研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
メガラヤ州ガロ丘陵の伝統的な緑葉野菜、鉄分やたんぱく質が豊富と報告
インドの北東部、メガラヤ州のガロ丘陵に暮らす先住民族の人々は、森や畑の周辺に自生・栽培される緑葉野菜を日常的に食してきました。こうした食材は市場に流通することが少なく、栄養面での価値も十分には調べられていません。中央農業大学(インパール)とメガラヤ州の農業生態学支援団体NESFASの研究者らは、ガロ…
公開日: 2026年09月03日 15:24
捨てるはずの皮が主役に――ドラゴンフルーツの皮とオーツを使った機能性ロール開発の研究
鮮やかな赤紫色の果肉が特徴のドラゴンフルーツ(Hylocereus polyrhizus)。食べた後に残る皮は、通常そのまま捨てられてしまうことがほとんどです。しかし近年、食品加工で出る廃棄物を減らしつつ、健康によいとされる成分を加えた「機能性食品」への関心が高まっています。今回紹介する研究では、こ…
公開日: 2026年08月25日 15:34
植物性ミルクは動物性ミルクの代わりになるか——雑穀ミルクに着目した総説論文
牛乳や乳製品は、豊富な栄養素と多様な生理活性成分を持つことから、古くから人間の食生活の中心的な存在とされてきました。しかし近年、乳糖不耐症や牛乳アレルギー、さらには環境の持続可能性への関心の高まりを背景に、動物由来のミルクから、大豆やアーモンド、オーツ、米などの植物・穀物由来の代替ミルクへと関心が広…
公開日: 2026年08月16日 20:26
タケノコの機能性成分に注目——栄養と健康をめぐる可能性を整理した研究
春の味覚として親しまれるタケノコ。煮物や炊き込みご飯などでおなじみですが、実は近年、単なる食材としてだけでなく「機能性食品」としての注目度が高まっていることをご存知でしょうか。イネ科の多年生植物であるタケの若い芽であるタケノコは、アフリカ、アジア、南米など幅広い気候帯で見られ、建築材や家具、工芸品、…
公開日: 2026年08月13日 20:27
副産物ココナッツ果肉から作る「ココナッツフラワー」、魚肉ソーセージの新素材になるか
ココナッツミルクを作る過程では、しぼった後の果肉が大量に残ります。この残渣は、多くの場合廃棄されてしまう副産物ですが、乾燥させて粉状に加工すれば「ココナッツフラワー」として食品に活用できる可能性があります。今回紹介する研究は、このココナッツフラワーを魚肉ソーセージ(ティラピアを使用)に加える機能性素…
公開日: 2026年07月22日 23:30
南インドの発酵シコクビエ飲料「ケルヴァラグ・クーズ」、高齢者への聞き取りで伝統の知恵を記録
インドには、地域に根ざした発酵食品が数多く存在します。今回紹介する研究は、南インド・タミル・ナードゥ州で古くから飲まれてきた「ケルヴァラグ・クーズ」という発酵飲料に着目したものです。原料となるシコクビエ(インドでは「ラギ」と呼ばれる)は、ミネラルやカルシウムが豊富な穀物として知られ、消化のよさから「…
公開日: 2026年07月19日 21:28