研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
プレバイオティクス食物繊維と腸内細菌、短鎖脂肪酸の関係を整理した総説
腸内細菌は、体の代謝や免疫、腸の働きに深く関わることが知られています。腸内細菌は、小腸で消化されずに大腸へ届いた食べ物の成分を発酵させ、短鎖脂肪酸と呼ばれる物質を作ります。主なものは酢酸、プロピオン酸、酪酸の三つです。これらは腸の粘膜のバリア機能や炎症の調節、糖や脂質の代謝、腸と脳の情報のやり取りに…
公開日: 2026年10月14日 05:29
高塩分でも腎臓を守る? コチュジャンと腸内細菌をめぐる動物・細胞研究
肥満は腎臓を傷つける要因の一つとして知られています。論文の序論によると、脂肪分の多い食事や塩分の多い食事は体重を増やすだけでなく腎臓の健康にも影響し、適切な対処がないまま酸化ストレスや炎症が続くと慢性腎臓病へ進むとされています。そのため著者らは、腎臓の健康を保つ食事や食品による対策を探ることが重要だ…
公開日: 2026年10月02日 05:10
食べ物は体内で作り変えられる――腸内細菌が生む代謝物と肥満・2型糖尿病をめぐる総説
肥満と2型糖尿病は、糖や脂質の代謝の乱れ、エネルギーバランスの崩れ、そして慢性的な弱い炎症が続く状態だと、著者らは整理しています。こうした異常は脂肪組織や肝臓、骨格筋、脳など複数の組織の働きの低下につながるため、栄養面からの介入が予防と管理の重要な手段と位置づけられてきました。
公開日: 2026年09月30日 06:24
乳酸菌の一種がマウスの脂肪肝と糖代謝に与えた影響を調べた研究
腸内にすむ細菌の集まり(腸内細菌叢)のバランスが崩れた状態は、「代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)」や糖尿病と関係があると指摘されてきました。MASLDとは、肥満や糖代謝の異常などの代謝の問題を背景に、肝臓に脂肪がたまる病気を指す呼び方です。
公開日: 2026年09月22日 01:28
キャベツ由来の乳酸菌CAB701が体脂肪量に与える影響を調べた無作為化比較試験
肥満は世界的に増え続けている健康課題で、著者らは現在10億人を超える成人が該当するとの推計を紹介しています。食事や運動、薬による対策は進んでいるものの、長期にわたって体重を管理し続けることは依然として難しく、新たな選択肢が求められてきました。
公開日: 2026年09月18日 05:55
腸内細菌由来の代謝物が肝臓の脂肪蓄積を抑える仕組みを報告した研究
代謝機能障害に関連する脂肪性肝疾患(MASLD)は、肝臓に脂肪がたまる病気です。これまでの研究から、腸内細菌叢(腸にすむ細菌の集まり)がこの病気の発生や進行に重要な役割を果たすことが知られていました。しかし、そこでどのような分子レベルの仕組みが働いているのかは、十分に解明されていませんでした。
公開日: 2026年09月15日 07:39
腸内細菌の多様性で反応が変わる? 過体重成人を対象にした乳酸菌由来素材の臨床試験
腸内細菌の構成は人によって大きく異なります。同じ食品やサプリメントを摂っても、体重や代謝への影響が人によってまちまちなのは、この腸内細菌の個人差が関係しているのではないかという見方があります。今回紹介する研究は、過体重の成人を対象に、乳酸菌由来のパラプロバイオティクス素材「Lactiplantiba…
公開日: 2026年08月31日 17:32