研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

食料インフレは家計をどう変えるのか——ナイジェリア・アバ市の調査から 研究論文OpenAlexオランダ

食料インフレは家計をどう変えるのか——ナイジェリア・アバ市の調査から

食料品の値段が上がると、私たちの食卓や家計はどのように変わるのでしょうか。ナイジェリア南東部アビア州の商業都市アバでは、近年の食料インフレが暮らしに大きな影響を及ぼしていると指摘されています。今回紹介する研究は、この街に暮らす世帯を対象に、食料価格の上昇が家計の支出パターン、栄養の質、そして人々がと…

公開日: 2026年08月12日 19:28

南米近海のウニ、卵と精巣の「見た目」と「味」の関係を調べた研究 研究論文OpenAlexメキシコ

南米近海のウニ、卵と精巣の「見た目」と「味」の関係を調べた研究

寿司や海鮮丼で人気の「ウニ」。あの独特な甘み・うまみを持つオレンジ〜黄色の部分は、実はウニの生殖巣(精巣・卵巣)で、専門的には「ウニ」と呼ばれる食材です。市場では、色や食感、大きさによって品質のランク分けがされていますが、見た目のよさと実際の栄養・味の成分にはどんな関係があるのでしょうか。今回紹介す…

公開日: 2026年08月12日 00:29

改変キャッサバ粉に血糖値を抑える働き? 食後血糖応答を調べた研究 研究論文OpenAlexナイジェリア

改変キャッサバ粉に血糖値を抑える働き? 食後血糖応答を調べた研究

キャッサバは熱帯地域を中心に広く食べられているイモ類で、粉に加工して主食や料理の材料として利用されています。近年、糖尿病などの代謝疾患を持つ人向けに、食後の血糖値の上がり方をできるだけ緩やかにする食品への関心が高まっています。今回紹介する研究は、キャッサバ粉に特別な加工(バイオマスを用いた処理)を施…

公開日: 2026年08月10日 18:28

養殖カンパチの血液検査値、季節でどう変わる? アドリア海での調査 研究論文OpenAlexイギリス

養殖カンパチの血液検査値、季節でどう変わる? アドリア海での調査

近年、地中海の養殖業で注目を集めている魚に「カンパチ(Seriola dumerili)」がいます。成長が早く市場価値も高いことから養殖対象として期待される一方、魚の健康状態を血液検査で正確に把握するための基準値が、この種ではまだ十分に整備されていませんでした。人間の健康診断でも「基準値」があるから…

公開日: 2026年08月10日 05:29

「フードデザート」は一律に語れない?地域の実情に合わせた食料アクセス対策を考える研究 研究論文OpenAlex韓国

「フードデザート」は一律に語れない?地域の実情に合わせた食料アクセス対策を考える研究

スーパーが遠く、新鮮な食料品を買いにくい地域は「フードデザート(食の砂漠)」と呼ばれ、健康や暮らしに関わる問題として世界各地で注目されてきました。これまでの議論では「最寄りの店までの距離が遠いかどうか」が主な指標とされることが多かったのですが、実際にはお金の余裕や移動手段、地域ごとの食文化なども関わ…

公開日: 2026年08月09日 19:27

オレンジの皮が微細藻類の脂肪酸組成を変える? 柑橘副産物を使った混合栄養培養の研究 研究論文OpenAlexイタリア

オレンジの皮が微細藻類の脂肪酸組成を変える? 柑橘副産物を使った混合栄養培養の研究

私たちが日常的に食べているオレンジ。その果肉を絞ったあとに残る「皮」は、多くの場合廃棄物として扱われます。しかし近年、こうした農産業由来の副産物を有効活用し、新たな価値を生み出そうとする研究が世界各地で進められています。今回紹介するのは、そんなオレンジ果皮の抽出物を、微細藻類の培養に活用しようとする…

公開日: 2026年08月09日 18:31

カボチャの若葉、調理法で栄養や機能性はどう変わる? 蒸す・茹でる・電子レンジ・炒めるを比較した研究 研究論文OpenAlexポーランド

カボチャの若葉、調理法で栄養や機能性はどう変わる? 蒸す・茹でる・電子レンジ・炒めるを比較した研究

カボチャといえば実を食べるのが一般的ですが、その若い葉も葉物野菜として食べられることをご存じでしょうか。カボチャの葉(Cucurbita maxima)は栄養や機能性成分を豊富に含む可能性がありながら、十分に活用されていない食材だとされています。とはいえ、野菜は生のまま食べることは少なく、多くの場合…

公開日: 2026年08月09日 18:30

アマランサス葉粉末入りマフィン、栄養と食べやすさの両立点はどこにある? 研究論文OpenAlex南アフリカ

アマランサス葉粉末入りマフィン、栄養と食べやすさの両立点はどこにある?

アフリカや東南アジアなどで古くから食べられてきた葉物野菜「アマランサス」をご存じでしょうか。栄養価の高い在来野菜として知られていますが、日常的にたくさん食べてもらうにはひと工夫が必要です。そこで研究者たちが目をつけたのが、私たちにとって身近な焼き菓子「マフィン」でした。アマランサスの葉を粉末にして小…

公開日: 2026年08月09日 18:27

養魚池の『天然エサ』にひそむアミノ酸の謎——藻類・動物プランクトン・底生動物を比較した研究 研究論文OpenAlexチェコ

養魚池の『天然エサ』にひそむアミノ酸の謎——藻類・動物プランクトン・底生動物を比較した研究

コイの養殖といえば人工飼料を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、実は池の中には藻類や動物プランクトン、底生動物(ベントス)といった『天然の食べ物』が存在し、これらも魚の栄養源として重要な役割を果たしていると考えられています。しかし、こうした天然食物のタンパク質やアミノ酸組成については、これまで情報…

公開日: 2026年08月09日 14:27

アジアの食肉産業はどう変わる? 技術と伝統が混ざり合う独自の「移行モデル」を読み解く研究 研究論文OpenAlex中国

アジアの食肉産業はどう変わる? 技術と伝統が混ざり合う独自の「移行モデル」を読み解く研究

食卓に並ぶお肉が、これからどんな形で作られていくのか——そんな問いを考えるうえで、アジアは世界でも特に注目される地域です。アジアは世界の食肉生産の40%以上を占めており、今後は所得の増加にともなって一人当たりの食肉消費量が世界的に増えていくと見込まれています。その一方で、環境への負荷の増大に加え、輸…

公開日: 2026年08月09日 04:29

スイカズラ抽出物はウサギ肉を長持ちさせるか?脂質・タンパク質の酸化抑制を調べた研究 研究論文OpenAlex中国

スイカズラ抽出物はウサギ肉を長持ちさせるか?脂質・タンパク質の酸化抑制を調べた研究

お肉を冷蔵庫で保存していると、時間の経過とともに色や香り、食感が少しずつ変化していくことがあります。これは肉に含まれる脂質やタンパク質が酸素と反応して劣化していく「酸化」という現象が関係しています。食品の保存性を高めるために合成の保存料が使われることもありますが、近年では植物由来の天然成分を活用しよ…

公開日: 2026年08月08日 23:29

共食いに悩む巨大ナマズの赤ちゃん、何を食べさせれば育つのか——スタインダクネリドン属の仔魚飼育を探る研究 研究論文OpenAlexブラジル

共食いに悩む巨大ナマズの赤ちゃん、何を食べさせれば育つのか——スタインダクネリドン属の仔魚飼育を探る研究

川で育つ大型ナマズの仲間には、ふ化してまもない時期に仲間同士で食べ合ってしまう「共食い」に悩まされる種がいます。養殖の現場では、この共食いによって仔魚(ふ化直後の稚魚)の生存率が大きく下がってしまうことが課題になっているそうです。今回紹介する論文は、南米に生息するスタインダクネリドン属(Steind…

公開日: 2026年08月08日 18:29