研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

「低脂肪」「オーガニック」「砂糖不使用」表示は買い物をどう変えるか——バングラデシュの消費者調査 研究論文OpenAlexラトビア

「低脂肪」「オーガニック」「砂糖不使用」表示は買い物をどう変えるか——バングラデシュの消費者調査

食品や飲料のパッケージには「低脂肪」「砂糖不使用」「オーガニック」といった健康を連想させる言葉がよく並びます。著者らは、こうした表示による販売手法が世界各地の消費者行動に大きな影響を与え続けており、バングラデシュも例外ではないと述べています。

公開日: 2026年09月14日 00:28

塩ストレス下で乳酸菌が示すチロシン代謝の変化を多層オミクスで探る 研究論文OpenAlex中国

塩ストレス下で乳酸菌が示すチロシン代謝の変化を多層オミクスで探る

発酵食品には、原料のタンパク質が分解されてできるアミノ酸が蓄積します。その一つであるチロシンは、量が増えると製品の品質上の問題につながることが知られています。研究チームは、こうしたチロシンに関わる品質課題を管理する手がかりを得るため、発酵食品から分離した細菌に注目しました。

公開日: 2026年09月14日 00:25

肥満に伴う腸内細菌と代謝ホルモン、食習慣のつながりを探る研究 研究論文OpenAlexインド

肥満に伴う腸内細菌と代謝ホルモン、食習慣のつながりを探る研究

肥満は、食べ過ぎと運動不足という単純な収支だけでは説明しきれない、複雑な代謝の状態だと考えられるようになっています。著者らは、食欲やエネルギー代謝を調節するホルモンと、腸にすむ細菌、そして日々の食習慣という三つの側面を、同じ参加者について同時に調べることを目指しました。

公開日: 2026年09月13日 23:55

米国と韓国の大学生を比べた「食物依存」と「感情的摂食」の研究 研究論文OpenAlexアメリカ

米国と韓国の大学生を比べた「食物依存」と「感情的摂食」の研究

この研究が扱うのは、食べ方に関わる二つの心理的な考え方です。一つは「食物依存(フードアディクション)」で、食べる量を自分で制御できない、強い渇望が続く、悪い結果が分かっていても食べ続ける、といった、薬物やアルコールへの依存に似た特徴を食べ物に対して示す状態を指します。もう一つは「感情的摂食(エモーシ…

公開日: 2026年09月13日 23:43

高齢の心血管疾患患者における「植物性食」と死亡リスク — 中国の長期追跡調査からの報告 研究論文OpenAlex中国

高齢の心血管疾患患者における「植物性食」と死亡リスク — 中国の長期追跡調査からの報告

心血管疾患(心臓病や脳卒中など)は、世界的に早すぎる死亡や生活機能の低下をもたらす主要な原因であり、その負担はとくに高齢者で大きいとされています。これまで、すでに病気を抱えた人の予後を改善する手段としては薬物療法や危険因子の管理が中心に考えられてきましたが、近年は食事のパターンそのものが長期的な見通…

公開日: 2026年09月13日 23:28

インド・アッサム州ジョルハット県のキノコ栽培者はどんな人たちか——社会経済的背景と栽培の実態を調べた調査 研究論文OpenAlexインド

インド・アッサム州ジョルハット県のキノコ栽培者はどんな人たちか——社会経済的背景と栽培の実態を調べた調査

キノコ栽培は、栄養面での安定や収入の確保、農村の暮らしの手立てを多様にすることにつながる農業の一形態として広がりつつあります。著者らは、キノコ栽培を広めたり支援したりする取り組みを実効性のあるものにするには、実際に栽培している人たちがどのような背景を持ち、どのような条件のもとで営んでいるのかを把握す…

公開日: 2026年09月13日 23:16

アサリの栄養成分と、南の海にすむ近縁貝「ヒメアサリ」の食資源としての可能性を調べた研究 研究論文OpenAlex

アサリの栄養成分と、南の海にすむ近縁貝「ヒメアサリ」の食資源としての可能性を調べた研究

アサリ(学名 Ruditapes philippinarum)は、日本の干潟や内湾で採れる代表的な食用二枚貝です。論文によれば、国内の漁獲量は1983年に160,424トンでピークを迎えた後に減少し、2024年には4,439トン、ピーク時のわずか2.8%になったと報告されています。著者らは、この減少…

公開日: 2026年09月13日 23:02

多民族コホート研究が調べた、大腸がん診断後のコーヒー摂取と死亡リスクの関連 研究論文OpenAlexアメリカ

多民族コホート研究が調べた、大腸がん診断後のコーヒー摂取と死亡リスクの関連

大腸がんは世界で3番目に多いがんであり、米国ではがんによる死亡原因の2番目に位置します。そのため、生活習慣のように本人が変えられる要素が、大腸がんの経過にどう関わるのかを知ることが重要だと著者らは説明しています。コーヒーは以前から注目されてきた候補のひとつで、細胞や動物を使った実験では、細胞の増殖を…

公開日: 2026年09月13日 22:58

葉面散布したフルボ酸が水耕ハツカダイコンの収量と硝酸塩に与えた影響 研究論文OpenAlexメキシコ

葉面散布したフルボ酸が水耕ハツカダイコンの収量と硝酸塩に与えた影響

ハツカダイコン(ラディッシュ)は生育期間が短く、施設栽培にも適応しやすい園芸作物です。一方で、集約的な生産では食用部位に硝酸塩がたまりやすく、品質や市場での受け入れに影響しうることが課題として挙げられています。

公開日: 2026年09月13日 22:54

エジプトとヨルダンにおけるビタミンDサプリメント利用の実態を調べた質問紙調査 研究論文OpenAlexヨルダン

エジプトとヨルダンにおけるビタミンDサプリメント利用の実態を調べた質問紙調査

ビタミンDは、体内でカルシウムのバランスを保つうえで重要な栄養素です。カルシウムは骨や歯の健康、筋肉の収縮といった働きに欠かせません。論文によると、ビタミンDが不足した状態は、筋力の低下や骨折リスクの増加、心血管疾患や自己免疫疾患などと関連づけられて報告されてきました。

公開日: 2026年09月13日 22:31

プロポリスは産地で中身が変わる — 成分の多様性と人を対象とした研究の現状を整理したレビュー 研究論文OpenAlex韓国

プロポリスは産地で中身が変わる — 成分の多様性と人を対象とした研究の現状を整理したレビュー

プロポリスは、ミツバチなどの社会性のハチが植物の樹脂や新芽の分泌物を集め、ろうや唾液の分泌物と混ぜてつくる粘着性の高い物質です。ハチは巣のすき間をふさぎ、構造を補強し、細菌や寄生虫、真菌から巣を守る役割に使っています。著者らによれば、その色は黄色から赤、濃い褐色まで幅があり、硬さもろう分や温度で変わ…

公開日: 2026年09月13日 22:25

温暖化とともに北上する有毒底生渦鞭毛藻 ― 韓国沿岸での出現状況をまとめた総説 研究論文OpenAlex韓国

温暖化とともに北上する有毒底生渦鞭毛藻 ― 韓国沿岸での出現状況をまとめた総説

海水温の上昇によって、これまで熱帯・亜熱帯にとどまっていた海の生物が、より高緯度の温帯沿岸へ分布を広げつつあります。本論文の著者らは、そうした変化のなかでも「底生性の有害藻類(BHAB)」と呼ばれる渦鞭毛藻に注目し、その生態と毒性、分布の広がり、環境要因に関するこれまでの知見を整理した総説を発表しま…

公開日: 2026年09月13日 22:16