研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
海藻テングサ類の成分は腸と肌にどう関わるか——研究チームが既存研究を整理
紅藻の一群であるテングサ属(Gelidium)は、工業用の寒天を採る主要な原料として古くから知られています。この論文で著者らが試みたのは、その寒天原料という位置づけを超えて、テングサ属の藻体にどのような生理活性成分が含まれ、それが腸と皮膚の状態にどう関わると報告されてきたのかを、既存の研究をまとめて…
公開日: 2026年09月29日 12:38
麻の実の搾りかすを使った植物性代替肉——高水分押出成形での加工特性と繊維状構造を調べた研究
ヘンプシード(麻の実)は油を搾るために使われることが多く、低温圧搾のあとには「ヘンプシードケーク」と呼ばれる搾りかすが大量に残ります。研究チームによれば、この搾りかすにはタンパク質や食物繊維、搾りきれずに残った油脂がまだ豊富に含まれているにもかかわらず、食品としての利用はあまり進んでいません。
公開日: 2026年09月29日 10:51
難消化性マルトデキストリンと高齢マウスの筋肉:腸内細菌叢の変化とともに筋萎縮が抑えられたとの報告
加齢に伴って骨格筋の量と機能が徐々に失われる状態はサルコペニアと呼ばれ、転倒や骨折、入院、死亡のリスクを高めるとされています。高齢化が世界的に進むなか、対策として確立しているのは主に運動と食事のバランスであり、栄養面からの有効な手立ては限られていると著者らは述べています。
公開日: 2026年09月14日 19:40
イヌリンでつくったナノ粒子で潰瘍性大腸炎の薬を大腸へ届ける試み
炎症性腸疾患(IBD)は、消化管に炎症が長く続く病気で、潰瘍性大腸炎とクローン病が含まれます。論文によれば、2017年時点で世界におよそ680万人の患者がいると報告されています。潰瘍性大腸炎では大腸の粘膜に炎症が起こり、腹痛や下痢、体重減少、血便などの症状が現れます。発症の詳しい仕組みはまだ解明され…
公開日: 2026年09月14日 19:17