研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
スイカズラ抽出物はウサギ肉を長持ちさせるか?脂質・タンパク質の酸化抑制を調べた研究
お肉を冷蔵庫で保存していると、時間の経過とともに色や香り、食感が少しずつ変化していくことがあります。これは肉に含まれる脂質やタンパク質が酸素と反応して劣化していく「酸化」という現象が関係しています。食品の保存性を高めるために合成の保存料が使われることもありますが、近年では植物由来の天然成分を活用しよ…
公開日: 2026年08月08日 23:29
シソの粉末をエビの餌に混ぜると病気に強くなる? ウシエビとAHPNDをめぐる研究
エビ養殖は世界の水産物供給の重要な一角を担っていますが、感染症の流行はその持続可能性を脅かす大きな課題です。なかでも「急性肝膵臓壊死症(AHPND)」は、Vibrio parahaemolyticus(ビブリオ・パラヘモリティカス)という細菌がつくるPirAB vpという毒素によって引き起こされる、…
公開日: 2026年08月08日 23:28
南方型・欧米型・植物性食品中心――食事パターンと『体の老化スピード』の関係を調べた中国の研究
「同じ年齢でも、実年齢より若く見える人・老けて見える人がいる」という感覚は多くの人が持っているのではないでしょうか。近年の老化研究では、こうした個人差を「生物学的年齢」という指標で数値化する試みが進んでいます。血液検査などの一般的な臨床データから算出されるこの指標は、暦の上での年齢(暦年齢)とは別に…
公開日: 2026年08月08日 23:26
共食いに悩む巨大ナマズの赤ちゃん、何を食べさせれば育つのか——スタインダクネリドン属の仔魚飼育を探る研究
川で育つ大型ナマズの仲間には、ふ化してまもない時期に仲間同士で食べ合ってしまう「共食い」に悩まされる種がいます。養殖の現場では、この共食いによって仔魚(ふ化直後の稚魚)の生存率が大きく下がってしまうことが課題になっているそうです。今回紹介する論文は、南米に生息するスタインダクネリドン属(Steind…
公開日: 2026年08月08日 18:29
新生子ロバの腸内細菌叢は生後1ヶ月でどう変わる?母ロバとの比較研究
動物の赤ちゃんは生まれた瞬間、腸の中はほぼ無菌に近い状態です。そこから母乳や周囲の環境を通じてさまざまな微生物を取り込み、腸内細菌叢(腸内フローラ)が少しずつ形づくられていきます。この腸内細菌叢は、栄養の吸収や体の発達、代謝の調節に深く関わっていると考えられており、人だけでなく家畜や動物園動物などさ…
公開日: 2026年08月08日 18:27
オリーブオイル搾油後の廃棄物から、イチゴを乾燥に強くする素材が見つかる
オリーブオイルを搾ったあとには、種子や搾りかす、葉といった大量の副産物が残ります。これらは廃棄されることが多い一方で、近年は農業資材として再利用する研究が進んでいます。今回紹介する研究では、こうしたオリーブオイル搾油廃棄物からタンパク質加水分解物(タンパク質を酵素で分解して得られる成分、PH)を作り…
公開日: 2026年08月08日 15:28
非筋層浸潤性膀胱癌の再発・進行と『炎症を招きやすい生活・食事』の関連を調べた研究
がんの発症や進行には、体内の慢性的な炎症が関わっていると考えられています。生活習慣や食事の内容によって、この炎症の起きやすさが変わることも知られており、近年では食事や生活習慣が体にどれくらい『炎症を招きやすいか』を点数化する研究が行われています。今回紹介する論文は、膀胱の表層にとどまるタイプのがんで…
公開日: 2026年08月08日 14:32
乳がんと腸内細菌叢の関係とは?最新レビュー論文を紹介
近年、乳がんの罹患率は世界的に増加傾向にあり、ウズベキスタンでもその傾向が指摘されています。しかし、年齢や遺伝、生活習慣といった従来知られてきたリスク要因だけでは、すべての発症例を説明できないことが課題となっています。そこで近年、新たな注目を集めているのが「腸内細菌叢(腸内フローラ)」です。私たちの…
公開日: 2026年08月08日 14:31
経口セマグルチドで2型糖尿病患者の食事に変化は?食塩摂取量にも注目した観察研究
2型糖尿病の治療薬として使われるGLP-1受容体作動薬は、血糖値を下げる効果に加えて体重を減らす効果があることが知られています。しかし、実際に薬を使い始めた患者さんの「何を、どれくらい食べているか」という食事の中身や、体の中の脂肪と筋肉のバランスがどう変わるのかについては、まだよくわかっていない部分…
公開日: 2026年08月08日 13:38
低炭水化物・地中海式食事と脂肪浮腫:体内の酸化ストレスと疼痛の関係を調べた研究
脂肪浮腫(リポエデマ)は、脚などに左右対称的に脂肪が過剰に蓄積し、痛みや押した際の圧痛、体を動かしにくさなどを伴う慢性的な脂肪組織の病気です。食事の工夫によって症状が和らぐ可能性が指摘されてきましたが、なぜそうした変化が起こるのか、体の中でどのようなことが起きているのかは、これまで十分にわかっていま…
公開日: 2026年08月08日 13:37
米タンパク配合の低水分肉代替品、押出加工条件が食感に与える影響とは
近年、環境負荷や健康志向を背景に、大豆などの植物性タンパクを原料とした「肉代替品(ミートアナログ)」への関心が高まっています。こうした製品の多くは「押出成形(エクストルージョン)」という加工技術で作られており、原料を加熱・加圧しながら押し出すことで、肉のような繊維状の食感を作り出しています。今回紹介…
公開日: 2026年08月08日 13:36
モクズガニのエサ、雑魚の代わりに何が使える? 5種類の飼料で比較した研究
中華料理の高級食材として知られるチュウゴクモクズガニ(上海蟹とも呼ばれる)。その養殖では、エサとして「雑魚(トラッシュフィッシュ)」と呼ばれる未利用の小型魚が広く使われてきました。しかし雑魚は漁獲量や資源の持続性に課題があるため、代わりとなるエサを探す研究が進められています。今回紹介する論文は、雑魚…
公開日: 2026年08月08日 13:35