研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
ゴーヤーの果実が育つにつれサポニンが減る時期に、どの遺伝子が働きを弱めるのか:代謝物と遺伝子発現を合わせた解析
ゴーヤー(ニガウリ)は広く栽培される野菜です。苦味や薬理的な価値の多くは、果実に含まれる「トリテルペノイドサポニン」と呼ばれる成分群によると考えられています。この成分群は、炭素の骨格に糖が結合した化合物の仲間です。
公開日: 2026年10月10日 06:58
ビワの果肉・果皮・種子・葉・花に含まれる成分と活用の可能性を部位ごとに整理した総説
ビワはバラ科の常緑果樹で、中国では2000年以上の栽培の歴史があり、食品と薬の両面で使われてきた植物です。中国では果肉に加えて葉と花も新しい食品原料として認められ、2014年と2019年にそれぞれ公的な目録に掲載されました。
公開日: 2026年10月10日 06:40
ココヤシ由来の蜂花粉を13か月追跡し、成分と目印となる化合物を調べた研究
ミツバチは花から集めた花粉に蜜や分泌物を混ぜて小さな粒にし、巣へ持ち帰ります。この粒は「蜂花粉(ビーポーレン)」と呼ばれ、食品やサプリメントとして流通しています。その成分は、どの植物の花粉か、気候や土壌、養蜂の方法、保存の状態などによって大きく変わることが知られています。そのため、製品がどの植物に由…
公開日: 2026年10月10日 06:11
スイカズラ(金銀花)の成分と健康に関わる働きをまとめた総説
スイカズラ(学名 Lonicera japonica、中国名「金銀花」)は、中国・日本・韓国などで何世紀にもわたって利用されてきた食用にもなる薬用植物です。伝統中国医学では上等な生薬とされ、乾燥したつぼみや咲き始めの花、茎が主に使われてきました。論文によると、炎症性の不調やかぜに伴う症状に用いられる…
公開日: 2026年10月10日 06:00
ミールワーム粉を加えたココアマフィンの栄養と食べやすさを調べた研究
食用昆虫は栄養価が高く、持続可能な食材として、パンや焼き菓子への利用が注目されています。研究チームは、甲虫の一種であるチャイロコメノゴミムシダマシ(Tenebrio molitor)の幼虫、いわゆるミールワームを粉末にした「ミールワーム粉」に着目しました。
公開日: 2026年10月10日 05:52
タイガーナッツを加えたヨーグルトの栄養成分と食味を調べた研究
ヨーグルトは、乳酸菌が牛乳などに含まれる乳糖を発酵させて作る食品で、たんぱく質やカルシウムの供給源として親しまれています。一方で、研究チームは、ヨーグルトには貧血の予防に重要な鉄分が乏しいことを課題に挙げています。
公開日: 2026年10月09日 20:49
ナイルティラピア稚魚の顔の潰瘍「慢性びらん性皮膚症」と外部寄生虫の関連を調べた研究
ナイルティラピアはタイの淡水養殖で最も多く生産されている魚で、世界的にも生産量が大きく伸びている重要な養殖魚です。研究チームが注目したのは、この魚の頭部、とくに目の後ろあたりに傷がえぐれたような潰瘍ができる「慢性びらん性皮膚症(CED)」と呼ばれる病気です。
公開日: 2026年10月09日 20:27
ルーマニアで育成されたインゲンマメ3系統のさやを2年間分析し、栄養成分とDNAの特徴を比べた研究
インゲンマメは世界で最も多く食べられているマメ科作物の一つです。乾燥した豆だけでなく、若いさやも「さやいんげん」として野菜に使われます。たんぱく質、食物繊維、ミネラル、ポリフェノールなどを含むため、食品の原料としても関心が高まっています。
公開日: 2026年10月09日 20:16
マメゾウムシの卵に寄生するハチを放す回数とササゲの被害の違いを調べた研究
ササゲは豆の一種です。その生産や保存を妨げる害虫に、ヨツモンマメゾウムシ(Callosobruchus maculatus)があります。この虫は畑でササゲに付き、その被害は収穫後も続くことがあります。
公開日: 2026年10月09日 06:23
イリ川流域で育つ5品種のハナカイドウ類、果実と葉の光合成の特徴を比較した研究
マルス・スペクタビリス(Malus spectabilis、英名 Chinese flowering crab apple)は、中国原産のバラ科の落葉樹で、花や実を観賞でき、果実を食用にもできるリンゴの仲間です。中国・新疆ウイグル自治区北西部のイリ川流域では、観賞価値の高さ、食べられる果実、環境への…
公開日: 2026年10月09日 05:53
樹種の違いと根のまわりの微生物・化学物質の関係を調べた研究:中国・亜熱帯林のマツとフウの比較
植物の根のすぐ近くの土は「根圏(こんけん)」と呼ばれ、細菌や菌類などの微生物が密集しています。これらの微生物は養分の循環や植物の健康に関わり、森林の働きを支える重要な存在です。木の種類や森の構成によって根圏の微生物が変わることは知られていましたが、その違いがどのような化学的な仕組みと結びついているの…
公開日: 2026年10月09日 05:44
インドネシアのハイブリッド米品種の導入は稲作の生産性を高めたか:全国農家調査による分析
インドネシアでは米が主食ですが、農地の転用による作付面積の減少や気候の変動により、米の生産が圧迫されています。政府は2007年から優良種子の補助金を配布し、2017年には無償配布にも広げるなど、収量の向上を目指してきました。その柱の一つがハイブリッド品種です。ハイブリッド品種とは、異なる親系統を掛け…
公開日: 2026年10月09日 05:03