研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

腸内細菌由来の代謝物が肝臓の脂肪蓄積を抑える仕組みを報告した研究 研究論文OpenAlex韓国

腸内細菌由来の代謝物が肝臓の脂肪蓄積を抑える仕組みを報告した研究

代謝機能障害に関連する脂肪性肝疾患(MASLD)は、肝臓に脂肪がたまる病気です。これまでの研究から、腸内細菌叢(腸にすむ細菌の集まり)がこの病気の発生や進行に重要な役割を果たすことが知られていました。しかし、そこでどのような分子レベルの仕組みが働いているのかは、十分に解明されていませんでした。

公開日: 2026年09月15日 07:39

エリート男子テコンドー選手における運動時高血圧と白血球テロメア長、抗酸化栄養素の摂取を調べた研究 研究論文OpenAlex韓国

エリート男子テコンドー選手における運動時高血圧と白血球テロメア長、抗酸化栄養素の摂取を調べた研究

この研究は、大学および実業団に所属するエリート男子テコンドー選手を対象に、安静時の高血圧と「運動時高血圧」の有無によって、白血球のテロメア長と栄養摂取の特徴がどう異なるのかを調べたものです。

公開日: 2026年09月14日 03:17

プロポリスは産地で中身が変わる — 成分の多様性と人を対象とした研究の現状を整理したレビュー 研究論文OpenAlex韓国

プロポリスは産地で中身が変わる — 成分の多様性と人を対象とした研究の現状を整理したレビュー

プロポリスは、ミツバチなどの社会性のハチが植物の樹脂や新芽の分泌物を集め、ろうや唾液の分泌物と混ぜてつくる粘着性の高い物質です。ハチは巣のすき間をふさぎ、構造を補強し、細菌や寄生虫、真菌から巣を守る役割に使っています。著者らによれば、その色は黄色から赤、濃い褐色まで幅があり、硬さもろう分や温度で変わ…

公開日: 2026年09月13日 22:25

温暖化とともに北上する有毒底生渦鞭毛藻 ― 韓国沿岸での出現状況をまとめた総説 研究論文OpenAlex韓国

温暖化とともに北上する有毒底生渦鞭毛藻 ― 韓国沿岸での出現状況をまとめた総説

海水温の上昇によって、これまで熱帯・亜熱帯にとどまっていた海の生物が、より高緯度の温帯沿岸へ分布を広げつつあります。本論文の著者らは、そうした変化のなかでも「底生性の有害藻類(BHAB)」と呼ばれる渦鞭毛藻に注目し、その生態と毒性、分布の広がり、環境要因に関するこれまでの知見を整理した総説を発表しま…

公開日: 2026年09月13日 22:16

オーツバーの甘味料と加熱法が品質とアクリルアミド量に与える影響を調べた研究 研究論文OpenAlex韓国

オーツバーの甘味料と加熱法が品質とアクリルアミド量に与える影響を調べた研究

オーツ麦を使ったシリアルバーは、手軽に食べられる間食や食事代わりとして世界的に需要が伸びています。こうしたバーには、材料をまとめて甘みを付ける役割で「シロップ」が加えられ、はちみつがよく使われてきました。近年は健康志向の高まりから、低カロリーの甘味料であるアルロース(D-アルロース)やフラクトオリゴ…

公開日: 2026年09月13日 20:39

遺伝子組換えトウモロコシは代謝物のプロファイルでも親系統と同等か——非標的メタボロミクスによる安全性評価 研究論文OpenAlex韓国

遺伝子組換えトウモロコシは代謝物のプロファイルでも親系統と同等か——非標的メタボロミクスによる安全性評価

遺伝子組換え(GM)作物が市場に出る前には、既存の作物と成分面で大きな違いがないかを確認する「実質的同等性」の評価が行われます。従来はタンパク質や脂質、主要な栄養成分など、あらかじめ決めた項目を測定する方法が中心でしたが、それだけでは見落とす代謝物があるかもしれません。今回、韓国・仁川大学校や農村振…

公開日: 2026年09月10日 09:26

昆虫タンパク質で肉もどき食品の食感と栄養は変わるのか——高水分押出成形による研究 研究論文OpenAlex韓国

昆虫タンパク質で肉もどき食品の食感と栄養は変わるのか——高水分押出成形による研究

大豆やグルテンを原料とする植物肉は、肉の繊維質な食感を再現するために「高水分押出成形」という加工技術を使って作られています。今回紹介する研究では、この植物肉の原料に、脂肪分を除いた食用昆虫由来のタンパク質を加えることで、栄養価や食感の構造がどう変わるかを調べています。使われた昆虫は、ミールワーム(T…

公開日: 2026年09月10日 08:59

食品表示は「読めるか」だけでなく「使うか」が鍵ーソウル市民約3千人の調査から見えた活用パターン 研究論文OpenAlex韓国

食品表示は「読めるか」だけでなく「使うか」が鍵ーソウル市民約3千人の調査から見えた活用パターン

スーパーやコンビニで商品を手に取ったとき、パッケージ裏の栄養成分表示を見る人と見ない人がいる。さらに、表示の意味を理解できる「リテラシー(読み解く力)」と、実際に買い物や食事の判断に「活用」する行動は、必ずしも一致しないのではないか。この点に着目し、ソウル市民を対象に食品表示の理解度と活用度の関係、…

公開日: 2026年09月10日 08:45

納豆・味噌・テンペに宿る『生きていない菌』の働き―腸の健康を支えるポストバイオティクスとは 研究論文OpenAlex韓国

納豆・味噌・テンペに宿る『生きていない菌』の働き―腸の健康を支えるポストバイオティクスとは

納豆や味噌、韓国のチョングッチャン、インドネシアのテンペといったアジアの伝統的な発酵大豆食品は、これまで『生きた菌(プロバイオティクス)』を含む食品として注目されてきました。しかし今回紹介する研究では、視点を少し変えて、発酵の過程で微生物が作り出す『ポストバイオティクス』―すなわち生きた菌そのもので…

公開日: 2026年09月09日 06:35

夕食づくりを手伝う中学・高校生ほど、超加工食品の摂取が少ない傾向 スペインの青少年調査 研究論文OpenAlex韓国

夕食づくりを手伝う中学・高校生ほど、超加工食品の摂取が少ない傾向 スペインの青少年調査

スーパーで買い物かごに何を入れるか、フライパンで何を炒めるか——食卓に並ぶまでの一連の作業に、家庭の子どもがどれだけ関わっているかは、食生活の中身と関係しているのだろうか。今回紹介する研究は、12〜17歳の青少年を対象に、夕食の準備や買い物の手伝いの頻度と、スナック菓子や清涼飲料、菓子パンなどに代表…

公開日: 2026年09月08日 21:30

医学生でも「なんとなく」使うサプリメント――ハノイ医科大学生の機能性食品事情 研究論文OpenAlex韓国

医学生でも「なんとなく」使うサプリメント――ハノイ医科大学生の機能性食品事情

ビタミン剤や青汁、プロテインバーのようないわゆる「機能性食品」は、健康志向の高まりとともに世界的に身近な存在になっています。しかし、その使い方が正しい知識に基づいているかどうかは別の問題です。今回紹介する研究は、将来医療の専門家となる医学生たちが、機能性食品についてどれだけ知り、どのような態度を持ち…

公開日: 2026年09月08日 06:33

アロエベラとグアバ葉の抽出物、魚肉すり身ゲルの食感を左右する――イトヨリダイでの検証 研究論文OpenAlex韓国

アロエベラとグアバ葉の抽出物、魚肉すり身ゲルの食感を左右する――イトヨリダイでの検証

かまぼこやカニ風味かまぼこなどの練り製品は、魚肉(すり身)を加熱して固めることで、あの独特の弾力や歯ごたえを生み出しています。この弾力を支えているのは、魚肉に含まれる筋原線維タンパク質が加熱によって網目状に絡み合う「ゲル化」という現象です。しかし熱帯性の魚は、加熱の途中で自身の酵素がタンパク質を分解…

公開日: 2026年09月08日 05:34