研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

遠洋底びき網漁業が栄養脆弱国の栄養供給に与える影響を推計した研究 研究論文OpenAlexサウジアラビア

遠洋底びき網漁業が栄養脆弱国の栄養供給に与える影響を推計した研究

世界では多くの人が、エネルギー量は足りていても微量栄養素が不足する「隠れた飢餓」を抱えています。魚介類などの水産食品は、ビタミンB12、カルシウム、鉄、亜鉛、そしてDHA・EPAといったオメガ3系脂肪酸の重要な供給源であり、こうした不足を和らげる可能性があると論文は述べています。

公開日: 2026年09月14日 19:44

ADHDのある子ども・若者の超加工食品摂取と生活の質を調べた横断研究 研究論文OpenAlexサウジアラビア

ADHDのある子ども・若者の超加工食品摂取と生活の質を調べた横断研究

注意欠如・多動症(ADHD)は、不注意、多動性、衝動性を特徴とする神経発達症です。研究チームは、食事による働きかけがADHDの症状を抑える助けになりうること、そして薬を使わない方法として生活の質(QoL)の改善につながる可能性があることに着目しました。

公開日: 2026年09月14日 18:35

サウジアラビアの管理栄養士における「食の持続可能性」――知識・態度・実践と食品摂取の調査 研究論文OpenAlexサウジアラビア

サウジアラビアの管理栄養士における「食の持続可能性」――知識・態度・実践と食品摂取の調査

食事のあり方は、人の健康だけでなく地球環境にも関わるとされています。著者らは、持続可能な食事パターンを広めるうえで管理栄養士(ダイエティシャン)が重要な役割を担うと位置づけています。

公開日: 2026年09月14日 16:59

遺伝的な体質と食事の糖質・脂質の摂り方は、肥満とどう関わるか——スリランカの成人を対象とした調査 研究論文OpenAlexサウジアラビア

遺伝的な体質と食事の糖質・脂質の摂り方は、肥満とどう関わるか——スリランカの成人を対象とした調査

肥満のなりやすさには、生まれ持った遺伝的な体質と、日々の食事の両方が関わると考えられています。ただし、その二つがどのように組み合わさって影響するのか——いわゆる「遺伝と食事の相互作用」——については、地域によって分かっていることの量に差があります。

公開日: 2026年09月14日 15:11

野生オリーブの葉とバタフライピー、シーバックソーンを使ったインスタントティー錠の開発研究 研究論文OpenAlexサウジアラビア

野生オリーブの葉とバタフライピー、シーバックソーンを使ったインスタントティー錠の開発研究

手軽に飲めて体によい成分を含む飲料への関心が高まる一方、まだ十分に活用されていない植物素材や、食品加工の過程で出る副産物をどう役立てるかが課題になっています。研究チームは、そうした素材の一つとして野生オリーブの葉に注目しました。論文によれば、この葉はポリフェノール(植物に含まれる抗酸化性の成分群)を…

公開日: 2026年09月14日 01:39

地中海食と健康的な睡眠の組み合わせと肺がん発症リスク——英国の大規模追跡調査からの報告 研究論文OpenAlexサウジアラビア

地中海食と健康的な睡眠の組み合わせと肺がん発症リスク——英国の大規模追跡調査からの報告

がんは世界的に大きな健康課題であり、著者らは、世界保健機関の報告として2020年に約1000万人ががんで亡くなり、これは世界の全死亡のおよそ6分の1にあたると紹介しています。なかでも肺がんは最も多く診断され、がんによる死亡の最大の原因とされています。病期や地域によって異なるものの、肺がんの5年生存率…

公開日: 2026年09月13日 20:53

スーダンの10〜15歳を対象に、食事の傾向と代謝の指標との関係を調べた研究 研究論文OpenAlexサウジアラビア

スーダンの10〜15歳を対象に、食事の傾向と代謝の指標との関係を調べた研究

世界的に子どもの肥満が増えるなか、腹囲の増大や血圧・血糖・血中脂質の異常が重なった状態である「メタボリックシンドローム(MetS)」が問題になっています。研究チームは、こうした代謝の乱れに食事が深く関わることに注目しました。

公開日: 2026年09月13日 17:32

医療従事者のカフェイン摂取と抑うつ症状・ストレス・睡眠の関係を調べた研究 研究論文OpenAlexサウジアラビア

医療従事者のカフェイン摂取と抑うつ症状・ストレス・睡眠の関係を調べた研究

コーヒーやエナジードリンク、紅茶などから摂取するカフェインは、眠気覚ましや集中力維持のために日常的に利用されています。とりわけ交代勤務や長時間労働が珍しくない医療従事者にとって、カフェインは身近な存在といえます。一方で、抑うつ症状や強いストレス、睡眠の質の低下も医療従事者が抱えやすい課題として知られ…

公開日: 2026年09月10日 09:33

食品中のカビ毒『パツリン』を安価な金電極で検出できるか——市販センサーの可能性と限界を検証 研究論文OpenAlexサウジアラビア

食品中のカビ毒『パツリン』を安価な金電極で検出できるか——市販センサーの可能性と限界を検証

リンゴジュースやリンゴピューレなどのリンゴ加工品には、まれに「パツリン」と呼ばれるカビ由来の毒素が含まれることがあります。パツリンは特定のカビが産生する物質で、食品の安全性を確保するためには継続的な監視が欠かせません。こうした毒素の検出には従来、高性能な分析機器を使う方法が使われてきましたが、もっと…

公開日: 2026年09月10日 09:15

スマホの光と睡眠の質、食行動はどう関係するのか——ヨルダンの成人518人を対象にした調査 研究論文OpenAlexサウジアラビア

スマホの光と睡眠の質、食行動はどう関係するのか——ヨルダンの成人518人を対象にした調査

寝る前についスマートフォンを眺めてしまう、部屋の照明をつけたまま眠ってしまう——こうした光との付き合い方は、私たちの睡眠や食生活とどのようにつながっているのでしょうか。夜間の光が体内時計に影響しうることは知られていますが、日常生活における光の浴び方(光曝露行動)と、睡眠の質、食べ方のクセ、さらには腸…

公開日: 2026年09月10日 08:36

サイリウムとコウジ酸を使ったコーティングで、カットざくろの鮮度保持を試みた研究 研究論文OpenAlexサウジアラビア

サイリウムとコウジ酸を使ったコーティングで、カットざくろの鮮度保持を試みた研究

ざくろの実(仮種皮)は皮をむいてすぐ食べられる状態にすると人気の高いフルーツですが、皮をむいた瞬間から傷みが進みやすく、流通や販売の現場では日持ちの短さが課題になっています。今回紹介する研究は、この『カット済みざくろ』の品質をできるだけ長く保つために、食品にコーティングを施すというアプローチを試した…

公開日: 2026年09月09日 07:24

枯草菌の脂質ペプチドに、細胞保護と抗菌の二面性 国際研究が分子レベルで解析 研究論文OpenAlexサウジアラビア

枯草菌の脂質ペプチドに、細胞保護と抗菌の二面性 国際研究が分子レベルで解析

食品の保存性を高めたり、健康に役立つ機能性成分を微生物から見つけ出す研究は、天然由来の添加物や機能性食品素材への関心の高まりとともに進んでいます。今回紹介する研究は、バチルス属(Bacillus)の菌が作り出す『リポペプチド(脂質とペプチドが結合した化合物)』という物質に着目し、その細胞への影響や抗…

公開日: 2026年09月07日 03:31