研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

ダイズ油のパルミチン酸割合を高める遺伝子変異KASII-A L263Fを構造・計算・遺伝の三方向から解析した研究 研究論文OpenAlex韓国

ダイズ油のパルミチン酸割合を高める遺伝子変異KASII-A L263Fを構造・計算・遺伝の三方向から解析した研究

ダイズは世界で最も重要な油糧作物の一つで、その油の性質はおもに5種類の脂肪酸の比率で決まります。そのうち飽和脂肪酸のパルミチン酸を多く含む油は、酸化に強く、固形の油脂としての性質も持ちます。そのため、トランス脂肪酸を生じる部分水素添加をせずにマーガリンなどを作る用途が期待され、品種改良の目標の一つと…

公開日: 2026年10月14日 08:35

ゲノム編集でダッタンソバの種子の苦みを抑える:ルチン分解酵素遺伝子FtRDE2を働かなくした研究 研究論文OpenAlexポーランド

ゲノム編集でダッタンソバの種子の苦みを抑える:ルチン分解酵素遺伝子FtRDE2を働かなくした研究

ダッタンソバは、厳しい環境でも育ちやすい穀物のような作物です。グルテンを含まず、タンパク質やミネラルに加えて、フラボノイドの一種であるルチンを多く含みます。一方で、種子の強い苦みが普及の妨げになっていると、著者らは述べています。

公開日: 2026年10月14日 07:31

発芽緑豆をマイクロ波で加熱したフレークを小規模生産した場合の採算性の試算 研究論文OpenAlexインド

発芽緑豆をマイクロ波で加熱したフレークを小規模生産した場合の採算性の試算

豆類は比較的安価な植物性たんぱく質の供給源です。しかし、緑豆(学名 Vigna radiata L.)は、粒のまま、ダール(豆を煮込んだ料理)、もやしとして食べられることが多く、長時間水に浸して煮る手間がかかります。

公開日: 2026年10月13日 22:21

カボチャの種とチアシードを比べる:栄養成分の違いと食品への使い分けを整理した総説 研究論文OpenAlexパキスタン

カボチャの種とチアシードを比べる:栄養成分の違いと食品への使い分けを整理した総説

基本的な栄養を補うだけでなく、体の働きに役立つことが期待される食品は「機能性食品」と呼ばれます。植物の種はその素材として盛んに研究されており、なかでもカボチャの種とチアシードは、たんぱく質や脂質、食物繊維、抗酸化成分などを豊富に含むことから注目されています。

公開日: 2026年10月12日 10:57

栽培地の環境と草姿の違いはササゲ種子のデンプン・タンパク質・アントシアニンにどう関わるか 研究論文OpenAlexロシア

栽培地の環境と草姿の違いはササゲ種子のデンプン・タンパク質・アントシアニンにどう関わるか

ササゲ(学名 Vigna unguiculata)は乾燥に強いマメ科作物です。種子にはタンパク質やデンプン、生理活性をもつ成分が多く含まれます。著者らは、気候変動が進むなかでロシア南部での栽培が有望な作物だと位置づけています。

公開日: 2026年10月12日 06:25

代替飼料で育てたヨーロッパヘダイの食感・色・香り・味わいを比べた研究 研究論文OpenAlexスペイン

代替飼料で育てたヨーロッパヘダイの食感・色・香り・味わいを比べた研究

地中海の養殖では、ヨーロッパヘダイ(学名 Sparus aurata、英名 gilthead sea bream)が経済的に重要な魚種です。従来の養殖用飼料は、天然魚から作る魚粉と魚油に大きく依存してきました。しかし、これらの海洋資源には限りがあります。そのため、配合量を減らす取り組みが続いています…

公開日: 2026年10月11日 21:37

パーボイルドライスの色を機器測定で客観的に評価する試み 研究論文OpenAlexアメリカ

パーボイルドライスの色を機器測定で客観的に評価する試み

パーボイルドライスは、籾を水に浸して加熱し、乾燥させてから精米する加工米です。研究チームによると、この加工によって精米の性能は向上しますが、米に好ましくない色が付きやすくなります。その色は、消費者の受け入れや市場での等級評価に影響します。

公開日: 2026年10月11日 08:54

トルコ・トゥンジェリ地方に自生するローズヒップ10系統の果実特性と成分の比較 研究論文OpenAlexトルコ

トルコ・トゥンジェリ地方に自生するローズヒップ10系統の果実特性と成分の比較

ローズヒップ(ドッグローズ、学名Rosa canina L.)は野生の果樹で、ビタミンCやフェノール化合物(植物に含まれるポリフェノール類などの成分)を多く含み、抗酸化活性が高いことから、栄養面・機能面で価値が認められています。

公開日: 2026年10月11日 08:30

パン・菓子製造由来の元食品を配合した低炭素飼料が豚の成長と豚肉の特性に与える影響を調べた研究 研究論文OpenAlexオランダ

パン・菓子製造由来の元食品を配合した低炭素飼料が豚の成長と豚肉の特性に与える影響を調べた研究

動物性たんぱく質の需要が世界的に高まるにつれ、家畜の飼料と人の食料が原料を奪い合う「飼料と食料の競合」や、温室効果ガス排出による環境負荷が問題になっています。

公開日: 2026年10月11日 05:16

農地の「食べられる雑草」の栄養と食品・農業での活用可能性を整理した総説 研究論文OpenAlexインド

農地の「食べられる雑草」の栄養と食品・農業での活用可能性を整理した総説

雑草は、水や養分、光、場所を作物と奪い合い、収穫を減らす厄介な植物と考えられてきました。そのため雑草管理は、機械や薬剤などで取り除くことを中心に進められてきました。一方で、農地に生える雑草の中には、昔から各地で食べられてきた種類もあります。

公開日: 2026年10月10日 22:19

GABAを多く含むトマトをつくる技術をまとめた解説論文 研究論文OpenAlexインド

GABAを多く含むトマトをつくる技術をまとめた解説論文

トマトは世界中で栽培され、ビタミンやミネラル、抗酸化物質を含む身近な野菜です。一方で、果実に含まれるGABA(ガンマアミノ酪酸)はもともと少量です。GABAはたんぱく質の材料にはならないアミノ酸の一種で、植物では成長や代謝、ストレスへの反応の調節に関わります。人では神経系での働きが知られ、ストレスや…

公開日: 2026年10月10日 12:39

水揚げから輸出準備までのマグロの取り扱いを分析し、輸出品質の向上策を探った研究 研究論文OpenAlexインドネシア

水揚げから輸出準備までのマグロの取り扱いを分析し、輸出品質の向上策を探った研究

この研究は、インドネシアのブングス遠洋漁港(PPSブングス)で水揚げされたマグロが、輸出できる状態になるまでにどのように取り扱われているかを分析したものです。研究チームは、水揚げから輸出準備までの工程を整理し、2隻の漁船(船Aと船B)の取り扱い手順を比べて、マグロを扱う企業PT Lintas Lau…

公開日: 2026年10月10日 07:01