研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

アルツハイマー病患者の腸内環境に発酵魚ペースト「カピプラ」はどう働くか、模擬腸モデルで検討 研究論文DOAJタイ

アルツハイマー病患者の腸内環境に発酵魚ペースト「カピプラ」はどう働くか、模擬腸モデルで検討

腸内細菌のはたらきが脳の状態と関わり合っているという「腸脳相関」という考え方が、近年注目されています。腸内細菌が作り出す代謝物や、食品由来の生理活性ペプチドが、この腸と脳のやり取りに影響しうることが指摘されています。今回紹介する研究では、タイ南部で伝統的に食べられている発酵魚ペースト「カピプラ(Ka…

公開日: 2026年08月27日 00:34

海藻から作った『カーボンドット』、エビの鮮度保持に役立つ可能性 ― 抗酸化・UV遮蔽の基礎研究 研究論文DOAJタイ

海藻から作った『カーボンドット』、エビの鮮度保持に役立つ可能性 ― 抗酸化・UV遮蔽の基礎研究

海藻といえば、食物繊維やミネラルが豊富な食材というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。実は近年、海藻に含まれる多糖類やポリフェノールを原料にして、ナノサイズの炭素材料「カーボンドット(CDs)」を作る研究が進められています。カーボンドットは直径10ナノメートル以下という非常に小さな粒子で、抗…

公開日: 2026年08月12日 23:28

キンマの葉に棲む内生菌が食中毒菌を抑える? 腸炎ビブリオへの多面的な抗菌作用を報告する研究 研究論文DOAJタイ

キンマの葉に棲む内生菌が食中毒菌を抑える? 腸炎ビブリオへの多面的な抗菌作用を報告する研究

植物の葉や茎の中には、宿主に害を与えずにひっそりと暮らす「内生菌(ないせいきん)」と呼ばれる微生物が存在することがあります。これらの内生菌は、植物と共生する中で抗菌作用を持つ化合物、特にフェノール性化合物を作り出すことが知られています。今回紹介する研究では、東南アジアなどで食用や薬用に使われる植物「…

公開日: 2026年07月17日 13:34

侵略的外来魚ティラピアの骨から高溶解性カルシウムを作る:前処理の工夫を検証した研究 研究論文DOAJタイ

侵略的外来魚ティラピアの骨から高溶解性カルシウムを作る:前処理の工夫を検証した研究

魚を加工する際には骨や皮など、食べずに捨てられてしまう部分がどうしても出てきます。こうした副産物を「もったいない」と捉え、新しい形で活用しようとする研究が世界各地で進められています。今回紹介するのは、タイの「すり身」生産の過程で発生する魚の骨を原料に、健康食品などに使える「バイオカルシウム」を作ろう…

公開日: 2026年07月17日 13:33