研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

植物由来成分の多い食事と空腹時血糖値の関連を調べた横断研究 研究論文OpenAlexギリシャ

植物由来成分の多い食事と空腹時血糖値の関連を調べた横断研究

2型糖尿病は世界的に大きな公衆衛生上の課題となっています。近年、野菜や果物などの植物性食品に含まれる成分(ファイトケミカル)が、血糖の調節に関わる可能性があるとして注目されてきました。

公開日: 2026年09月24日 22:19

若年成人の前糖尿病に食物繊維で向き合う——スマートフォンを使った介入の実現可能性を探る研究計画 研究論文OpenAlexアメリカ

若年成人の前糖尿病に食物繊維で向き合う——スマートフォンを使った介入の実現可能性を探る研究計画

著者らは、若年成人の4人に1人が前糖尿病(糖尿病の一歩手前の状態)にあるという報告を出発点に、この年代に合った新しい食事介入を検討しています。前糖尿病は、血糖の状態を示すヘモグロビンA1c(過去1〜2か月の平均的な血糖の高さを反映する指標)が5.7%〜6.4%の範囲にあることで判定されます。

公開日: 2026年09月24日 21:52

ブドウ糖輸送体1欠損症に対するケトン食療法の効果と安全性を調べた後方視的研究 研究論文OpenAlex中国

ブドウ糖輸送体1欠損症に対するケトン食療法の効果と安全性を調べた後方視的研究

ブドウ糖輸送体1欠損症(GLUT1欠損症)は、脳へブドウ糖を運ぶGlut1というタンパク質のはたらきが不足するために起こる、生まれつきの代謝の病気です。このタンパク質はSLC2A1という遺伝子から作られます。論文によれば、乳児期に始まるてんかん発作、発作性に現れる運動の障害、精神運動発達の遅れが特徴…

公開日: 2026年09月24日 09:24

精製EPAとEPA/DHA配合製剤は冠動脈疾患で結果が異なる——臨床試験の比較を整理した総説 研究論文OpenAlexアメリカ

精製EPAとEPA/DHA配合製剤は冠動脈疾患で結果が異なる——臨床試験の比較を整理した総説

冠動脈疾患(心臓に血液を送る冠動脈が狭くなる病気)は、世界の主要な死因・健康障害の一つであり続けています。スタチンと呼ばれる薬で「悪玉コレステロール」(LDLコレステロール)を目標値まで下げても、なお心血管の発作を起こす患者がいることから、LDLコレステロール以外を標的とする追加の治療法に関心が集ま…

公開日: 2026年09月24日 08:45

砂糖入り飲料と子どもの肥満を「人生の経過」の視点から捉え直す総説 研究論文OpenAlexルーマニア

砂糖入り飲料と子どもの肥満を「人生の経過」の視点から捉え直す総説

子どもの肥満は世界的な健康課題であり、その中でも砂糖入り飲料(SSB。砂糖などの甘味料を加えた清涼飲料水やジュース類)は、生活の工夫によって変えられる食事要因として重視されてきました。しかし著者らは、思春期の飲み物の選び方が、それ以前の人生で形づくられた食習慣とは切り離して論じられがちである点を課題…

公開日: 2026年09月23日 17:51

重慶市の小学4・5年生の栄養リテラシーを調べた研究の紹介 研究論文OpenAlex中国

重慶市の小学4・5年生の栄養リテラシーを調べた研究の紹介

子どもの頃に身につける食べ物の選び方は、その後の食習慣の土台になると考えられています。研究チームが注目したのは「栄養リテラシー」と呼ばれる力です。これは論文の説明によれば、栄養に関する情報を手に入れ、理解し、それを使って健康的な食べ物を選ぶ能力を指します。単に知識を覚えているかどうかではなく、実際の…

公開日: 2026年09月23日 07:05

大学生の生活習慣・食習慣と月経前症候群との関連を調べた研究 研究論文OpenAlexサウジアラビア

大学生の生活習慣・食習慣と月経前症候群との関連を調べた研究

月経前症候群(PMS)は、月経が始まる前の時期にあらわれるいらだち、疲労感、気分の変動、不安、乳房の張り、腹痛、頭痛などの心身の症状を指し、月経の開始後まもなく治まるのが一般的です。症状の程度には個人差が大きいものの、日常生活や生活の質に影響しうる身近な不調として知られています。著者らによれば、世界…

公開日: 2026年09月23日 06:24

食事の質を測る指標「GDQS」と死亡リスク——南アフリカの成人を13年間追跡した研究 研究論文OpenAlex南アフリカ

食事の質を測る指標「GDQS」と死亡リスク——南アフリカの成人を13年間追跡した研究

心血管疾患(CVD)の危険因子のうち、食事の質は本人の努力や環境の改善によって変えられるものの一つとされています。近年、食事全体の質を総合的に評価する指標として「Global Diet Quality Score(GDQS)」が考案されましたが、この指標が心血管疾患や全死因死亡とどう関係するのかを検…

公開日: 2026年09月23日 04:59

都市部の10代とデリバリー食:高脂肪・高糖質の食事がもたらす健康リスクと、その背景にある経済の仕組み 研究論文OpenAlex中国

都市部の10代とデリバリー食:高脂肪・高糖質の食事がもたらす健康リスクと、その背景にある経済の仕組み

スマートフォンで注文するフードデリバリー(出前・テイクアウトの配達)が広がり、中国の都市部では10代の若者にとって日常的な食事手段になっています。揚げ物中心のファストフードやタピオカミルクティーのような高脂肪・高糖質の食品が、たまの楽しみではなく普段の食事へと変わりつつある、というのが本研究の出発点…

公開日: 2026年09月23日 04:15

メキシコシティの食事パターンと地域の社会開発指標との関連を機械学習で探る 研究論文OpenAlexメキシコ

メキシコシティの食事パターンと地域の社会開発指標との関連を機械学習で探る

人が何を食べるかは、個人の好みや習慣だけでなく、住んでいる地域の社会経済的な条件にも左右されると考えられています。しかし研究チームによれば、ラテンアメリカの大都市において、食事の内容と社会経済・地域的な条件との関係は十分に明らかにされてきませんでした。

公開日: 2026年09月22日 21:44

イエメン・アデンの医療系大学生における朝食欠食の広がりを調べた調査 研究論文OpenAlexイエメン

イエメン・アデンの医療系大学生における朝食欠食の広がりを調べた調査

朝食を抜く習慣は大学生に広く見られると指摘されてきましたが、著者らは、イエメン・アデンの学生を対象とした記録が限られている点に着目しました。そこで、科学技術大学(アデン)の医学・保健科学系の学部生を対象に、朝食を抜いている学生がどれくらいいるのか、またそれがどのような要因と関連しているのかを明らかに…

公開日: 2026年09月22日 04:55

大人の回避・制限性食物摂取症(ARFID)——当事者が語る困りごとと症状のたどる道 研究論文OpenAlexドイツ

大人の回避・制限性食物摂取症(ARFID)——当事者が語る困りごとと症状のたどる道

回避・制限性食物摂取症(ARFID)は、食べる量や栄養が足りなくなり、心身や日常生活に大きな支障が出る摂食の障害です。やせたい、体型を変えたいという動機によるものではなく、食べること自体への関心の乏しさ、食べ物の見た目・におい・食感といった感覚的な特徴への敏感さ、あるいは吐いたり喉に詰まらせたりとい…

公開日: 2026年09月21日 07:14