研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

食事の多様性と肥満は結びつくのか――成人を対象とした系統的レビューとメタ解析 研究論文OpenAlexイラン

食事の多様性と肥満は結びつくのか――成人を対象とした系統的レビューとメタ解析

食事の多様性スコア(Dietary Diversity Score、以下DDS)は、一定期間にどれだけ多くの食品グループを食べたかを数値にした指標です。手軽で費用もかからないため、集団を対象とした調査で食事の質を測る目安として広く使われており、スコアが高いほど微量栄養素が足りている食事だと考えられて…

公開日: 2026年09月25日 07:49

キトサンで包んだ藻類色素とプロバイオティクス酵母を組み合わせたアイスクリームの研究 研究論文OpenAlexイラン

キトサンで包んだ藻類色素とプロバイオティクス酵母を組み合わせたアイスクリームの研究

アイスクリームに生きた微生物(プロバイオティクス)や天然由来の色素を加えて、機能性のある食品をつくろうとする試みがあります。しかし、冷凍して保存する間にプロバイオティクスが生き残りにくいこと、また色素が壊れやすいことが課題になっていました。

公開日: 2026年09月21日 05:07

食べ物と病気を分子のつながりで読み解く――乳がんを例にした研究の紹介 研究論文OpenAlexイラン

食べ物と病気を分子のつながりで読み解く――乳がんを例にした研究の紹介

私たちの食生活が健康に関わることは広く知られていますが、「どの食品が、体の中のどの分子を通じて、どの病気と関係するのか」を体系的にたどれる資料はまだ十分に整っていません。著者らは、食品のデータベースや病気に関わる遺伝子のデータベースは個別に充実してきた一方で、それらを分子のレベルで結びつけて一望でき…

公開日: 2026年09月20日 05:11

空気輸送で魚の飼料ペレットはどこまで傷むのか——流動状態の分類と予測モデルの研究 研究論文OpenAlexイラン

空気輸送で魚の飼料ペレットはどこまで傷むのか——流動状態の分類と予測モデルの研究

養殖現場では、魚の餌となる飼料ペレットを貯蔵サイロから飼育槽へ運ぶ手段として、空気の流れで粒を管の中を移動させる「空気輸送」が広く使われています。しかし著者らは、条件が適切でないと、ペレットが管の壁や他の粒とぶつかって割れたり粉になったりする機械的損傷が起き、栄養の損失や廃棄物の増加、餌の必要量の増…

公開日: 2026年09月16日 06:16

バジルとエキノフォラの精油をキトサンのナノカプセルに包む――冷蔵バーガーの保存性を調べた研究 研究論文OpenAlexイラン

バジルとエキノフォラの精油をキトサンのナノカプセルに包む――冷蔵バーガーの保存性を調べた研究

肉やその加工品は、加工中や冷蔵保存の間に脂質やタンパク質の酸化が進みやすく、風味・食感・栄養価が損なわれることがあります。また微生物による腐敗も起こりやすく、変色や不快なにおいのもとになる揮発性の成分が生じます。こうした背景から、合成の保存料や酸化防止剤に代えて、植物由来の天然成分を使う研究が各国で…

公開日: 2026年09月16日 05:16

妊娠中の機能性便秘はどれくらい多いのか——食事内容や身体活動との関連を調べた横断研究 研究論文OpenAlexイラン

妊娠中の機能性便秘はどれくらい多いのか——食事内容や身体活動との関連を調べた横断研究

妊娠中によくみられる不調のひとつに便秘があります。この研究が扱っているのは「機能性便秘」と呼ばれるもので、腸や体の病気といった明らかな原因が見つからないのに、排便の回数が少ない、便が硬い、強くいきむ必要があるといった症状が続く状態を指します。

公開日: 2026年09月15日 07:31

リコペンをナノ粒子化して水に分散させる——乳化剤の違いが性質をどう変えるか 研究論文OpenAlexイラン

リコペンをナノ粒子化して水に分散させる——乳化剤の違いが性質をどう変えるか

トマトは赤い色素であるリコペンを豊富に含みます。リコペンはカロテノイドと呼ばれる天然色素の一種で、著者らは強い抗酸化作用や抗炎症作用が注目されている成分だと説明しています。ところが、リコペンは油に溶けやすく水にはほとんど溶けない性質を持ち、酸素や光、熱で壊れやすいため、飲料のような水を主体とした食品…

公開日: 2026年09月14日 16:31

食用コーティングで牛肉バーガーの品質保持を試した研究 研究論文OpenAlexイラン

食用コーティングで牛肉バーガーの品質保持を試した研究

肉や肉製品は栄養に富む一方で、水分が多く栄養も豊富なため、微生物による腐敗や脂質の酸化が起こりやすいという課題があります。著者らは、この品質劣化や経済的損失を抑える手立てとして、食べられる素材でつくる「活性食用コーティング」に注目しました。

公開日: 2026年09月13日 22:11

捨てられる柑橘の種から油を——6種の柑橘種子油を比較した研究 研究論文OpenAlexイラン

捨てられる柑橘の種から油を——6種の柑橘種子油を比較した研究

オレンジやライムを食べたり搾ったりしたあと、種は多くの場合そのまま廃棄されます。しかし柑橘の種には油分が含まれており、農産業の副産物としてどの程度活用できる可能性があるのかは、種の種類によってあまり整理されてきませんでした。今回紹介する研究では、同じイランの気候条件で栽培された6種類の柑橘、すなわち…

公開日: 2026年09月09日 04:53

生後18か月未満の乳児における「吐き戻し」、テヘランでの地域調査が示した実態 研究論文OpenAlexイラン

生後18か月未満の乳児における「吐き戻し」、テヘランでの地域調査が示した実態

赤ちゃんが授乳の後にミルクを口から少し戻す「吐き戻し」(食物逆流)は、多くの保護者が経験する身近な現象です。医学的には生後2歳未満の子どもに起こる生理的な現象とされ、飲み込んだ液体や食べ物が胃から再び口へ戻ってくる状態を指します。イランのテヘラン医科大学(Islamic Azad Universit…

公開日: 2026年09月08日 20:29

パンノキの若い果実と種子、どちらも野菜として食べられる? 発育段階ごとの成分を比較した研究 研究論文OpenAlexイラン

パンノキの若い果実と種子、どちらも野菜として食べられる? 発育段階ごとの成分を比較した研究

パンノキ属の樹木には、種なしで果肉を食べる「パンノキ(Artocarpus altilis)」と、種を野菜として利用する近縁種「パンノミ(Artocarpus camansi)」があります。どちらも熱帯地域で古くから食用にされてきましたが、果実が育つ過程でどのように味や栄養、調理特性が変化していくの…

公開日: 2026年09月08日 19:45

レスベラトロールのサプリメントは脂肪肝に効くのか? 9件のメタ解析を統合した最新研究 研究論文OpenAlexイラン

レスベラトロールのサプリメントは脂肪肝に効くのか? 9件のメタ解析を統合した最新研究

赤ワインやブドウの皮に含まれる成分として知られるレスベラトロールは、抗酸化作用を持つポリフェノールの一種です。肝臓に脂肪がたまる非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)に対して、このレスベラトロールをサプリメントとして摂ることに意味があるのか、これまで複数の研究で調べられてきましたが、結果は一貫してい…

公開日: 2026年09月07日 07:28