開日: 2026年09月02日 06:30

北西太平洋のマサバに含まれる微量元素を調べた研究、食の安全性はどう評価されたか 研究論文OpenAlex中国

北西太平洋のマサバに含まれる微量元素を調べた研究、食の安全性はどう評価されたか

マサバ(Scomber japonicus)は、日本や韓国、ロシアなどでも巻き網漁業の重要な対象となっている魚で、良質なたんぱく質や脂肪酸、ミネラルの供給源として世界的に消費されています。海洋生物は鉄や亜鉛のように体に必要な微量元素だけでなく、カドミウムや鉛のように毒性を持つ非必須元素も、えらや腸、…

公開日: 2026年09月02日 06:29

福島の森でキノコ栽培は再開できるか 露地の菌床栽培2種で放射性セシウムを測定 研究論文OpenAlex

福島の森でキノコ栽培は再開できるか 露地の菌床栽培2種で放射性セシウムを測定

キノコは山の恵みとして親しまれてきた食材ですが、2011年の福島第一原発事故以降、放射性セシウムによる汚染が野外での栽培や採取を難しくしてきました。特に、土壌や落ち葉に直接触れる形で屋外に菌床を置く「露地の菌床栽培」については、キノコがどれくらい放射性セシウムを取り込むのかが十分にわかっておらず、栽…

公開日: 2026年09月02日 06:28

アルガンオイルの搾り方で栄養成分や香りはどう変わる?アルジェリア産カーネルを使った比較研究 研究論文OpenAlexアルジェリア

アルガンオイルの搾り方で栄養成分や香りはどう変わる?アルジェリア産カーネルを使った比較研究

アルガンオイルは北アフリカで長く食用や化粧用に使われてきた植物油ですが、搾り方や加熱の有無によって成分や香りがどのくらい変わるのかは、これまで十分にわかっていませんでした。今回、アルジェリアのティアレット大学やモスタガネムのアブデルハミド・イブン・バディス大学などの研究者たちが、アルジェリア・モスタ…

公開日: 2026年09月02日 06:26

コーヒーからアクリルアミドを取り除けるか。「分子の鋳型」を使った新素材を試した研究 研究論文OpenAlexコロンビア

コーヒーからアクリルアミドを取り除けるか。「分子の鋳型」を使った新素材を試した研究

コーヒーは焙煎の過程で香ばしい風味が生まれる一方、アクリルアミドという物質もできてしまいます。アクリルアミドは加熱によってアミノ酸の一種であるアスパラギンと糖が反応してできる物質で、国際がん研究機関(IARC)により「ヒトに対しておそらく発がん性がある」に分類されています。欧州連合はこの物質を減らす…

公開日: 2026年09月02日 06:25

肌の測定器でカロテノイド摂取量はわかるのか 米国8地域での検証研究 研究論文OpenAlexアメリカ

肌の測定器でカロテノイド摂取量はわかるのか 米国8地域での検証研究

にんじんやほうれん草、トマトなどに含まれる色素成分「カロテノイド」は、体内では抗酸化物質として働くことが知られており、摂取量の把握は栄養調査で重要視されてきました。しかし食事内容を思い出して記入する自己申告式の調査には限界があり、より簡便な方法として、皮膚に光を当てて測定する「反射分光法(RS)」を…

公開日: 2026年09月02日 05:39