研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
エビ殻由来の成分を組み合わせた微粒子——油脂の酸化を防ぐ素材づくりの研究
食品や健康食品の分野では、天然由来で持続可能な原料を使い、酸化しやすい成分を守る仕組みが求められています。この研究で著者らが注目したのは、エビの加工で大量に出る殻です。エビ殻からは、キチンを経て得られる「キトサン」という多糖と、殻から分離されるたんぱく質を分解して得られる「タンパク質加水分解物」の両…
公開日: 2026年09月25日 06:05
母乳と便からマイクロプラスチックを検出 インドネシア沿岸地域の幼児を調べた研究
海の魚がマイクロプラスチックを取り込んでいる、という話を耳にしたことがある人は多いかもしれません。では、そうした環境が実際に子どもの体にどう関わっているのでしょうか。インドネシア・ジェンベル県の沿岸地域プゲル郡で行われたある研究が、発育阻害(スタンティング)がみられる幼児を対象に、母乳と便の中のマイ…
公開日: 2026年07月25日 15:28
発酵大豆抽出物はゼブラフィッシュの鉛毒性による代謝異常を和らげるか──代謝物解析による検討
鉛(Pb)は昔から知られる有害金属で、体内に取り込まれると炎症など様々な悪影響を及ぼすことが知られています。鉛中毒の治療には「キレート療法」と呼ばれる、体内の鉛と結合させて排出を促す方法がありますが、副作用が伴うことが課題とされています。そこで注目されているのが、食品由来の成分による代替的なアプロー…
公開日: 2026年07月22日 23:36
発酵食品由来の抗菌ペプチド、安定性と効果の『パラドックス』とは―インドネシア伝統発酵食品からの知見を紹介
納豆やヨーグルトのような発酵食品には、微生物の働きによってさまざまなペプチド(アミノ酸が連なった小さなタンパク質断片)が生まれることが知られています。その中には、細菌の増殖を抑える働きを持つとされる「抗菌ペプチド」も含まれ、食品の保存性を高めたり、健康分野への応用が期待されたりする天然素材として注目…
公開日: 2026年07月15日 15:34
アブラヤシ花粉を乳酸菌で発酵させると栄養価が変わる? ミツバチの餌としての可能性を調べた研究
アブラヤシ(オイルパーム)の農園では、油を採るための果房づくりの過程で大量の花粉が発生しますが、これまであまり活用されてこなかったといいます。花粉はミツバチにとって重要な栄養源になり得る一方で、アブラヤシの花粉はタンパク質含有量が比較的低く、そのままミツバチの餌として使うには限界があると指摘されてい…
公開日: 2026年06月10日 14:45