研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
「持続可能な食事」と健康影響の研究はどう行われてきたか:97件の研究を整理したスコーピングレビュー
環境への負荷が小さく、健康にもよい「持続可能な食事」への関心が高まっています。国連の持続可能な開発目標(SDGs)を背景に、食生活の見直しを政策に取り入れる動きもあり、各国の食事指針に持続可能性の観点を加える機関も出てきました。
公開日: 2026年10月16日 21:44
加えた砂糖を高甘味度甘味料に置き換えると食事全体の環境負荷はどう変わるか:オランダの高カロリー食を対象にした試算
食品や飲み物に加えられる砂糖のとりすぎは、肥満や糖尿病、むし歯などとの関連が指摘されています。その対策として、砂糖の数百倍の甘さを持ち、カロリーがほとんどない「高甘味度甘味料(非栄養性甘味料)」で甘みを補う方法が提案されています。ステビア由来の成分(ステビオール配糖体)やアスパルテーム、スクラロース…
公開日: 2026年10月09日 01:32
赤身肉・加工肉を減らす食生活への移行が英国の健康にもたらす影響を試算した研究
肉の摂取を減らし、植物性の食品を増やすことは、慢性疾患の予防と環境面の持続可能性という二つの観点から、ヨーロッパ各国で優先課題とされています。これまでの研究でも、政策による働きかけが人々の食のパターンを肉の削減目標に近づけうることは示されてきました。しかし研究チームによれば、そうした食の変化が実際に…
公開日: 2026年09月18日 09:37
特許による技術革新は養殖業の輸出を伸ばすのか——欧州のデータから見えてきたこと
サーモンやトラウトといった養殖魚は、ヨーロッパの水産業にとって重要な輸出品です。育種技術や飼育システムの改良といった技術革新は、しばしば産業競争力を高める要因として語られますが、それが実際に輸出の伸びにどうつながっているのかを定量的に確かめた研究は多くありませんでした。今回紹介する論文は、コペンハー…
公開日: 2026年09月04日 06:28
食品への信頼、コロナ禍でどう変わった?欧州13カ国・6年間の調査
私たちは食品を口にするとき、生産者や販売者、そして国の監督機関をどれくらい信頼しているだろうか。食への信頼は、表示の見方や食品選びの行動にも関わるといわれるテーマだが、その水準が年々どう推移しているのかは意外と知られていない。今回紹介するのは、欧州12カ国とイスラエルを対象に、2019年から2024…
公開日: 2026年09月04日 05:29
食用クラゲへの心理的ハードル、欧州3か国調査でわかったこと
近年、持続可能な海洋資源として「クラゲ」を食品に活用する試みが世界各地で提案されています。しかし、クラゲを日常的に食べる文化を持たない欧米圏の消費者が、実際にクラゲ料理をどう受け止めるのかについては、これまであまり詳しく調べられてきませんでした。今回紹介する研究は、フィンランド・アイルランド・オラン…
公開日: 2026年07月29日 01:37