研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

入院中の高齢者が口から食べることを妨げる要因:環境・ケア・食事選択に関する統合的レビュー 研究論文OpenAlexブラジル

入院中の高齢者が口から食べることを妨げる要因:環境・ケア・食事選択に関する統合的レビュー

高齢者が入院すると、栄養不良に陥りやすくなります。栄養不良とは、たんぱく質やエネルギー、微量栄養素の摂取が体の必要量に足りない状態で、筋力の低下などにもつながります。消化管が働き、飲み込む力も保たれている人にとって、栄養補給の基本は口から食べることです。しかし病院では、食事を口から十分にとることを妨…

公開日: 2026年10月18日 07:35

短期間の低エネルギー状態は骨代謝の指標と炎症性物質にどう影響するか:たんぱく質摂取を保った場合との比較試験 研究論文OpenAlexブラジル

短期間の低エネルギー状態は骨代謝の指標と炎症性物質にどう影響するか:たんぱく質摂取を保った場合との比較試験

運動などで消費するエネルギーに対して食事からのエネルギーが大きく不足した状態は「低エネルギー利用可能性(LEA)」と呼ばれます。この状態が長く強く続くと、骨の健康を損なうおそれがあると考えられています。これまでの実験研究では、数日間エネルギーを制限すると、骨をつくる働きを反映する血中指標(P1NP)…

公開日: 2026年10月11日 21:27

ブラジル・ロライマ州の高齢者における健康的な食品摂取の社会人口学的な差 研究論文OpenAlexブラジル

ブラジル・ロライマ州の高齢者における健康的な食品摂取の社会人口学的な差

ブラジルの食事ガイドラインは、生の果物、豆、野菜を毎日食べることをすすめています。研究チームは、これらの食品を食べているかどうかを示す指標を「健康的な食品摂取のマーカー」と呼び、高齢者の間でその摂取状況が性別や年齢、学歴、肌の色・人種、住んでいる場所といった社会人口学的な特徴によってどう異なるのかを…

公開日: 2026年09月29日 06:57

固いせんべい状の食品を「かんで飲み込む力」を測る検査、ブラジルでの基準値を調べた研究 研究論文OpenAlexブラジル

固いせんべい状の食品を「かんで飲み込む力」を測る検査、ブラジルでの基準値を調べた研究

食べ物をかみ砕き、飲み込むという動作は、歯や舌、あごの筋肉、そしてそれらを制御する神経のはたらきが組み合わさって成り立っています。この機能に問題が生じていないかを臨床の場で手早く確かめるための道具として、TOMASS(固形物の咀嚼・嚥下検査)という検査があります。決まった種類のクラッカーを1枚食べて…

公開日: 2026年09月28日 06:39

捨てられるアサイーの種を使った腸内細菌の試験管内発酵研究 研究論文OpenAlexブラジル

捨てられるアサイーの種を使った腸内細菌の試験管内発酵研究

アサイー(学名 Euterpe oleracea Mart.)はブラジル北部で経済的に重要な果実です。研究チームによれば、種は果実全体の重さのおよそ80%を占めると見積もられており、その結果、日々数百トン規模の副産物が十分に活用されないまま積み上がっています。

公開日: 2026年09月14日 16:26

465本の嚥下研究を分析してわかったこと──「食品のかたさ・とろみ」を扱う論文の現状とは 研究論文OpenAlexブラジル

465本の嚥下研究を分析してわかったこと──「食品のかたさ・とろみ」を扱う論文の現状とは

ものを飲み込む力、いわゆる「嚥下(えんげ)」は、加齢や病気によって弱まることがあり、食事の安全に直結する重要なテーマです。研究の現場では、液体のとろみや食品のかたさ(テクスチャー)を変えたときに嚥下がどう変化するかを調べる論文が数多く発表されてきました。今回紹介するのは、そうした研究そのものを一段上…

公開日: 2026年08月23日 06:29