研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
スマホの光と睡眠の質、食行動はどう関係するのか——ヨルダンの成人518人を対象にした調査
寝る前についスマートフォンを眺めてしまう、部屋の照明をつけたまま眠ってしまう——こうした光との付き合い方は、私たちの睡眠や食生活とどのようにつながっているのでしょうか。夜間の光が体内時計に影響しうることは知られていますが、日常生活における光の浴び方(光曝露行動)と、睡眠の質、食べ方のクセ、さらには腸…
公開日: 2026年09月10日 08:36
雑穀は栄養不良と生活習慣病の両方に効くのか――5種の雑穀をめぐる系統的レビュー
白米や小麦に比べて地味な存在だった雑穀が、近年あらためて注目されている。今回紹介する系統的レビューは、パールミレット、フィンガーミレット、フォックステールミレット、リトルミレット、コドミレットという5種類の雑穀を対象に、これまで発表された査読済みの臨床研究や生化学研究を整理し、栄養成分と健康との関わ…
公開日: 2026年09月10日 08:35
高齢者の慢性腎臓病、タンパク質制限と低栄養のジレンマをどう乗り越えるか
慢性腎臓病(CKD)は加齢とともに患者数が増える病気で、進行を抑える食事療法としてタンパク質摂取量を制限する低タンパク食が広く用いられています。しかし高齢者では、この食事制限がかえって別の問題を招くことがあります。ロシアの研究者らが、老年科での栄養リハビリテーションの症例をもとに、透析を受けていない…
公開日: 2026年09月10日 08:34
食品添加物の『組み合わせ』は高血圧・心血管疾患のリスクと関連するのか——フランスの大規模コホート研究から
加工食品には保存料、着色料、乳化剤、甘味料など複数の添加物が同時に含まれていることが少なくありません。これまでの研究は単一の添加物に注目したものが多く、実際の食生活で起きている『複数の添加物への同時曝露』が健康にどう関わるのかは十分にわかっていませんでした。今回、フランスの成人を長期間追跡した大規模…
公開日: 2026年09月10日 08:33
品種と産地でバナナの栄養成分はどう変わるか ケニア中部の研究から
バナナは世界中で親しまれている果物ですが、同じ「バナナ」でも品種や育った土地によって栄養成分に違いがあるのでしょうか。ケニア中部のカラティナ大学に所属する研究者らが、この疑問を科学的に検証した研究を発表しました。日常的に口にする果物の中身が、実は栽培条件によって静かに変化しているかもしれないという点…
公開日: 2026年09月10日 08:32
超加工食品をよく食べる人ほど、食品を捨てやすいのか?イタリア成人200人の調査から
「超加工食品(UPF)」という言葉を耳にする機会が増えています。スナック菓子や清涼飲料、即席麺のように、工業的な加工を経て作られる食品群を指す分類です。健康面での議論が多いUPFですが、今回紹介する研究はやや異なる角度からこのテーマに切り込んでいます。着目したのは「家庭で出る食品廃棄」との関係です。…
公開日: 2026年09月10日 08:30
食物繊維は血圧を下げるか?2型糖尿病と高血圧を併せ持つ患者を対象にした研究
食物繊維は「体によい」というイメージで語られがちですが、その中にもいくつかの種類があります。水に溶ける可溶性食物繊維(SDF)と、溶けない不溶性食物繊維(IDF)は、腸内での働き方が異なることが知られています。今回紹介する研究は、2型糖尿病と高血圧を併せ持つ患者において、この2種類の食物繊維が血圧に…
公開日: 2026年09月10日 08:29
小学生の食事パターンは何によって決まるのか——ポーランドの大規模調査から
子どもの食習慣は、好き嫌いや家庭の食卓の様子だけでなく、体格や日々の活動量、栄養についての知識といった複数の要因が絡み合って形づくられていると考えられています。では実際に、どんな要因がどの食べ方の傾向と結びついているのでしょうか。ポーランドで10〜12歳の児童7,763人(男児49.2%、女児50.…
公開日: 2026年09月10日 08:28
農村部でのファストフード習慣、所得や年齢と関係か 南アフリカの調査から
ファストフードは都市部の食文化というイメージが強いかもしれませんが、地方の農村部でも身近な存在になりつつあります。今回紹介するのは、南アフリカ・リンポポ州のレファラレという地方の町で、住民のファストフード消費が所得や年齢、性別といった社会的な条件とどう結びついているのかを調べた研究です。
公開日: 2026年09月10日 08:27
ライチ由来ポリフェノールを安定化させる工夫とは?シクロデキストリンとの組み合わせを検証した研究
ライチ(Litchi chinensis)の果実に由来する低分子量ポリフェノール(Lyp)は、強い抗酸化活性を持つ成分として知られています。ただし、こうしたポリフェノール類は物理化学的に不安定になりやすく、実際の利用場面では性質が変化してしまう可能性があるという課題が指摘されています。今回紹介する研…
公開日: 2026年09月09日 07:31
標高と品種はカカオ豆の発酵・脂質組成をどう変えるのか、ペルーの研究から
チョコレートの原料であるカカオ豆は、同じ木の実であっても栽培された土地や品種によって風味や成分が変わることが知られています。今回紹介する研究は、ペルーの研究グループが、標高と遺伝子型(品種)という二つの要因が、発酵させたカカオ豆やそれを精製して作る『カカオリカー』の性質にどう関わっているのかを調べた…
公開日: 2026年09月09日 07:29
発酵させたハスの雄しべに、脳を守る可能性のある成分の変化を確認 タイの研究
ハス(Nelumbo nucifera)は花や葉、種子だけでなく、雄しべにもポリフェノールなどの生理活性成分が含まれることが知られています。今回、タイ産のハスの雄しべを乳酸菌で発酵させることで、抗酸化力やアルツハイマー病に関わる酵素への作用がどう変化するかを調べた研究が、フード・ケミストリー・アドバ…
公開日: 2026年09月09日 07:28