研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

スリーブ状胃切除術後に体重が再び増えた患者で、3種類の食事調査法の結果はどの程度一致するか 研究論文OpenAlexイスラエル

スリーブ状胃切除術後に体重が再び増えた患者で、3種類の食事調査法の結果はどの程度一致するか

肥満に対する減量・代謝手術の中で、胃を細長く切り取って小さくする「スリーブ状胃切除術」は、世界で最も多く行われている術式です。一方で、長期的には手術後にいったん減った体重が再び増える患者が比較的多いことも報告されています。術後のケアでは、患者が実際に何をどれだけ食べているかを把握することが重要です。

公開日: 2026年10月14日 05:23

妊娠中のヴィーガン食の栄養摂取と出生体重の関係を調べた研究 研究論文OpenAlexイスラエル

妊娠中のヴィーガン食の栄養摂取と出生体重の関係を調べた研究

動物性食品を一切とらない厳格なヴィーガン食を妊娠中に続けた場合、どのような栄養の特徴があり、それがおなかの赤ちゃんの成長とどう関係するのかについては、これまで十分な知見がありませんでした。

公開日: 2026年10月14日 05:08

学齢期の子どもの栄養素摂取量と認知機能の関連:イスラエルのアラブ系児童を対象にした横断研究 研究論文OpenAlexイスラエル

学齢期の子どもの栄養素摂取量と認知機能の関連:イスラエルのアラブ系児童を対象にした横断研究

子どもの脳は学齢期に入っても発達を続けます。そのため、この時期の食事が認知機能に関わる可能性が考えられてきました。しかし、これまでの研究の多くは「健康的な食事パターン」のような食生活全体を扱っており、どの栄養素が関わるのかは十分に分かっていません。たんぱく質や脂質などの主要栄養素、食物繊維、脂肪酸の…

公開日: 2026年10月12日 10:46

治療開始前のトランスジェンダー・性の多様な思春期の若者における栄養状態・身体組成・骨の健康 研究論文OpenAlexイスラエル

治療開始前のトランスジェンダー・性の多様な思春期の若者における栄養状態・身体組成・骨の健康

トランスジェンダーおよび性の多様な(TGD)思春期の若者に対するジェンダー肯定ケアでは、性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)アナログという薬剤を用いて性腺の働きを抑える治療が確立した選択肢のひとつとなっています。研究チームによれば、この治療を受ける前の段階にある若者でも骨の健康が損なわれているこ…

公開日: 2026年09月24日 21:56

子ども食堂を活用した口の健康と食の教育を組み合わせたプログラム——親子を対象とした試行研究 研究論文OpenAlexイスラエル

子ども食堂を活用した口の健康と食の教育を組み合わせたプログラム——親子を対象とした試行研究

幼い頃に身についた歯みがきの習慣や食べ物の好み、食事のとり方は、その後の人生を通じて影響が続くと報告されています。近年の子どもの食をめぐる課題として、栄養の偏りや朝食の欠食が指摘され、小学校から中学校へ進む時期に朝食の頻度や果物・野菜の摂取が減ることも知られています。著者らは、望ましい食習慣を早い段…

公開日: 2026年09月19日 06:25

インドネシアの「ブルーフード」消費——誰が、どれだけ食べているのか 研究論文OpenAlexイスラエル

インドネシアの「ブルーフード」消費——誰が、どれだけ食べているのか

「ブルーフード」とは、海や川、湖など水の中で採れる動物や植物を指す言葉です。魚介類のほか、海藻なども含まれます。研究チームは、こうした水産由来の食品が、良質なたんぱく質だけでなく微量栄養素やオメガ3脂肪酸を供給するため、低・中所得国の栄養不足を改善する力を持つと説明しています。一方で、産地や季節、価…

公開日: 2026年09月16日 06:40

土壌改良資材でイネのカドミウム吸収を抑え、セレンを増やす——中国・江西省での試験報告 研究論文OpenAlexイスラエル

土壌改良資材でイネのカドミウム吸収を抑え、セレンを増やす——中国・江西省での試験報告

セレンは人体に必要な微量元素で、抗酸化作用や免疫機能の維持などに関わるとされます。論文によれば、中国の成人1人あたりの1日平均セレン摂取量は26.63マイクログラムで、中国栄養学会が推奨する60〜240マイクログラムを大きく下回っています。主食であるコメはセレンの主要な摂取源であるため、セレン含量の…

公開日: 2026年09月14日 20:22

白ワインのポリフェノールは血液中のタンパク質とどう結びつくのか——シャルドネとソーヴィニヨン・ブランを比較した基礎研究 研究論文OpenAlexイスラエル

白ワインのポリフェノールは血液中のタンパク質とどう結びつくのか——シャルドネとソーヴィニヨン・ブランを比較した基礎研究

赤ワインについては、適度な飲用が心血管疾患のリスクと逆相関するという疫学研究が知られており、これは主に赤ワインに豊富なフェノール化合物によるものとされてきました。一方、白ワインの生理活性についてはこれまであまり注目されてこなかったといいます。今回紹介する研究は、イスラエルとチリで作られた白ワインに含…

公開日: 2026年09月04日 05:31

腸内細菌と代謝物から見る肥満研究:食事・薬・AIをつなぐ最新レビュー 研究論文OpenAlexイスラエル

腸内細菌と代謝物から見る肥満研究:食事・薬・AIをつなぐ最新レビュー

肥満は単に食べ過ぎややせにくい体質という話では片づけられず、腸内に棲む微生物たちと私たちの体との複雑なやり取りが背景にあることが近年の研究で注目されています。今回紹介する総説論文は、腸内細菌叢(マイクロバイオーム)とそれらが作り出す代謝物(メタボローム)が、エネルギーバランスやインスリンの効き方、体…

公開日: 2026年09月03日 07:42

腸内マイクロバイオームは「健康の総合指標」になるか 食事・生活習慣との関連を調べた研究 研究論文OpenAlexイスラエル

腸内マイクロバイオームは「健康の総合指標」になるか 食事・生活習慣との関連を調べた研究

健康診断で血液検査の数値を見て、一喜一憂した経験がある方は多いのではないでしょうか。実は腸内細菌の状態も、体全体の健康状態を映し出す「鏡」になるかもしれません。今回紹介する研究は、腸内マイクロバイオーム(腸内に棲む微生物の集団)を健康の総合的な指標として使えるかどうかを調べたものです。

公開日: 2026年08月22日 12:35

妊娠中の母体環境が子どもの肥満リスクに関わる? 出生前要因を整理した総説 研究論文OpenAlexイスラエル

妊娠中の母体環境が子どもの肥満リスクに関わる? 出生前要因を整理した総説

子どもの過体重や肥満は、いまや世界的な健康課題として広く知られるようになりました。食事や運動習慣が注目されがちですが、実は「生まれる前」、つまりお腹の中にいる胎児期の環境も、その後の体重増加や肥満のリスクに関わっている可能性が指摘されています。今回紹介する総説論文は、この「胎生期(たいせいき)起源」…

公開日: 2026年07月18日 17:44