研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

果物・野菜の加工残さに含まれる健康機能成分の可能性を整理した総説 研究論文OpenAlexインド

果物・野菜の加工残さに含まれる健康機能成分の可能性を整理した総説

世界で果物や野菜の生産が増えるにつれ、収穫、加工、流通、消費後の各段階で、皮、種、搾りかす、さやなどの残さが大量に出るようになりました。著者らによると、これらの多くは廃棄物として扱われ、埋め立て地に運ばれることも少なくありません。その結果、環境への負荷となるだけでなく、価値を持つかもしれない資源を失…

公開日: 2026年10月13日 22:03

ハーブ抽出物などを配合した「認知・目の健康サポートグミ」の試作と品質評価 研究論文OpenAlexインド

ハーブ抽出物などを配合した「認知・目の健康サポートグミ」の試作と品質評価

学生や働く人の多くが、一日中スマートフォンやパソコンなどのデジタル機器を使っています。著者は、こうした長時間の画面使用が目の疲れ、集中力の低下、頭の疲れにつながっていると述べています。そのうえで、自然由来で安全性が高く健康によいと考えられることから、ニュートラシューティカル(健康維持を目的とした食品…

公開日: 2026年10月12日 23:35

食品由来の生理活性ペプチドは心臓と代謝の健康にどこまで役立つと言えるか――作用の仕組みを根拠の強さで格付けしたレビュー 研究論文OpenAlexインド

食品由来の生理活性ペプチドは心臓と代謝の健康にどこまで役立つと言えるか――作用の仕組みを根拠の強さで格付けしたレビュー

牛乳、卵、大豆、魚、穀物などに含まれるたんぱく質は、消化や発酵、酵素処理によって小さな断片に分かれます。そのうち、おおむねアミノ酸2〜20個ほどの長さで、栄養素としての働きを超えて体に何らかの作用をもたらす可能性があるものを「生理活性ペプチド」と呼びます。血圧、血糖、脂質、肥満など、心臓・血管と代謝…

公開日: 2026年10月09日 06:27

カテキンとエピカテキンを食品中で安定に保つ方法を整理したレビュー 研究論文OpenAlexインド

カテキンとエピカテキンを食品中で安定に保つ方法を整理したレビュー

カテキンとエピカテキンは、緑茶やチョコレート、果物を使った飲料などに含まれるポリフェノールの一種です。著者らは、これらが抗酸化作用や抗炎症作用、心臓や代謝に関わる性質を示す成分として知られていると紹介しています。一方で、食品の加工や保存の途中で酸化したり、分子の立体的な形が変わる「エピ化(エピメリ化…

公開日: 2026年10月08日 01:33

ウコンの成分クルクミンをめぐる研究の総説 — 報告されている作用と、利用を妨げる吸収の問題 研究論文OpenAlexインド

ウコンの成分クルクミンをめぐる研究の総説 — 報告されている作用と、利用を妨げる吸収の問題

この論文は、ウコン(ターメリック)に含まれる主要な生理活性成分「クルクミン」について、これまでに報告されてきた知見を整理した総説です。総説とは、著者らが新たに実験を行って結果を出すのではなく、すでに発表された複数の研究報告をまとめ、全体像を示す形式の論文を指します。

公開日: 2026年10月02日 22:14

バンレイシ(カスタードアップル)の成分と薬理的な可能性をまとめたレビュー論文の紹介 研究論文OpenAlexインド

バンレイシ(カスタードアップル)の成分と薬理的な可能性をまとめたレビュー論文の紹介

この論文は、熱帯の果実バンレイシ(学名 Annona squamosa L.、英語ではカスタードアップル)について、これまでに公表されている科学文献を整理した総説(レビュー)です。レビューとは、著者らが新しい実験を行うのではなく、既存の研究報告を集めて全体像をまとめる形式の論文を指します。

公開日: 2026年10月02日 02:10

腸内環境から認知機能を考える——薬用植物シャタバリの生理活性成分に関する総説 研究論文OpenAlexインド

腸内環境から認知機能を考える——薬用植物シャタバリの生理活性成分に関する総説

著者らは、認知機能の低下が遺伝的要因だけでなく、生活習慣に関連した要因とも結びつくようになっている現状を出発点に、この総説をまとめています。インスリン抵抗性、酸化ストレス、神経炎症といった要素が重なり合って認知機能の問題が生じるという見方が広がっており、また女性の産後うつや生殖関連のホルモン変動に伴…

公開日: 2026年09月30日 07:12

食べ物は「隠れた毒」になりうるか――アーユルヴェーダのドゥーシーヴィシャ概念から現代の食を読み解く 研究論文OpenAlexインド

食べ物は「隠れた毒」になりうるか――アーユルヴェーダのドゥーシーヴィシャ概念から現代の食を読み解く

アーユルヴェーダでは、食べ物(アンナ)は生命を支える基本的な柱の一つとされてきました。適切な食は健康と長寿を支えますが、不適切な食、汚染された食、あるいは体に合わない組み合わせの食は、逆に病気の原因になりうる――この論考は、そうした古典的な考え方を出発点としています。

公開日: 2026年09月26日 23:04

糖尿病と酸化ストレスにおける桑の葉の役割をまとめた総説 研究論文OpenAlexインド

糖尿病と酸化ストレスにおける桑の葉の役割をまとめた総説

著者は、糖尿病で起こる酸化ストレスの生化学的な仕組みを整理し、そのうえで桑(クワ属、Morus spp.)の葉が酸化ストレスの管理と糖尿病合併症の予防にどのような役割を果たすと報告されてきたかを検討することを目的としています。

公開日: 2026年09月25日 20:38

海藻カウレルパ・ペルタタの皮膚保護作用を調べた研究 研究論文OpenAlexインド

海藻カウレルパ・ペルタタの皮膚保護作用を調べた研究

皮膚は人体で最も大きな器官であり、体温の調節や体液の過剰な喪失の防止、有害物質や微生物の侵入を防ぐ役割を担っています。皮膚の色を決めるメラニンという色素は、紫外線から体を守る働きも持っています。論文の著者らは、メラニンが不足した状態で強い紫外線を長く浴びることが皮膚がんの危険を高めると説明し、紫外線…

公開日: 2026年09月25日 18:16

身近な果物・野菜の抗酸化力を測る——インドの在来植物10種を調べた実験研究 研究論文OpenAlexインド

身近な果物・野菜の抗酸化力を測る——インドの在来植物10種を調べた実験研究

私たちの体内では、代謝の過程で「活性酸素種」や「活性窒素種」と呼ばれる反応性の高い分子が絶えず生じています。これらは本来さまざまな生体機能に関わるものですが、作られすぎたり、体の防御が追いつかなかったりすると「酸化ストレス」という状態になります。抗酸化物質は、こうした不安定な分子に電子や水素を渡して…

公開日: 2026年09月25日 18:10

トウモロコシの「ひげ・芯・皮」を資源として見直す ― 栄養・機能性・産業利用をまとめた総説 研究論文OpenAlexインド

トウモロコシの「ひげ・芯・皮」を資源として見直す ― 栄養・機能性・産業利用をまとめた総説

トウモロコシは世界165か国で栽培され、生産量も増え続けている主要穀物です。しかし、粒を取り出したあとに残るひげ(コーンシルク)、芯(コーンコブ)、皮(コーンハスク)は、栄養や機能性についての知識が広まっていないために、大量に廃棄されたり、飼料や堆肥として使われるにとどまっているのが現状です。著者ら…

公開日: 2026年09月23日 07:09