研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
ヒマの種子を使った発酵調味料づくりで、発酵時間・温度・粒の大きさの組み合わせを数式モデルで検討した研究
ヒマ(トウゴマ、学名Ricinus communis)の種子は油分の多い種子で、ナイジェリア南東部では「オギリ」と呼ばれる発酵調味料の原料として使われています。オギリは独特の風味を持ち、スープやソースに使われます。ただし、生の種子には有毒な成分が含まれるため、そのまま食べることはありません。煮る、種…
公開日: 2026年10月18日 06:01
ジャトロファ・タンジョレンシスの葉から作った緑茶と紅茶の成分と風味の比較
ジャトロファ・タンジョレンシス(Jatropha tanjorensis)は、野菜や薬用植物として伝統的に利用されてきた植物です。一方、その葉をハーブティーとして使う可能性は、これまで十分に調べられていませんでした。
公開日: 2026年10月15日 22:40
タイガーナッツを加えたヨーグルトの栄養成分と食味を調べた研究
ヨーグルトは、乳酸菌が牛乳などに含まれる乳糖を発酵させて作る食品で、たんぱく質やカルシウムの供給源として親しまれています。一方で、研究チームは、ヨーグルトには貧血の予防に重要な鉄分が乏しいことを課題に挙げています。
公開日: 2026年10月09日 20:49
サボテンの一属マミラリアの栄養成分と生理活性に関する研究をまとめた総説
マミラリア(Mammillaria)は、サボテン科のなかでも特に大きく、形の多様な属のひとつです。200を超える種や亜種が知られ、色鮮やかな花や育てやすさから観賞用として国際的に取引されています。原産地の中心はメキシコで、分布は米国南西部、中米、さらに南のコロンビアにまで及びます。
公開日: 2026年10月07日 06:13
昆虫の糞(フラス)と亜鉛・ケイ素を組み合わせたナノ肥料をトマト栽培で試した研究
食料不安が広がるなか、化学肥料に代わる環境負荷の小さい資材として「ナノ肥料」の開発が進んでいます。ナノ肥料とは、ごく微細な粒子の形にした肥料成分のことで、植物が養分を利用しやすくなることが期待されています。ただし著者らによれば、地域で手に入る無機素材と生物由来の素材を組み合わせ、安価で多機能な持続可…
公開日: 2026年09月14日 02:49
魚の加工方法で栄養と味はどう変わる? ティラピア近縁種を油揚げ・燻製・オーブン乾燥で比較した研究
魚は傷みやすい食品のひとつで、世界各地で油で揚げたり、煙でいぶしたり、乾燥させたりといった加工が古くから行われてきています。こうした加工は保存性を高める一方で、栄養価や食べたときの風味・食感にも影響を与えると考えられます。今回紹介する研究は、ナイジェリア産の淡水魚Coptodon guineensi…
公開日: 2026年09月10日 08:52
米粉パンケーキ「シナシル」をプランテンとゴマ粉で栄養強化する試み
西アフリカの一部地域では、米粉を発酵させて焼く円形のパンケーキ「シナシル」が親しまれています。ナイジェリアなどで日常的に食べられている軽食ですが、原料が米粉に偏っているため、たんぱく質やビタミン・ミネラルが少なくなりがちだという課題があります。今回、フェデラル・ダットシンマ大学食品科学技術学部などの…
公開日: 2026年09月09日 04:47
雑穀は健康や食料安全保障にどう役立つのか 栄養と加工方法をまとめたレビュー論文
雑穀(ミレット)は、乾燥や水不足に強い穀物として近年あらためて注目を集めています。米や小麦、トウモロコシと並ぶ栄養的な利点を持つとされながらも、実際にはあまり広く食べられていません。今回、公衆衛生・食料安全保障・持続可能な農業という観点から雑穀の栄養面の利点を整理したレビュー論文が、学術誌『ディスカ…
公開日: 2026年08月31日 14:28
オレンジ肉サツマイモ×バンバラマメ×ナツメヤシ種子で作る新しい複合粉、栄養と機能性を調べた研究
小麦粉の代わりになる原料として、栄養価の高い作物を組み合わせた「複合粉」の研究が各地で進められています。今回紹介するのは、サハラ以南アフリカでたんぱく質・エネルギー不足やビタミンA欠乏の対策になりうるとされる、オレンジ肉サツマイモ(OFSP)とバンバラマメ(BNF)に、ナツメヤシ種子粉(DSF)を組…
公開日: 2026年08月28日 23:26
改変キャッサバ粉に血糖値を抑える働き? 食後血糖応答を調べた研究
キャッサバは熱帯地域を中心に広く食べられているイモ類で、粉に加工して主食や料理の材料として利用されています。近年、糖尿病などの代謝疾患を持つ人向けに、食後の血糖値の上がり方をできるだけ緩やかにする食品への関心が高まっています。今回紹介する研究は、キャッサバ粉に特別な加工(バイオマスを用いた処理)を施…
公開日: 2026年08月10日 18:28
モリンガ・バンバラマメ・トウモロコシの混合粉、抗酸化・血糖管理サポートの機能性食品素材となる可能性
「捨てられがちな葉」や「あまり知られていない豆」が、実は栄養価に優れた食材だったという話を耳にすることがあります。今回紹介するのは、モリンガ(ワサビノキ)の葉粉末、バンバラマメ(アフリカ原産の豆類)、そして黄トウモロコシという3つの植物性素材を組み合わせた「混合粉(コンポジット・フラワー)」に関する…
公開日: 2026年07月31日 08:35
学童向け市販果汁飲料の品質を調査 ナイジェリアの研究、pHや糖度、微生物汚染を比較
子どもたちが日常的に口にする市販の果汁飲料は、どれくらい品質が管理されているのでしょうか。甘くて飲みやすい飲料は学校の売店や近所の店でも手軽に買えますが、その裏側にある酸性度や糖分、ミネラル、そして目に見えない微生物の状態まで意識することはあまりないかもしれません。今回紹介する論文は、ナイジェリア・…
公開日: 2026年07月16日 07:33