研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
多発する大腸ポリープと「TyG指数」の関係とは? 若年〜中年成人の大腸内視鏡検査から見えてきたこと
大腸がんは、多くの場合いきなり発生するわけではなく、その前段階として大腸ポリープ(腺腫などの前がん病変)を経て進行すると考えられています。そのため、大腸内視鏡検査でポリープを早期に見つけることが、大腸がん対策の基本とされています。一方で近年、肥満や糖代謝異常といった「代謝の乱れ」が、がんそのものが発…
公開日: 2026年08月22日 19:28
セレンを蓄えた微細藻でキクイモを育てると何が起きる? フルクタン代謝を探った総説
お腹の調子を整える食物繊維として、イヌリンという成分を聞いたことがあるでしょうか。キクイモはこのイヌリンを豊富に含む植物として知られています。今回、そのキクイモに「セレン」という微量元素を効率よく取り込ませる研究の総説が発表されました。
公開日: 2026年08月22日 12:29
海のねばねば・ぬるぬるが免疫を動かす?海洋性多糖類を見渡す研究紹介
昆布のぬめりや貝類のとろみ。海の生き物には独特の粘り気を持つ成分がよく含まれています。こうした「海洋性多糖類」は、体の免疫にどう関わり、食品にどう活かせるのでしょうか。この論文は、これまでの研究をまとめて整理したレビュー論文です。
公開日: 2026年08月22日 11:35
抗炎症食と運動の組み合わせ、高齢者の死亡リスクとどう関係する?中国の大規模調査から
毎日の食事が体の中の「炎症」に影響することは、近年よく話題になります。では、炎症を抑えやすいとされる食事を続けている高齢者は、実際に長生きしやすいのでしょうか。そんな疑問に取り組んだ研究が、学術誌「フロンティアーズ・イン・イミュノロジー」に2026年8月に掲載予定です。
公開日: 2026年08月22日 10:34
うつ病を抱える青少年の「食物依存症」、その特徴とは―横断研究から
甘いものや脂っこいスナックがやめられない――そんな経験は多くの人にあるかもしれません。近年、超加工食品を過剰に摂取してしまう状態は「食物依存症(FA)」と呼ばれ、研究の対象となっています。特に、大うつ病性障害(MDD)を抱える人ではFAが多く見られることが知られていますが、青少年を対象とした研究はま…
公開日: 2026年08月22日 09:42
腸内細菌の力でアレルギー性鼻炎を和らげられる? 乳酸菌BGI-N6をラットで検証した研究
花粉やハウスダストなどが引き金となるアレルギー性鼻炎は、世界的に患者数が増えている慢性の炎症性疾患です。既存の薬には効果や使い心地の面で限界があるとされ、新しい対策の必要性が指摘されてきました。近年注目されているのが、腸内細菌のバランスを整えることで免疫の働きに働きかける「プロバイオティクス」という…
公開日: 2026年08月22日 09:32
ポリフェノール豊富な食事・生活習慣介入とDNAメチル化変化の関連を探る:8週間の対照研究から
お茶やハーブ、ベリー類などに含まれるポリフェノールが、体の中で「遺伝子の使われ方」を調整するDNAメチル化というしくみに影響するかもしれない――そんな仮説を検証しようとした研究があります。DNAメチル化とは、DNAの配列そのものを変えずに遺伝子のスイッチを調整する仕組みで、加齢や生活習慣によって変化…
公開日: 2026年08月22日 09:28
AIによるCT体組成解析で肺がん患者の栄養リスクを予測する試み
がん治療において、体重減少や筋肉量の低下といった「低栄養」の兆候は、治療の経過に影響を与える要因のひとつとして知られています。とくに非小細胞肺がん(NSCLC)の患者では、診断や治療の早い段階で栄養状態のリスクを見極めることが重要だと考えられています。近年は、CT画像から筋肉や脂肪の量を人工知能(A…
公開日: 2026年08月22日 08:29
腸内細菌に良いとされる食事パターンと『概日リズム症候群』の関連を調べた大規模研究
睡眠のリズムが乱れがちな現代生活と、生活習慣病との関係が近年注目されています。「概日リズム症候群(Circadian Syndrome, CircS)」とは、肥満や高血圧、脂質異常などの代謝の問題に加え、睡眠や気分に関する不調も併せ持つ状態をまとめて捉える、比較的新しい疫学的な考え方です。これまでの…
公開日: 2026年08月22日 06:31
食器がやさしく教えてくれる「ゆっくり食べる」感覚——一人食を支える多感覚フィードバック食器の試み
近年、一人で食事をとる「孤食」の機会が増えているといわれています。一人だと食べる速度に気を配る人が少なくなりがちで、早食いや、ながら食べのような不注意な食べ方につながりやすいとされます。こうした食べ方の癖は、消化のしにくさや食べ過ぎ、望ましくない食習慣の一因になりうると考えられています。今回紹介する…
公開日: 2026年08月22日 05:38
子猫にラクトフェリンを与えると免疫や腸内環境はどう変わる? 42日間の給餌試験を紹介
ラクトフェリンは鉄と結合する性質を持つタンパク質の一種で、バリア保護作用や免疫調整作用、抗菌作用を持つとされ、人間向けの栄養補助食品や乳児用食品の添加物として広く使われています。今回紹介する研究では、このラクトフェリンを子猫の食餌に加えることで、免疫の状態や腸のバリア機能、血液中の代謝物、そして腸内…
公開日: 2026年08月22日 05:34
子どものビタミンD値と筋肉量・握力の関係は?――NHANESデータを用いた横断研究
ビタミンDというと骨の健康に関わる栄養素というイメージが強いかもしれませんが、近年は筋肉の量や働きとの関連にも関心が寄せられています。とはいえ、この関連が子どもや青少年でも成り立つのかどうかは、まだ十分にわかっていない部分がありました。今回紹介するのは、8〜17歳という成長期の子どもを対象に、血液中…
公開日: 2026年08月22日 05:29